アカウント名:
パスワード:
現在、使用されているPCの30%以上が購入から3年以上経過しており、その多くが完全な技術サポートを受けられないOSで稼働している。
Virtual PCも選択肢のひとつではありますが、クライアントOSのライセンスが引っかかるんですよねえ。
Virtual PCにはクライアントOSのライセンスは付属しません。例えばVirtual PCでWindows95環境を作りたいと思ったときは、別途Windows95のライセンスが必要になるんですが、使用中のWindows95 PCがOEM版だったりすると、別PC内のVirtual PCにインストールすることはできません。かといって、今更Windows95を購入する手段は無いわけで…。(ダウングレードの対象にもなっていないようですし。)
私の会社には、倉庫に眠っているパッケージ版のWindows95がいくつかあるので、それを掘り起こせば何とかなりそうなのですが、そういった在庫を持っていないところはお手上げですよね。(あったとしても、PC/AT機用は少ないかも。当時はまだPC-98強かったですし。)
Windows95/NT/98のライセンスやインストールディスクが付属したタイプのVirtual PCが出ると、いいのかもしれません。
Windows 95 OEM版の使用許諾契約書を確認してみました。 条項としては、以下のような文言になっています。
1つのコンピュータソフトウェア製品は、1つの統合された製品としてコンピュータとともに許諾されています。ソフトウェア製品は、コンピュータとともにのみ使用することができます。
そりゃ、コンピュータ無しでは使いようがないですが(笑)確かに、この文言だけだと、別のコンピュータでもいいじゃん、という解釈も成立する可能性は否定できませんが、その他の条項(譲渡、返却について)では、ソフトウェアとハードウェアを一体的に扱うように記載されています。また、マニュアルには「本製品はハードウェアの添付品です」と明記されていますし、そもそも、この契約は、エンドユーザーとハードウェアメーカーとの間で交わされるものですから、やはり別PCへのインストールは不可と考えるのが妥当だと思います。
ただ、表面上の文言からでは、意図するところが伝わりにくいですよね。 (なんだか英語の直訳を考え無しに使っているような気がします。)そこで、Windows98以降は分かりやすい文言に変更したのでしょうね。(Windows 98 OEM版の使用許諾契約書が手元にないので、確認できないんですが…。)
買い換え基準が「最新の(少なくともサポート範囲内の)OSが動くかどうか」だ として、ある時点で買い換えを行うとき、
日本企業はパソコンの性能に無関心すぎる [nikkeibp.co.jp]なんてちょっと余計なお世話だと思いますけど、もし最初に高性能なマシンを導入して回転期間が長くなるならそれもいいかな、と考えてみたり。
# もちろんその期間の終りごろにはハイエンドだったPCもショボくて使いもの # にならなくなってるかもしれませんが。
トータルの保守コストを考えると、三年から四年が入れ替えの目安になるのではないかと
おおむねその通りだと思いますし、そうありたいものですが、業務用アプリケーションやシステムが足を引っ張るんですよね。それほど大がかりなものでなくても、システムのリプレースにはコストや時間がかかるため、偉い人たちは消極的です。「現状でもちゃんと動いてるんだから、後回しでいいよな?」てな感じですねぇ。というわけで、私の周囲ではPentium100MHzクラスのWindows95 PCがバリバリの現役です。壊れないことを祈りながら、使うしかありません。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
「使い物になる」の基準は? (スコア:5, すばらしい洞察)
と書かれています。つまり、ハード的な寿命よりもOSの寿命が来たから、企業が「使い物にならない」と判断したと思われます。特に、Windows搭載マシンは、技術サポートが受けられないOSを試用していると脆弱性パッチが当てられませんから、ウィルス感染などの可能性があって危険でしょう。
技術サポートの受けられそうなOSにアップグレードする手もありますが、そうするとOSの要求スペックが高くて、実用的な速度で動かなかったりする可能性があります。
Mac の場合は、2000年というと 5色iMac (PowerPC G3 333MHz, リンクはPDF) [apple.co.jp] の時期にあたります。OS 8/9 なら快適なのですが、Mac OS X 10.3 Panther にするともっさりした動きになると思います。Quarz Extreme が効かないし、HDD 容量も6GBと少ないので、単体で活用するには用途が限られるでしょう。
個人的には、コンピュータを現役バリバリで使えるのは3年ぐらいと感じているので、Y2K対策で買い換えたマシンが2004年まで使えているのは、なかなか粘っていると思いますが……。
