UCB、ポータブルDNAアナライザーを開発 3
ストーリー by hylom
それでも6時間 部門より
それでも6時間 部門より
カリフォルニア大バークレー校(UCB)の研究チームが持ち運び可能なDNAアナライザーを開発した(Technology Reviewの記事)。犯罪現場に残された血痕などから素早くDNA鑑定を行うために開発されたもの。ブリーフケースサイズ(30×25×10cm)の筐体にSTR(short tandem repeat)解析に必要なマイクロ流体デバイス、電子デバイス、光学デバイス、化学デバイスが詰め込まれている。重さは10kgで消費電力は20W。車のバッテリーから給電することもできる。
ただし、"瞬時に解析"というわけにはいかないようで、サンプルの採取から鑑定終了までに約6時間かかるとのこと。もっともラボに持ち帰って鑑定するよりも短時間で済むのは確かだろう。
6時間というと (スコア:0)
↓
サンプル・証拠品収集、解析スタート
↓
聞き込み/他の証拠品を集めている間に解析
↓
署に戻ると解析が終わっている
こんな感じ? 署に戻ってからに比べればかなりのスピードアップかもしれませんね。
すでにもっといいのをNECが (スコア:1, 参考になる)
こっちは6時間と言わず、25分ほどで解析できるそうです。