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UI とタイトに結び付いたものが必要な場合、ネイティブのライブラリに比べてパフォーマンスが上がらないし、サーバーとインタラクションが必要な場合、フォームで事足りる。インタラクションを減らす目的なら JavaScript で十分事足りる。
フォーム+JavaScript より高度で、ネイティブライブラリを使うまでもない用途、となると凄く狭い領域というか、それこそブラウザの UI 設計だけじゃなかろうか、と少し悲観的な私でございます。
WWW ブラウザは、登場当初からファイルマネージャの類をネットワークワイドに拡張したものだ、と言う認識があります。OS と統合される、ってのはそこから来てる話なわけですし。
つまり、ファイルマネージャを作ると言うのは、ブラウザの UI 設計への適用と同じ事ではなかろうかと思うのです。
どちらかというと、ウェブサイト自体を旧来のアプリケーション的なものにできる、という利点があるというのが私見です。HTTP 経由とかの認証機構がないという問題もありますが。それができれば、.Net と近いものになるのではないでしょうかね
XUL が絶対に勝てないのは、速度的なパフォーマンスでしょうね。その代わりに、クロスプラットフォームなサービスを提供できると。Linux の .Net 互換なフレームワークは遅いらしいので、それには勝てるかも知れませんが。
ボタンが押された時のアクションなどのコールバックはJavaScriptなどDOMオブジェクト(Mozillaの場合はXPCOMオブジェクトで実装)を操作出来る言語にマップされます。まともなアプリケーションとなるとJavaScriptでカバーできるはずもなく、XPCOMを操れる言語であるC++やJavaで行うことになります。この時点でコンポーネントプログラミングの正体を始めてみた人なんかは、しばらく苦悶することだと思われます。まぁ、WindowsでActiveXをC++から書くのや、OpenOffice.OrgでUNOをC++で書くのと同じです。それにくらべればC#やVBやJavaScriptがいかに楽にコンポーネントを作成出来るかを思い知るでしょう。
誰かがXULプログラミングなんて書いたせいで、勘違いさんが多発してるようですが、XULで記述できる範囲はあくまでGUIの部品のレイアウト。GTK+ベースでよく使われているlibgladeと殆ど同じですよ(XULがCSSを使ったGUIのデザインまでカバーしてる点等は違いますが)。
いや、勘違いさんじゃないですよ。 XUL、XPConnect、XPCOM の連携機
どちらかというと、ウェブサイト自体を旧来のアプリケーション的なものにできる、という利点があるというのが私見です。HTTP 経由とかの認証機構がないという問題もありますが。それができれば、.Net と近いものになるのではないでしょうかね。多分、.Net フロントエンドよりも、XUL の方がレガシーな技術とのしがらみが少ない(殆ど無い?)のではないかな?
XUL がマッチしそうなアプリケーションって何かあるかな。
アドベンチャーゲームはどうでしょうか。
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
なにが出来るかって (スコア:1, 参考になる)
まぁそれに限らず mozdev.org 眺めていると楽しい。
Re:なにが出来るかって (スコア:0)
# 私のところだけかもしれませんけど。
たんなるユーザーインターフェースとしてXULを使うのならば全然問題なさそうだけど、こうやってグラフィック表示
Re:なにが出来るかって (スコア:2, 興味深い)
UI とタイトに結び付いたものが必要な場合、ネイティブのライブラリに比べてパフォーマンスが上がらないし、サーバーとインタラクションが必要な場合、フォームで事足りる。インタラクションを減らす目的なら JavaScript で十分事足りる。
フォーム+JavaScript より高度で、ネイティブライブラリを使うまでもない用途、となると凄く狭い領域というか、それこそブラウザの UI 設計だけじゃなかろうか、と少し悲観的な私でございます。
の
Re:なにが出来るかって (スコア:2, 興味深い)
サイドバーにファイル、Webページ、等が登録されていて、メインのペインにWebファイルやローカルファイルが見れてファイルをクリックしたりすると、画像(Gekkoで表示)やhtml(gekkoで表示)、アプリ(ヘルパーアプリとして登録)が動いて、ドラッグアンドドロップでWebページへのアップロードとか、ファイルの整理が出来ちゃったりなんかしちゃったり、とか・・・。機能が足りなきゃローカルなWebサーバーで補助。
駄目っすか<駄目そうな気がする。
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#そんなワタシはOS/2ユーザー:-)
Re:なにが出来るかって (スコア:1, 参考になる)
他にもオフィスとかCVSのフロントエンドとかあるようです。
# XULプログラミングって楽しそうだなぁ。
Re:なにが出来るかって (スコア:0)
Re:なにが出来るかって (スコア:0)
まぁ確かにかなりの部分は XPCOMに押し込められてはいるけど
XUL(XML+CSS+JS)の JS による scriptable な点にも利点がある
訳だし。
Re:なにが出来るかって (スコア:0)
Re:なにが出来るかって (スコア:1)
WWW ブラウザは、登場当初からファイルマネージャの類をネットワークワイドに拡張したものだ、と言う認識があります。OS と統合される、ってのはそこから来てる話なわけですし。
つまり、ファイルマネージャを作ると言うのは、ブラウザの UI 設計への適用と同じ事ではなかろうかと思うのです。
の
Re:なにが出来るかって (スコア:0)
ものなのでファイルのマネージメントの機能は殆どないですよね。
ファイルマネージャのうち、ファイル・ディレクトリブラウズ
だけを抜き出してネットワ
Webブラウジングとファイルマネージャ (スコア:1)
Re:Webブラウジングとファイルマネージャ (スコア:1)
似たような韻をふむよーなぶつとして
・xmlとLISPのS式
・インタプリタの興隆
・言語の低レベルから高レベルへの変化
とかありそーな気が。
タトってる?
