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ハッブル宇宙望遠鏡、修理実施へ 9

ストーリー by yosuke
空白期間はつくらない 部門より

kan143 曰く、

読売新聞の記事によればNASAはスペースシャトルを使ってのハッブル宇宙望遠鏡の補修飛行の安全性に関する検討結果を10月31日(現地時間ででしょうね)に発表する予定だそうで、米国内では事実上の補修決定と受け止められているそうです。

打ち上げ当初に主鏡の設計ミスが見つかってなかなか性能を発揮できなかったりしたハッブル宇宙望遠鏡ですが、その後開発されたリカバリーソフトの効果や、さらにはスペースシャトルでの補修飛行の成功もあって数々の成果を挙げてきました。さらなる補修飛行によって延命されればどのような宇宙の謎を解き明かしてくれるのでしょうか。

というわけで、NASAは、2004年にキャンセルされたハッブル宇宙望遠鏡(HST)の補修ミッション、SM4(Servicing Mission 4)を行なうことを決定した(プレスリリース)。ミッションの内容は、Wide Field Camera 3とCosmic Origins Spectrographの設置、ジャイロの交換など、もともとのSM4ほぼそのままである。打ち上げは2008年の春から秋を予定しており、これによりHSTの寿命は2013年のジェームズ・ウェブ宇宙望遠鏡の稼働まで延ばせることになる。
なお、SM4のクルーも発表されている。船長は、2002年のHST補修ミッション(SM3B)でも船長を務めたScott Altman。

SM4キャンセル時の/.Jの記事

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