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https://twitter.com/ohnuki_tsuyoshi/status/1651028284564717569 [twitter.com]
今朝の会見の模様だと「高度0地点までは順調に飛行を続けたがその後も降下は続き燃料が枯渇した」ってことらしい。
スラスタを噴射しながら高度0地点に到達したがタッチダウン信号はなく、スラスタを噴射しながら降下が続き燃料が枯渇して落下、という感じ。
高度の評価を間違って、実際の地面よりも高い地点を地面だと思って降下しちゃったっぽい?
高度計はレーザーで月面を探知してると思うんだけどそこが上手くいってなかったのかな
いやー残念でしたねエアバッグでもついてれば何とかなったのかもなぁ…
ここで追加の25セント硬貨を投入。
https://en.wikipedia.org/wiki/Lunar_Lander_(1979_video_game) [wikipedia.org]
実際、大気のある惑星の方が簡単だったりするんだろうか。
火星の大気でパラシュート有効かな?金星なら吹き飛ばされそう
NASAは結構たくさん火星に地表に探査機を地表に送ってますが、最近はどれもパラシュートは使ってますね。
1976年のバイキングは噴射だけで着陸しましたが、
1997年のマーズパスファインダーや2004年のスピリット/オポチュニティ(マーズエクスプロレーションローバー)はパラシュート+噴射で減速してから、エアバッグで地表に激突着陸
ちょっと前にバージョンアップで移動速度アップしたってストーリーも挙がった2012年のキュリオシティ(マーズサイエンスラボラトリー)や、2021年のマーズ2020は、パラシュートで減速後、噴射で空中停止した降下機から探査車をクレーンで吊り下げて軟着陸
燃料なしに減速できるというのは大きなメリットなので、大気が薄くて効果が低いにしても、補助的にでもパラシュートを使わないのはもったいない、ってかんじですかね。
火星は確か大気が薄すぎてパラシュートは期待するほど機能しないとかだったような。
でも火星でドローン飛ばしてるんでしょ?地球の33倍の揚力が必要なんだってw
> 地球の33倍の揚力が必要
ほとんどのニュースでそう書いてあるけど、重力が地球の1/3なのだから、揚力は1/3でいいよね。ただ、大気密度が地球の100分の1なので、ローターの回転数は33倍にする必要がありそう。
高度6.6kmを0mと誤認したみたいですね。豪快すぎる。レーザー距離計は位相差方式と飛行時間方式(ToF)がありますが、ToFで誤認は難しいので位相差方式でしょう。
位相差の場合、レーザー光に明滅の変調をかけて反射波と比較して位相の差から距離を算出しますが、変調した波長よりも長い距離で計測すると、次の山との位相差を見てしまうので距離を誤認します。通常は複数の周波数で変調かけて、誤認しないように&波長より長い距離も計測できるようにするものなのですが。
6.6kmという距離がたまたま複数の変調周波数でゼロになるようなハマりかたをしたのか、ソフトウェア的に不具合があったのか…。地球で試験してないのかな。6.6kmだとヘリで上がれないから難しい?
H3の失敗でも思いましたが、1つのセンサー出力を信用しすぎてるんかもしれない、とも思うね。天文衛星ひとみの自壊事故もそうだったなぁ…。
https://twitter.com/LH2NHI/status/1651171922909233153 [twitter.com]
衛星電波観測マニアが受信してたドップラーシフトから「速度ほぼ0の状態がしばらく続いた後90秒間自由落下した」という推察がされてて
「高度6.6kmを高度0と誤認していたのでは?」
ってことなのか。うーんここまでデカいミスだと分析と修正は簡単なのでは(前向き
高度0地点ってのは想定値って言ってるけどレーザー測距やってたらそんなこと言う?でも普通はレーザーで測るよなぁ。
レーザー測距可能範囲より近距離になった場合、別の方法での測距(多分、加速度による積算法)に切り替えるらしい。近すぎると計測できないとのこと。ホントか?
位相差方式の測距だと近距離はあまり得意じゃないようなので、それだったのかもね。近距離でToF方式に切り替えれば良かったと思うけども後知恵かな…。月面のレゴリスは再帰反射性があるから、ToFでも距離掴めると思うんだよね。
月面が近くなると砂塵が舞ってレーザー測距がうまくいかないなんてのはありそう。
あれだ、近距離用の測距儀として超音波距離計を使ってたんだな。月は気圧がものすごく低く、その影響で音速が遅くなって、距離が小さく出たんだ。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
高度0地点までは予定通り (スコア:5, 参考になる)
https://twitter.com/ohnuki_tsuyoshi/status/1651028284564717569 [twitter.com]
今朝の会見の模様だと
「高度0地点までは順調に飛行を続けたがその後も降下は続き燃料が枯渇した」
ってことらしい。
スラスタを噴射しながら高度0地点に到達したがタッチダウン信号はなく、スラスタを噴射しながら降下が続き燃料が枯渇して落下、という感じ。
高度の評価を間違って、実際の地面よりも高い地点を地面だと思って降下しちゃったっぽい?
