Linux From Scratch 6.5 および日本語翻訳リリース 22
ストーリー by hylom
「人の手は借りたくない!」という人におすすめです? 部門より
「人の手は借りたくない!」という人におすすめです? 部門より
2009年8月16日、Linux From Scratch のVersion 6.5(安定版)が正式リリースされました。事前にインストールした他の Linux を使って、Linux システムの構成要素をソースから順次ビルドして構築する異色のディストリビューションです。構築にあたっては、ドキュメントを読み、tar ボールやパッチを入手して、make install などを繰り返すことになります。
ほとんど完成した日本語翻訳も公開されています。英語ドキュメントの壁にためらっていた人にとっては、大きな助けになると思います。
1988年にLinuxは無い (スコア:2)
> 私が Linux の学習と理解を深め始めたのは 1988年頃からです。
原文を読んだら1998年だった…。訂正お願いします>訳者様
Re: (スコア:0)
ご指摘ありがとうございました。修正します。
以下のメーリングリストも宜しければ活用ください。
http://www.freeml.com/lfs?sid=4175a91892447be36ea2ac9d85c0ed3b
matsu
Linux From Scratch とその先 (スコア:1, 参考になる)
Linux From Scratch 6.5 でできるシステムはコンソールログインしかできません。
若干のツール、ユーティリティ、開発環境はありますが、Xもサーバアプリケーションも入っていません。
(過去のバージョン [linuxfromscratch.org]では一通りサポートされていたようですが)
また、パッケージ管理システムもありません。
その点についても一通り [linuxfromscratch.org]述べられています(翻訳中 [matsuand.com])。
それ以上システムを拡張するためにはBeyond Linux From Scratch [linuxfromscratch.org]などを頼りに自分でインストールするか、既存のパッケージングシステム(pkgsrc [netbsd.org]など)を別途導入することになると思います。
翻訳プロジェクトURLです。 (スコア:1)
既に過去記事になりましたのでフォローします。
LFSブック日本語版
http://osdn.jp/projects/lfsbookja/ [osdn.jp]
なんでわざわざ別のディストリを使うんだろ (スコア:0)
普通にmake worldするのじゃダメなん?
それとも根本的に勘違いしてる?<自分
Re:なんでわざわざ別のディストリを使うんだろ (スコア:1, 参考になる)
*BSDじゃないんだってば。
何も無い状態から作るんだから、他所のディストロが、makeやgccなんかを動かすために、とりあえずは必要なんです。
もっとも、他のディストロからLinux From Scratch をいきなり作るんじゃなくて、まずは Linux From Scratch を作る環境を作るのですけど(ホスト・システムの差異を吸収するため)。
それができたら、chroot でそっちに移動して、それから本番環境作成って手順を踏むわけですな。
Re: (スコア:0)
いや、自分の疑問は、Linux From Scratchをバイナリインストールしてから
改めてソース取ってきて(というか普通ついてくるよね?)ビルドすりゃいいのに、
なんでまた別のディストリを、ということでした。
他の枝を見るにどうやら、コンパイル環境を整えるのも修行のうちとか、
そんな感じの考え方みたいですね。
# これも外してたらヤだなぁ
別にDebianやFedoraでもソースからビルドできないわけじゃないだろうし、
結局Linux From Scratchは、
ソースからのビルドに関して案内が充実してるディストリ、という風に理解しました。
Re:なんでわざわざ別のディストリを使うんだろ (スコア:1, すばらしい洞察)
> Linux From Scratchをバイナリインストール
それ"From Scratch"ちゃうねん。
Re:なんでわざわざ別のディストリを使うんだろ (スコア:1, 参考になる)
他のプロジェクトとは違い、インストールイメージは用意されていません。
LiveCD [linuxfromscratch.org]もあったけど、Version6.5は見当たらない [linuxfromscratch.org]ですね。
EasyLFS [nuxified.com]というものもありましたが、最後までちゃんとインストールしてくれるかは分かりません。
もちろん、大抵のディストロなら、ディストリビュータと同じことをやれば、同じシステムが作れるはずです。
でも、パッケージ管理など色々手の込んだことを全部なぞるのは大変と思います。
Re: (スコア:0)
インストーラが無いから。
Re: (スコア:0)
ありがちな例えですが、これは「レシピ」なんです。
電子工作でいえばキットですらなく、パーツ表と組み立て方だけが書いてある案内書のようなものです。
とりあえず読んでみてください。
きつい言い方だけど、読めない人や、読んでも分からない人には、意味のない本です。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
本書を読む理由は様々にあると思いますが、よく挙がってくる質問として以下があります。 「既にある Linux をダウンロードしてインストールすれば良いのに、 どうして苦労してまで手作業で Linux を構築しようとするのか。」
本プロジェクトを提供する最大の理由は Linux システムがどのようにして動作しているのか、これを学ぶための手助けをすることです。 LFS システムを構築してみれば、様々なものが関連しあって依存しながら動作している様子を知ることができます。 そうした経験をすれば Linux システムを自分が望む形に作りかえる手法も身につけることができます。
Re: (スコア:0)
何だか昔に逆戻りしてる感じがするw
Re:なんでわざわざ別のディストリを使うんだろ (スコア:2, すばらしい洞察)
>何というスパルタ教育ww
ん?
退屈で険しい道になることを知りつつも、極めたいと思うマゾな人間に、
コマンドを叩くだけで一定の快感を約束したパッケージを与えるのだから、
全然親切な部類だと思いますよ。
本来は、MANUAL読んだり、FAQを調べたり、検索をかけて他人のインストールメモを読んだり、
MLに質問したりして、そうやって得たヒントから自分の環境にとっての正解を類推する…
という途方も無い手順を要求されるのですから。
Re: (スコア:0)
Re:なんでわざわざ別のディストリを使うんだろ (スコア:1)
すべてのバイナリをカリカリにチューンしたい人にもお勧めです。
# Gentoo Linuxって手もあるけど
OS無人島サバイバル (スコア:0)
Kernel Panic再現率100%で動かなくなり、救出するためのLinux or 他OS環境もなく...って状態からシステムを立て直せるようになるための技術のお勉強に...はならないか。うーん残念。
# LFSは学習書であり、間違ってもディストロではないってことで。
Re: (スコア:0)
これ書いてる時点のタレコミ本文読むとディストリビューションであるようにしか読めないんだけど、
これを信じたら負けってこと?
LFS は「ディストリビューション」ではないのでは? (スコア:0)