アカウント名:
パスワード:
水溶液がここまで高価だというのもびっくりした
貴金属買い取り業者なら、化学物質としての硝酸銀ではなくて銀目当てだろう、ということで銀の価格で計算。
盗まれたのがどういった水溶液なのかわかりませんが、仮にこれが硝酸銀の飽和水溶液なら、1リットルあたり1.4kgの銀を含んでいそうです(あまり正確ではありません、念のため)。現在の銀の相場が 70円/g ちょいあたりのようなので、水溶液 1リットル 1.4kgの銀は約10万円。32リットルなら 300万超えますね。
まあ飽和水溶液じゃないだろうから銀はもっと少ないでしょうし、水溶液だと買い取り価格も地金より安くなるでしょうけど、131万円相当というのもそれほど不思議ではない感じではあります。
まさに銀抽出が目的だったようです。http://sankei.jp.msn.com/region/news/140224/kng14022420300007-n1.htm [msn.com]
> 業者は硝酸銀水溶液から銀を抽出し、その量に応じて内田容疑者に代金を支払っていたという。
#そんなに簡単に抽出できるものなのだろうか
中学の科学実験みたいに電気分解で簡単にできるんじゃないですかね?もっと効率のいい方法があるのかな?
電気分解なんてコストかかることやらなくても、銀よりイオン化傾向の高い金属(銅とか鉄とか)を溶液に浸すだけで析出してくると思いますが。
銀鏡反応は高校の範囲でしたっけ?
#イオンについてがなくなったのはいつの教科書だったか#今は復活してんのかな
>イオンについてがなくなったのはいつの教科書だったか10年前は消滅してました。食塩水はイオン化してるから電気通すんだよーくらいの軽い説明があったくらいです。
銀鏡反応は中学で実験させてもらえました。それも授業で。何でも自腹切って溶液買ったそうで…他にはテルミット反応とか液体窒素でゴニョゴニョとかもさせてもらえました。良い先生に当たると化学は本当に楽しい。
//そして地獄の研究室
現在はしっかり復活してます。いわゆる移行措置を経て、12年度に中3になった子が使う教科書から、しっかり載ってるバージョン(下#参照)に変わったかと。
#たぶん読者の多くは知らないと思うが、中学理科の教科書は「1/2分野で各上/下巻」という構成をやめてしまいました。#数学や英語と同様、学年別教科書です(物・化・生・地がおおむね各学年1単元ずつ取り上げられます)
三十ウン年前、中学の文化祭で10円玉メッキする展示したオッサンですが、>溶液に浸すだけで析出この通りで、電圧かけなくてもよかった。
# 近所の写真屋から処分前の使用済み定着液をわけてもらってた。# 既にカラーフィルムが主流だったはずだけど、白黒はどの店も自分のとこで現像してた。# 当時のフィルムの銀の含有量も今の数十倍くらいあったはず。# 「どっちが得かよーく考えてみよう」のCMもリアルに目撃してたぞw
三十年前ほど前、小学校の理科で銅メッキの実験を行いました。各自家庭からスプーンとかを持ってきて、歯磨き粉で綺麗に磨いてから硫酸銅で電気メッキ。
教師の言によると「以前は硝酸銀で銀メッキしてた。そっちの方が見栄えがよかったんだけど、10円玉に銀メッキして100円と偽って駄菓子屋で使ったバカが出たので、銀メッキは禁止になった」とのこと。
銀メッキしたかったなぁ…
#かなりに理系に偏ったアレゲな教師でした。#理科室で給食を食べることになった時には、紙で作った鍋に牛乳を入れてアルコールランプで温めて、「紙の引火点より水の沸点の方が低いから紙が燃えない」というのを実践して見せてくれたり、#水酸化ナトリウムの危険性の実演として、自身の親指・人差し指に付けてしばらくこすりあわせ、「ほら、指紋が消えた。水酸化ナトリウムは人体を溶かす力があるんだ」って説明したりとか。#私が理系に進んだのは絶対あの先生の影響。
>#水酸化ナトリウムの危険性の実演として、
