Raspberry Piを6Uサイズに150台マウントできるサーバー 31
ストーリー by hylom
ベンチマークを取ってみて欲しい 部門より
ベンチマークを取ってみて欲しい 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
低価格なボードコンピュータであるRaspberry Piを750台組み合わせた演算クラスタを作成できるというモジュール「BitScope Cluster Modules」が、オーストラリア・BitScopeから発表された(PC Watch)。
同社はRaspberry Piをブレードとして使用したラックマウントサーバー「BitScope Blade」などを手がけている。今回発表されたBitScope Cluster Modulesは150台(うちアクティブなのは144ノード、6ノードはスペア)のRaspberry Piを搭載できる6Uラックマウントサイズのエンクロージャで、これを5台組み合わせることで750ノードからなるクラスタを構築できる。Raspberry Pi 1基あたり4コアが搭載されているので、システムのトータルコア数は3000コアとなる。
1ノードあたり150ドル以下という低価格で、また消費電力も1ノード当たり5W以下、1000ノードのシステムでトータルの消費電力は6kW以下と低いのが特徴だという。
ARM (スコア:1)
消費電力を考えると今後はARMベースが増えるだろうし、
教育・学習用途に良いかも。
Mathematicaも使える。
Re: (スコア:0)
ARMのIPCはx86系と比較すると、半分未満なのが実情なので、トータルの消費電力的には劣化する方向だと思いますね。
あくまで勉強用の域をでないと思いますヨ。
Re: (スコア:0)
ラズパイはGPUもそこそこ省電力なので、小規模なら本体価格的にも消費電力的にも強いです。
昔の話になりますが、ラズパイが出たばかりの頃、試算した所ラズパイ70台だったか80台位以下では、電力的にも本体価格的にもラズパイで組むのが最も優れた選択肢でした。今は、ラズパイも進化してるので、これ位の台数でも優位なのかもしれません。
他コメでも指摘されていますがIOが貧弱なので、ノード間通信やディスク書き込みが大量に発生するタイプの用途には使えませんが。
あ、コストは全て自作の前提です。(趣味でHPCが欲しくて検討したので)
研究用なら結構需要あるんじゃないですかね。物理系の研究室とかでラズパイ束ねて計算してるとかあるそうですし。
遅くても、面倒な申請とかせずに使いたい時に使えるメリットが大きいとか。
Re: (スコア:0)
本気で言ってんなら勉強やめた老害だな
Re: (スコア:0)
ポスト京もARMですよ。
コメントタイトル: (スコア:0)
インターコネクトは何使えるんだろう。まさかEthernetってことはないよね?
Re:コメントタイトル: (スコア:1)
Ethernetだそうです。
48portスイッチを3台を搭載して、2portの10GBase SFPのチーミングでアップリンクを3組合計6port外部に提供しているってあるね。
Re: (スコア:0)
Raspberry Pi 2を持っているが、単体での使用が前提なのだと思うけれど、IO周りは弱いよね。CPUのUSB2.0ポートをEthernet+USB4ポートに分けてるからね。Raspberry Pi 3も同様にLAN付きのハブを使ってる思う。
今なら、多少電気食うかもしれないが、RK3328を使ったボードの方がIO周りが充実している。USBの1つは3.0だし、Ethernet(100Mだが)は別になってる。
Re: (スコア:0)
なんでそう思ったの?
Re: (スコア:0)
他に選択肢はなさそうな…
Re: (スコア:0)
ほら、I2SとSPIとI2Cがあるじゃないか
そいつを適当に繋いでだな
ラズパイだと (スコア:0)
いくら集積してもコストとか電力で優位性はでないんじゃないのかな。
使い方間違ってるよ。
教育向けなら使えるかな。
Re:ラズパイだと (スコア:1)
製品のページにKEY BENEFITSちゃんと書いてあるよ。
安い、ラズパイだからいっぱい情報あるし、だから、本番投入前の研究や教育にどうぞって
Re: (スコア:0)
実際にスパコンを組んだ時やジョブを流した時にどこで詰まるかどこで落ちるか問題をこれで洗い出すのか
Re: (スコア:0)
Develop new cluster architectures that scale at very low cost before commiting to production designs.
と書いてあるから、そんな感じと思ったんだけど、違う?
Re: (スコア:0)
それならAWSで勉強してからXeonクラスタ買う方がいいような。
遅くて消費電力が大きく、しかも値段が高いって、教育用にしたって利点がないよ。
Re: (スコア:0)
タレこみを読まないでコメントするってお互いにリソースの無駄じゃない?