Re:「使い物になる」の基準は? (スコア:2, 興味深い)
> るので、Y2K対策で買い換えたマシンが2004年まで使えているのは、なかなか
> 粘っていると思いますが……。
個人で使う分には個人でやるだろうからいいでしょうけど。
最近じゃ3年リースも多いけど、昔は4年リースも多かったのよ。さらに再リースとかもあるし。
かといって3年、4年単位で入れ替えもきついよ。
単なるOffice Suite使用マシンならいいけど、実際はそこに業務アプリとかシステムとかのっかってるわけだから。
環境変わるとテストなり作り変え必要だし。かといって開発環境も変わっているから同じ物は作りたくても作れないとか。
金はかかるわ、ユーザーには喜ばれないわ。
何より予算作業、テスト、開発、何より実際の入れ替えとかそりゃ大変よ。
もう3年かよ、4年かよ? この前入れ替えたじゃんって感じです。
あまり長いと逆にハードメーカーのサポート・保守受けられなくなるし、部品もなくなるし。
難しいな。
# 30分たってないのでID
Re:「使い物になる」の基準は? (スコア:1)
業務目的追求のためにシステムを入れ替えたり、修正したりじゃなくて、
クライアントOSとかサーバOS、ミドルウェアのサポート切れのためにシステム入れ替えという不毛な日々。
Re:「使い物になる」の基準は? (スコア:0)
#実際、リプレースの手間考えたら安いもんじゃないかと思うAC
オフトプ:Virtual PC (スコア:1)
Virtual PCも選択肢のひとつではありますが、クライアントOSのライセンスが引っかかるんですよねえ。
Virtual PCにはクライアントOSのライセンスは付属しません。例えばVirtual PCでWindows95環境を作りたいと思ったときは、別途Windows95のライセンスが必要になるんですが、使用中のWindows95 PCがOEM版だったりすると、別PC内のVirtual PCにインストールすることはできません。かといって、今更Windows95を購入する手段は無いわけで…。(ダウングレードの対象にもなっていないようですし。)
私の会社には、倉庫に眠っているパッケージ版のWindows95がいくつかあるので、それを掘り起こせば何とかなりそうなのですが、そういった在庫を持っていないところはお手上げですよね。(あったとしても、PC/AT機用は少ないかも。当時はまだPC-98強かったですし。)
Windows95/NT/98のライセンスやインストールディスクが付属したタイプのVirtual PCが出ると、いいのかもしれません。
Re:オフトプ:Virtual PC (スコア:0)
Re:オフトピ:Virtual PC (スコア:1)
Windows 95 OEM版の使用許諾契約書を確認してみました。 条項としては、以下のような文言になっています。
そりゃ、コンピュータ無しでは使いようがないですが(笑)確かに、この文言だけだと、別のコンピュータでもいいじゃん、という解釈も成立する可能性は否定できませんが、その他の条項(譲渡、返却について)では、ソフトウェアとハードウェアを一体的に扱うように記載されています。また、マニュアルには「本製品はハードウェアの添付品です」と明記されていますし、そもそも、この契約は、エンドユーザーとハードウェアメーカーとの間で交わされるものですから、やはり別PCへのインストールは不可と考えるのが妥当だと思います。
ただ、表面上の文言からでは、意図するところが伝わりにくいですよね。 (なんだか英語の直訳を考え無しに使っているような気がします。)そこで、Windows98以降は分かりやすい文言に変更したのでしょうね。(Windows 98 OEM版の使用許諾契約書が手元にないので、確認できないんですが…。)
Re:オフトピ:Virtual PC (スコア:0)
英文は
>* Single COMPUTER. The SOFTWARE PRODUCT is licensed with the COMPUTER as a single integrated product. The SOFTWARE PRODUCT may only be used with the COMPUTER.
のようです。
http://24.237.160.4/files/omnibook/ob2100-3100/Software/2100drivers/WIN95/USB/USB1/LICENSE.TXT
>確かに、
Re:「使い物になる」の基準は? (スコア:2, 参考になる)
#飾りじゃないのよ OSは はっは~♪
っていうわけじゃなくて、PCの2000年当時の法定耐用年数は6年 [nikkeibp.co.jp]だったわけで。その分働かせるぞーって必死になる会社もあるのかもしれません。
でも、動かないアプリがあったり、セキュリティの問題とかで、結局はアップグレードするほうがコストが安くなったりするのかな?
ハードウェア的なところではなく、ソフトが動かないことには本当にただの箱になっちゃうので、ソフトの(広い意味での)耐用年数が過ぎた…という感じかな?