好対照ならぬ悪対照なのですが、20~30年前の新聞で読んだ記事に小学校教諭が強塩基で同じ実演をしてみせて手指の肌がすべすべになったいう教え方で、それでは小学生児童は強塩基がとても危険だと察知できる教え方になってないという事案があった。教諭本人の関心や理解が化学方面ではなかったとまでは断定できないがそれにしては指導方法がまずい。わたしが小学校高学年だった頃は理科に無関心な教諭が担任だったのでその手の実験は授業でもやらなかった。課外なのか授業時間を割いたものだったかいまひとつ記憶がはっきりしないけど一学年上を担任していた教諭がクラブ活動で二酸化マンガンと過酸化水素とかをちょっとさわらせて混ぜさせてくれたことはあった。
># 「どっちが得かよーく考えてみよう」のCMもリアルに目撃してたぞw
大道寺知世嬢がタイムスリップしていたら商品名にうっとりすることでしょうねえ。CLAMPのことだから別世界軸でやっていても不思議はないが。
中学・高校時代、写真を趣味にしてて、白黒なら現像も自分でやっていた。その頃は廃液はそのまま下水に流していた。今だと規制があってそんなことできないのだろうな。
> 三十ウン年前、中学の文化祭で10円玉メッキする展示したオッサンですが、
違法。
今はなき学研の科学(何年だったか忘れた)のふろくに塩化物イオンの検出試薬として硝酸銀水溶液がついていたのですが、そこに銅線を浸すと色が変わるのが面白くて遊んでいたことを思い出しました。#2552140の人の指摘されている反応ですよね。
色が変わって面白いというと語弊があるのですが、準備や装備が不十分でスキルレスな操作だと手指や手の甲や掌に水溶液が付着してキサントプロテイン反応を呈するので気合いが必要というのはありますね。
// タンパク質に反応して皮膚に真っ黒なしみができます。こすってもとれません。
黒くなるのは銀の析出では?あとキサントプロテイン反応は濃硝酸によるニトロ化で黄色くなる反応なんで関係無い。
黒くなるのと黄色くなるの二つをごっちゃにしてしまった。申し訳ない。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家
まさに銀塩 (スコア:5, 興味深い)
貴金属買い取り業者なら、化学物質としての硝酸銀ではなくて銀目当てだろう、ということで銀の価格で計算。
盗まれたのがどういった水溶液なのかわかりませんが、仮にこれが硝酸銀の飽和水溶液なら、1リットルあたり1.4kgの銀を含んでいそうです(あまり正確ではありません、念のため)。現在の銀の相場が 70円/g ちょいあたりのようなので、水溶液 1リットル 1.4kgの銀は約10万円。32リットルなら 300万超えますね。
まあ飽和水溶液じゃないだろうから銀はもっと少ないでしょうし、水溶液だと買い取り価格も地金より安くなるでしょうけど、131万円相当というのもそれほど不思議ではない感じではあります。
Re: (スコア:2, 参考になる)
まさに銀抽出が目的だったようです。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140224/kng14022420300007-n1.htm [msn.com]
> 業者は硝酸銀水溶液から銀を抽出し、その量に応じて内田容疑者に代金を支払っていたという。
#そんなに簡単に抽出できるものなのだろうか
Re:まさに銀塩 (スコア:1)
中学の科学実験みたいに電気分解で簡単にできるんじゃないですかね?
もっと効率のいい方法があるのかな?
一人以外は全員敗者
それでもあきらめるより熱くなれ
Re:まさに銀塩 (スコア:5, 興味深い)
この塩化銀に光が当たると銀が得られます。
Re:まさに銀塩 (スコア:2, 参考になる)
電気分解なんてコストかかることやらなくても、銀よりイオン化傾向の高い金属(銅とか鉄とか)を溶液に浸すだけで析出してくると思いますが。
Re: (スコア:0)
銀鏡反応は高校の範囲でしたっけ?
