キレート剤系列の新素材を使って海水からウランを効率的に回収する技術が開発される 19
ストーリー by hylom
海水から燃料が 部門より
海水から燃料が 部門より
あるAnonymous Coward曰く、
海水には約40億トンのウランが含まれている。これは、何世紀にもわたり世界の原子力産業に燃料を供給するのに十分な量だ。しかし、海水中のウランの濃度は約3ppbと非常に低く、それを抽出することは難しい。日本でも海水からのウラン抽出方法が研究されており(日本原子力研究開発機構による海水ウラン回収技術の現状と展望PDF)、アミドキシム系の捕集材を使うことで過酷な海洋条件下でも確実にウランを吸収できることを見つけている。しかし、アミドキシム捕集材はウランよりもバナジウムに対する親和性が高く、吸着後に二つを分離する必要があり、そのコストから実用化には至っていない。しかし、最近になってその解決策が見えてきたという。
米オークリッジ国立研究所のAlexander S. Ivanov氏らのチームは、新たな捕集材を計算によって導き出した。その物質は金属イオン封鎖剤によく似たるトリアジン・キレート剤で、チームは低コストの試薬から始め「H2 BHT」という形で官能基化し、吸着剤としての性能を分析した。その結果、H2BHTはバナジウム対する親和性は低いが、アミドキシムと同等のウラニルイオンに対する親和性を持つという。リサイクルするのが難しいアミドキシム捕集材とは異なり、新しい捕集材は炭酸塩溶液で再生して再利用することができるとしている(C&EN、、Slashdot)。
Re:おれの体からウランが採取される (スコア:1)
毎日キレートれもん飲んでるわし、勝ち組じゃね?
Re: しらんがな (スコア:0)
「よく似たるトリアジン・キレート剤」って、なんか明治ごろの文献みたいで渋い
Re: (スコア:0)
人造人間ウラン? 鉄腕にはかなわない
じゃあ、どこの魚も汚染されてるじゃん (スコア:0)
これからは川魚の時代だな
Re: (スコア:0)
知らなきゃ平気なことを知って無駄に怖がる
バカには知識を与えるなと言われても仕方ないな
Re: (スコア:0)
ビコーン! 閃いた!
透析みたいに自分の血液をクリーニングして放射性物質を取り除くクリニックを開いたら儲かるのではないか?
Re:じゃあ、どこの魚も汚染されてるじゃん (スコア:1)
血液をクリーニングしたらただの水になっちゃいました。
Re: (スコア:0)
ユーモアのわからい人ですね。
Re: (スコア:0)
2(5)ちゃんねるには結構いてるんですわ。
鮭の遺伝子いじって (スコア:0)
金魚(海中の金を体内で濃縮貯蔵して返ってくる)ウラン魚(海中のウランを以下略)をつくろう。
Re: (スコア:0)
どんだけ濃縮するつもりなのかしらんが、魚を取るなら食い物として売ったほうが絶対儲かるだろ。
Re:鮭の遺伝子いじって (スコア:2)
無粋なネタ解説しとくと、金魚・ウラン魚は、あろひろし「それ行け!奥秩父研究所」 [mangaz.com]に出てきたネタね。乱獲しすぎたら臨界になるぐらいの濃縮度。
Re:鮭の遺伝子いじって (スコア:2)
Re: (スコア:0)
原子炉ごと太平洋に捨てちゃえば、海水で薄まるから問題ないよね
Re: (スコア:0)
原子炉も燃料も、ウランだけじゃないんですが・・
森羅万象担当大臣がアンダーコントロールと言うなら大丈夫か!
Re: (スコア:0)
オホーツク海なんか、アムール川の水で薄まるから問題ないよね。
Re: (スコア:0)
「アンダーコントロールする」
Re: (スコア:0)
アンター、コントロールする?