> 遅くて消費電力が大きく、
消費電力も1ノード当たり5W以下、1000ノードのシステムでトータルの消費電力は6kW以下と低いのが特徴(タレこみより)
> しかも値段が高い
1ノードあたり150ドル以下という低価格(同上)
> って、教育用にしたって利点がないよ。
どうやら利点は大いにあるようですね。
Re: (スコア:0)
上の人じゃないけど、「AWSで勉強」する事と比較して
・消費電力(AWS使う側からすると、クライアント側だけ)
・値段(AWSと比較するのもバカらしい)
も高いと思うんですが…
Re: (スコア:0)
AWSはCPU(のグレード、数、使用時間)と通信量、データ保存量などを加味した料金になります。
AWSのメリットは、初期導入費がほぼ不要、かつ保守不要があげられますが、その分が加味された使用料なので長期間使うと割高になります。
対して、自前でH/Wを揃えた場合、初期導入費こそ高くつきますが、運用費は安いので長時間使う想定だとAWSより安くなるでしょう。
目的によって使い分ければ良い話ですので、ここでゴチャコチャ言っても意味が無いかと。
Re: (スコア:0)
当然そんなこと考慮したうえで、AWSのに対するメリットがないと言ってるのですが。
このサーバの運用費が安いって、全然そんなことないよ。
電気代だけでAWS借りた方が安い。それぐらい電力効率が悪い。
特に、「本番投入前の研究や教育に」ならオンデマンドでなくスポットで借りれば十分で、AWSのスポットインスタンスだと電気代の3-4倍しかコストがかからない。
電力効率がXeonに比べて2桁のオーダーで悪いこのサーバを使うなら、ランニングコストだけでもAWS負けます。
Re: (スコア:0)
有り得ない数字なんだけど。どう言う計算したらそうなるのか、計算式を見せて欲しい。
ラズパイのGPUの処理能力を考慮してないとかじゃないよね?
それに、自前で持つって事は継続して使い続けるんだから、スポットインスタンスと比べてどうするの?
Re: (スコア:0)
勉強用に1000ノードで6kW、1500万円って何が利点あるのかよく分からないですね。
AWSで64CPUのノード借りたり、それを複数束ねてクラスタ化すれば十分勉強になると思うけどな。
圧倒的に安いし、場所も取らないし…
Re: (スコア:0)
64CPUでどうやって、CPU計数千コア、GPU1000の挙動を検証するの?
Re: (スコア:0)
勉強用がいつ検証用に変わったんだろう?
それはさておき、検証に使うなら余計にラズパイは向いてない。
ネットワークがEthernetしかないし、それもUSB経由の動作なのでレイテンシがありえないぐらい大きい。
まさか本番がラズパイクラスタってわけでもあるまいし、実用のHPCとは違いすぎるので、これで動作検証して何か役に立つとも思えない。
それに対してAWSとかAzureとかのクラウドは、中のネットワークをEthernet以外も選べるのがいい。
ラック数個ぐらいの規模なら、普通に事前検証用に使えるよ。
Re: (スコア:0)
5年使うとして、AWSでCPU、GPUがこれと同等の物を5年借りたら幾らかかると思っていますか?
HPCならネットワークのレイテンシが対して気にならない分野は幾らでも有りますし。
研究室とかなら十分検討する価値はあるのでは?
テスト環境 (スコア:0)
昔、MPIに興味を持って、古いPC複数台集めて環境作って遊んだりしたことあるけど、
そんな感じで、100個並列だとどうなるか?とか勉強用(趣味用)には楽しそう。もっともっと安くなってもらわないと個人では買えないけど。
本職の人は、普通に大規模な並列コンピュータが使えるから、こういうのは必要ない、とかあるのかな?
Re:テスト環境 (スコア:3, 興味深い)
並列処理の検証では「並列度を上げると処理時間にどういう傾向が表れるか」を調べる必要があって、遅くてもいいからプロセッサコアの実物がたくさんある環境は重宝なんですよ。お手頃価格で手に入って、電力食わずに手元で使えるならなおさらです。
「普通に大規模な並列コンピュータ」は事前に利用申請したり指定された日しか使えなかったりとアレコレめんどうなので、トライアル&エラーには向きません。
Re: (スコア:0)
MicrosoftもRaspberry PiにWindows 10 IoT Coreのっけて遊ぼうとET2017で宣伝してたし
ここはAzureでRaspberry Piを選べるようになったりすると面白いのに。
どうせinterconnectがEthernetなら大した手間もかからないだろうし。
実物マシンがなくても簡単に100ノードぐらいのテストが出来ると便利そう。
え?Windows 10 IoT Core上のプログラムなんて組みたくない???
それはごもっともかも :)
Re:テスト環境 (スコア:1)
そもそもMSはWindowsでHPCクラスタ組んで並列計算をやって欲しいとあんまり思ってないんじゃないか疑惑。
よろしい、ならば (スコア:0)
次は CM3 [raspberrypi.org]でやって欲しい。
ビジネスには使えない。使いたがる人はいるんだろうけど。 (スコア:0)
ラズパイのCPUを作ってるBroadcomは低コストな民生向け製品をターゲットにしているからか、故障解析に消極的過ぎる。
仕事ではここのチップを使った製品は納めたく無い。
何でもかんでも周辺機能を取り込みゃ良いってもんじゃ無いね。