#でも、おいらが行ってた教習所の配車システムはバリバリWindows 3.1で動いてたけど…
#って世界が違うって話か。
Re:「使い物になる」の基準は? (スコア:0)
Re:「使い物になる」の基準は? (スコア:2, 興味深い)
買い換え基準が「最新の(少なくともサポート範囲内の)OSが動くかどうか」だ
として、ある時点で買い換えを行うとき、
エンド一台で安めのPC数台分の期間をやり過ごすのは無理でしょうか?
日本企業はパソコンの性能に無関心すぎる [nikkeibp.co.jp]なんてちょっと余計
なお世話だと思いますけど、もし最初に高性能なマシンを導入して
回転期間が長くなるならそれもいいかな、と考えてみたり。
# もちろんその期間の終りごろにはハイエンドだったPCもショボくて使いもの
# にならなくなってるかもしれませんが。
Re:「使い物になる」の基準は? (スコア:3, 興味深い)
いくらハイエンドマシンを買っても、その後急激な変化が訪れるフェイズでは長持ちしないし、
緩やかに進化するフェイズではかなり長持ちする、ということでしょうか。
たとえば、Pentiumu3-1GHzはXPでも十分使えますから、初期にPen3-1GHzを買った人はまだしばらく使えますよね。
Re:「使い物になる」の基準は? (スコア:2, おもしろおかしい)
経験からすると、PCの要求スペックって、
OS発売でグッと上がって、その間はゆるゆる上がる、という印象なんですが、みなさんはどうでしょう。
なので、MSのOSロードマップを見て買い換えるとか(笑)
Re:「使い物になる」の基準は? (スコア:1)
しかもOSの表記上の要求スペックより2回りくらい上でないと実際には快適でないような
#要求スペックぎりぎりのノート使ってた人より
Re:「使い物になる」の基準は? (スコア:1)
もっと端的に、推奨環境が最低環境でいいわけで。
まあ、社内のテスト環境として、積めるだけのメモリ積んだマシンしか想定してなかったような会社ですからねえ(笑)
-- To be sincere...
Re:「使い物になる」の基準は? (スコア:2, 参考になる)
>タレコミ者の「使い物になる」の基準
の部分ですが、私の文章ではなく編集者の文章なのでとりあえず
私個人の経験としては、OSの「寿命」とハードの寿命の両方じゃないかなぁと思います。Y2Kの買い替え需要が多かったのは、97年から99年くらいの時期ですから、Windows98かWindowsNT4.0あたりの時代です。法人の場合だと、使用してるアプリの関係や、安定性を重視する傾向から、Windows95あたりを採用している保守的な企業も多いでしょう。ただ、案外法人(規模を問わず)でも技術サポートやパッチの提供状況なんて気にしてない、というところもあったり
一方、ハード的な面から言うと購入後三年くらい経つと、FDDやHDD周りが壊れるPCが増え始め、特に導入数が多い組織になると、情シス部門の負担が劇的に高くなります。保守用のパーツも、導入年数に反比例して入手しにくくなりますし。トータルの保守コストを考えると、三年から四年が入れ替えの目安になるのではないかと
もちろん、導入数が少なくて管理者やユーザの手が行き届いている組織(大学の研究室単位とか)なら状況は違ってくると思いますが
Re:「使い物になる」の基準は? (スコア:1)
おおむねその通りだと思いますし、そうありたいものですが、業務用アプリケーションやシステムが足を引っ張るんですよね。それほど大がかりなものでなくても、システムのリプレースにはコストや時間がかかるため、偉い人たちは消極的です。「現状でもちゃんと動いてるんだから、後回しでいいよな?」てな感じですねぇ。というわけで、私の周囲ではPentium100MHzクラスのWindows95 PCがバリバリの現役です。壊れないことを祈りながら、使うしかありません。
Re:「使い物になる」の基準は? (スコア:1)
普通のアプリケーションを使う分には、人間の思考とか操作の方が律速になるので、これ以上速いPCはあまり必要ないかと思います。
速くなって欲しいアプリケーションもあるけど、我慢できないこともない。
ただ、最近PhotoshopCS/IllustratorCSを購入したのですが、
インストールしようとした段階で、Win98には対応していないことが発覚(98にはインストールできないと怒られた)。
じゃあOSもアップグレードしよう。どうせならHDを載せ替えて新規インストールだ。ていう話になったのですが、結局暇がなくてPhotoshopCSは箱に入ったままです…