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#そんなワタシはOS/2ユーザー:-)
Re:なにが出来るかって (スコア:1)
「簡単」というのでは駄目でしょうか?
Form+JavaScriptだけでも多くのことは可能ですが、
例えば、サブメニューを出そうとすると
ごちゃごちゃコードを書かないといけなかったような。
# エディタが何とかしてくれるからいいという話もあるけど。
Re:なにが出来るかって (スコア:0)
どちらかというと、ウェブサイト自体を旧来のアプリケーション的なものにできる、という利点があるというのが私見です。HTTP 経由とかの認証機構がないという問題もありますが。それができれば、.Net と近いものになるのではないでしょうかね
Re:なにが出来るかって (スコア:1, すばらしい洞察)
ボタンが押された時のアクションなどのコールバックはJavaScriptなどDOMオブジェクト(Mozillaの場合はXPCOMオブジェクトで実装)を操作出来る言語にマップされます。まともなアプリケーションとなるとJavaScriptでカバーできるはずもなく、XPCOMを操れる言語であるC++やJavaで行うことになります。この時点でコンポーネントプログラミングの正体を始めてみた人なんかは、しばらく苦悶することだと思われます。まぁ、WindowsでActiveXをC++から書くのや、OpenOffice.OrgでUNOをC++で書くのと同じです。それにくらべればC#やVBやJavaScriptがいかに楽にコンポーネントを作成出来るかを思い知るでしょう。
Re:なにが出来るかって (スコア:0)
いや、勘違いさんじゃないですよ。 XUL、XPConnect、XPCOM の連携機
Re:なにが出来るかって (スコア:0)
Re:なにが出来るかって (スコア:1)
Mozilla/XUL を使うと真面目なGUIとウェブとサーバーサイドロジックをスクリプトで結合できるので非常に楽しいです。IEコンポーネントを使ったブラウザが多数出たように、雨後の竹の子のようにこれを使ったブラウザ/アプリケーションが出るかも…
Re:なにが出来るかって (スコア:0)
Re:なにが出来るかって (スコア:1)
バージョンアップの度にアプリがランタイムを書き換えて不整合が起こりそうな気がするです。今のOfficeのランタイム書き換えを見ていると、ランタイムを固定してくれればいいけど、ばかすか書き換えが出ると意味ねー、って事になりませんか?
IDLでも似たような問題が起こりそうですが、ランタイムを適切にラップする事が出来るので、Aアプリだと旧ランタイム、Bアプリだと新ランタイムってのも出来る気がするです<ホントか、ソレ?
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#そんなワタシはOS/2ユーザー:-)
Re:なにが出来るかって (スコア:0)
http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/default.asp?url=/japan/msd... [microsoft.com]
Microsoft がやったのは IDL を追放したのではなくて、各種言語のコンパイラが共通ランタイムのバイトコード(MSIL オブジェクト)を吐くようにして、その結果
コンパイル結果を MSIL 形式にしてオブジェクトファイルにメタデータ入れたので IDL は不要です
という話です。ちなみに異種システムが混在する環境でリモートサービスとして提供する(=ウェブサービスとして提供する)時は IDL
Re:なにが出来るかって (スコア:0)
Re:なにが出来るかって (スコア:0)
Re:なにが出来るかって (スコア:0)
Re:なにが出来るかって (スコア:1)
CORBAベースでWarp4が出た頃は既にあったと思ったっす。OS2とWindows用だったかと。AIX版はあったのかなぁ・・・。
いや、何となく言ってみただけですが:-)
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#そんなワタシはOS/2ユーザー:-)
Re:なにが出来るかって (スコア:0)
アドベンチャーゲームはどうでしょうか。
HTML Form じゃなくてXULならではのこと(Re:なにが出 (スコア:2, 参考になる)
UI を書いて、処理は HTML内の JS/VBS と Webサーバで実装
しますよね。
XUL は UI部品としても HTML Form よりもリッチな部品が
ありますし、背景に処理も仕込めるので Mozilla Navigator
や ChatZilla、OEOneデスクトップなどが出来るんですよね。
あと、まだあまり実装例がありませんが、XULは Webコンテンツの
ように扱うこともできるので、Java Applet を配布するがごとく
XULコードを XREクライアントへ配布することもできます。
Netscape 6 にWebページ翻訳機能がありましたが、あれを実行
すると翻訳サーバから XULコードが送られてきて部分的に
UIとして使われていました。
また、似た事例として、九州工業大学のグループによる Web
Application Framework for Toolkit-based GUI programming
の SWT Component があります。 HTML Formでは機能不足なので
XULを使った実装が行われているそうです。
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/11/05/12.html [mycom.co.jp]