高度計はレーザーで月面を探知してると思うんだけどそこが上手くいってなかったのかな
Re:高度0地点までは予定通り (スコア:2)
いやー残念でしたね
エアバッグでもついてれば何とかなったのかもなぁ…
Re:高度0地点までは予定通り (スコア:1)
Re:高度0地点までは予定通り (スコア:2)
ここで追加の25セント硬貨を投入。
https://en.wikipedia.org/wiki/Lunar_Lander_(1979_video_game) [wikipedia.org]
Re:高度0地点までは予定通り (スコア:1)
実際、大気のある惑星の方が簡単だったりするんだろうか。
火星の大気でパラシュート有効かな?金星なら吹き飛ばされそう
Re:高度0地点までは予定通り (スコア:1)
NASAは結構たくさん火星に地表に探査機を地表に送ってますが、最近はどれもパラシュートは使ってますね。
1976年のバイキングは噴射だけで着陸しましたが、
1997年のマーズパスファインダーや2004年のスピリット/オポチュニティ(マーズエクスプロレーションローバー)はパラシュート+噴射で減速してから、エアバッグで地表に激突着陸
ちょっと前にバージョンアップで移動速度アップしたってストーリーも挙がった2012年のキュリオシティ(マーズサイエンスラボラトリー)や、2021年のマーズ2020は、パラシュートで減速後、噴射で空中停止した降下機から探査車をクレーンで吊り下げて軟着陸
燃料なしに減速できるというのは大きなメリットなので、
大気が薄くて効果が低いにしても、補助的にでもパラシュートを使わないのはもったいない、ってかんじですかね。
Re: (スコア:0)
火星は確か大気が薄すぎてパラシュートは期待するほど機能しないとかだったような。
Re: (スコア:0)
でも火星でドローン飛ばしてるんでしょ?
地球の33倍の揚力が必要なんだってw
Re: (スコア:0)
> 地球の33倍の揚力が必要
ほとんどのニュースでそう書いてあるけど、重力が地球の1/3なのだから、揚力は1/3でいいよね。
ただ、大気密度が地球の100分の1なので、ローターの回転数は33倍にする必要がありそう。
Re:高度0地点までは予定通り (スコア:1)
高度6.6kmを0mと誤認したみたいですね。豪快すぎる。
レーザー距離計は位相差方式と飛行時間方式(ToF)がありますが、ToFで誤認は難しいので位相差方式でしょう。
位相差の場合、レーザー光に明滅の変調をかけて反射波と比較して位相の差から距離を算出しますが、変調した波長よりも長い距離で計測すると、次の山との位相差を見てしまうので距離を誤認します。
通常は複数の周波数で変調かけて、誤認しないように&波長より長い距離も計測できるようにするものなのですが。
6.6kmという距離がたまたま複数の変調周波数でゼロになるようなハマりかたをしたのか、ソフトウェア的に不具合があったのか…。
地球で試験してないのかな。6.6kmだとヘリで上がれないから難しい?
H3の失敗でも思いましたが、1つのセンサー出力を信用しすぎてるんかもしれない、とも思うね。
天文衛星ひとみの自壊事故もそうだったなぁ…。
Re:高度0地点までは予定通り (スコア:2)
https://twitter.com/LH2NHI/status/1651171922909233153 [twitter.com]
衛星電波観測マニアが受信してたドップラーシフトから
「速度ほぼ0の状態がしばらく続いた後90秒間自由落下した」
という推察がされてて
「高度6.6kmを高度0と誤認していたのでは?」
ってことなのか。うーんここまでデカいミスだと分析と修正は簡単なのでは(前向き
Re: (スコア:0)
高度0地点ってのは想定値って言ってるけどレーザー測距やってたらそんなこと言う?でも普通はレーザーで測るよなぁ。
Re:高度0地点までは予定通り (スコア:1)
レーザー測距可能範囲より近距離になった場合、別の方法での測距(多分、加速度による積算法)に切り替えるらしい。
近すぎると計測できないとのこと。ホントか?
位相差方式の測距だと近距離はあまり得意じゃないようなので、それだったのかもね。
近距離でToF方式に切り替えれば良かったと思うけども後知恵かな…。
月面のレゴリスは再帰反射性があるから、ToFでも距離掴めると思うんだよね。
Re: (スコア:0)
月面が近くなると砂塵が舞ってレーザー測距がうまくいかないなんてのはありそう。
Re: (スコア:0)
あれだ、近距離用の測距儀として超音波距離計を使ってたんだな。
月は気圧がものすごく低く、その影響で音速が遅くなって、距離が小さく出たんだ。