融点の異なるナノ粒子を組み合わせて追跡用タグとして利用する手法 9
ストーリー by hylom
見えないタグ 部門より
見えないタグ 部門より
taraiok 曰く、
米ウースター工科大学の研究チームが、ナノ粒子の熱特性を活用した物質追跡システムを開発した。融点の異なる複数のナノ粒子を配合し、その組み合わせをタグとして利用とするものだ(nature、BBC、nature Japan、Slashdot)。
近年ではバーコードを使って流通経路を管理する手法が広く使われているが、ナノ粒子を使った追跡システムはこれを置き換えることができるという。ナノ粒子は化学的に安定しており、かつ小さいため、さまざまな物質に対し利用できるという。
研究チームは爆発物においても有効であることを証明するため、トリニトロトルエン(TNT)の前駆物質であるジニトロトルエンを使って実証実験を行った。その結果、爆発後の残骸の熱的特徴を検出することによって爆発物の出所解明を法医学的に証明できたという
これが出てくるのは (スコア:3)
CSIの何シーズン目だろうか…
Re:これが出てくるのは (スコア:1)
レシピ (スコア:0)
配合が決め手。ウスターだけに。
法医学? (スコア:0)
そういうのも法医学の守備範囲なのかな?
Re:法医学? (スコア:2, 参考になる)
どうもNature Japanが"forensic investigation"を「法医学調査」と訳したようです。
【セキュリティー】目に見えない感熱式バーコードによる物品の標識 [natureasia.com]
(※要約)
Covert thermal barcodes based on phase change nanoparticles [nature.com]
(※おおむね相当すると思われる原文)
"forensic"は確かに「法医学」とも訳されるけど、今回はあまり医学とは関係ないので、「科学捜査」ぐらいの方が意味が通りやすいんじゃないかな……。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
弁護士である助手さんがナノ粒子を身にまとって実験台になるんですね。
Re: (スコア:0)
「ナノ粒子なの!?」