#イオンについてがなくなったのはいつの教科書だったか
#今は復活してんのかな
Re: (スコア:0)
>イオンについてがなくなったのはいつの教科書だったか
10年前は消滅してました。
食塩水はイオン化してるから電気通すんだよーくらいの軽い説明があったくらいです。
銀鏡反応は中学で実験させてもらえました。それも授業で。
何でも自腹切って溶液買ったそうで…他にはテルミット反応とか液体窒素でゴニョゴニョとかもさせてもらえました。
良い先生に当たると化学は本当に楽しい。
//そして地獄の研究室
中学理科のイオン (スコア:0)
現在はしっかり復活してます。いわゆる移行措置を経て、12年度に中3になった子が使う教科書から、しっかり
載ってるバージョン(下#参照)に変わったかと。
#たぶん読者の多くは知らないと思うが、中学理科の教科書は「1/2分野で各上/下巻」という構成をやめてしまいました。
#数学や英語と同様、学年別教科書です(物・化・生・地がおおむね各学年1単元ずつ取り上げられます)
Re: (スコア:0)
三十ウン年前、中学の文化祭で10円玉メッキする展示したオッサンですが、
>溶液に浸すだけで析出
この通りで、電圧かけなくてもよかった。
# 近所の写真屋から処分前の使用済み定着液をわけてもらってた。
# 既にカラーフィルムが主流だったはずだけど、白黒はどの店も自分のとこで現像してた。
# 当時のフィルムの銀の含有量も今の数十倍くらいあったはず。
# 「どっちが得かよーく考えてみよう」のCMもリアルに目撃してたぞw
Re:まさに銀塩 (スコア:1)
三十年前ほど前、小学校の理科で銅メッキの実験を行いました。各自家庭からスプーンとかを持ってきて、歯磨き粉で綺麗に磨いてから硫酸銅で電気メッキ。
教師の言によると「以前は硝酸銀で銀メッキしてた。そっちの方が見栄えがよかったんだけど、10円玉に銀メッキして100円と偽って駄菓子屋で使ったバカが出たので、銀メッキは禁止になった」とのこと。
銀メッキしたかったなぁ…
#かなりに理系に偏ったアレゲな教師でした。
#理科室で給食を食べることになった時には、紙で作った鍋に牛乳を入れてアルコールランプで温めて、「紙の引火点より水の沸点の方が低いから紙が燃えない」というのを実践して見せてくれたり、
#水酸化ナトリウムの危険性の実演として、自身の親指・人差し指に付けてしばらくこすりあわせ、「ほら、指紋が消えた。水酸化ナトリウムは人体を溶かす力があるんだ」って説明したりとか。
#私が理系に進んだのは絶対あの先生の影響。
Re:まさに銀塩 (スコア:1)
>#水酸化ナトリウムの危険性の実演として、
好対照ならぬ悪対照なのですが、20~30年前の新聞で読んだ記事に小学校教諭が強塩基で同じ実演をしてみせて手指の肌がすべすべになったいう教え方で、それでは小学生児童は強塩基がとても危険だと察知できる教え方になってないという事案があった。教諭本人の関心や理解が化学方面ではなかったとまでは断定できないがそれにしては指導方法がまずい。
わたしが小学校高学年だった頃は理科に無関心な教諭が担任だったのでその手の実験は授業でもやらなかった。
課外なのか授業時間を割いたものだったかいまひとつ記憶がはっきりしないけど一学年上を担任していた教諭がクラブ活動で二酸化マンガンと過酸化水素とかをちょっとさわらせて混ぜさせてくれたことはあった。
Re:まさに銀塩 (スコア:1)
># 「どっちが得かよーく考えてみよう」のCMもリアルに目撃してたぞw
大道寺知世嬢がタイムスリップしていたら商品名にうっとりすることでしょうねえ。
CLAMPのことだから別世界軸でやっていても不思議はないが。
Re: (スコア:0)
中学・高校時代、写真を趣味にしてて、白黒なら現像も自分でやっていた。
その頃は廃液はそのまま下水に流していた。
今だと規制があってそんなことできないのだろうな。
Re: (スコア:0)
> 三十ウン年前、中学の文化祭で10円玉メッキする展示したオッサンですが、
違法。
Re: (スコア:0)
Re:まさに銀塩 (スコア:1)
今はなき学研の科学(何年だったか忘れた)のふろくに塩化物イオンの検出試薬として硝酸銀水溶液がついていたのですが、そこに銅線を浸すと色が変わるのが面白くて遊んでいたことを思い出しました。#2552140の人の指摘されている反応ですよね。
Re:まさに銀塩 (スコア:2)
色が変わって面白いというと語弊があるのですが、準備や装備が不十分でスキルレスな操作だと手指や手の甲や掌に水溶液が付着してキサントプロテイン反応を呈するので気合いが必要というのはありますね。
// タンパク質に反応して皮膚に真っ黒なしみができます。こすってもとれません。
Re: (スコア:0)
黒くなるのは銀の析出では?
あとキサントプロテイン反応は濃硝酸によるニトロ化で黄色くなる反応なんで関係無い。
Re:まさに銀塩 (スコア:1)
黒くなるのと黄色くなるの二つをごっちゃにしてしまった。申し訳ない。