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軍事

米空軍+ノースロップ・グラマン、B-21次期ステルス爆撃機初飛行 36

ストーリー by nagazou
今の時代に隠しきることは難しい 部門より
米空軍の新型爆撃機B-21「レイダー」が11月10日に初飛行に成功した。カリフォルニア州パームデールにある米空軍の開発試験施設「空軍プラント42」で初飛行したとされる。B-21は日の出と共に6時51分に離陸したとされる。米空軍はこの飛行を公表していなかったが、飛行機オタク、写真家が30人ほどが撮影した様子が動画や写真で出回ったことから、B-21が初飛行テストを実施したことを認めたようだ(Aviation Wireミリレポ[動画])。

この爆撃機はB-2と同様の全翼機で、老朽化したB-1とB-2を置き換えるために開発された。最大100機の調達が予定され、2022年時点での単価は6億9200万ドル。性能面では、運用中のB-52やB-1、B-2よりも優れた搭載量、航続距離、攻撃力を持ち、通常弾頭と核弾頭に対応するとされている。

あるAnonymous Coward 曰く、

B-52より後、米空軍の重爆撃機開発調達は跛行してきたが、現状の世界情勢は開発調達中止の可能性を低くはしている状況だと、タレコミ子は思う。

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  • by Anonymous Coward on 2023年11月16日 15時40分 (#4565072)

    運用中のB-52やB-1、B-2よりも優れた搭載量、航続距離、攻撃力

    B-2より二回りぐらい小さいようだけど、どこにそんなに積むんだろう。
    https://aviationweek.com/defense-space/aircraft-propulsion/b-21-raider... [aviationweek.com]

    • by Anonymous Coward

      その記事によると搭載量はB-2の半分みたいですね。

    • by Anonymous Coward

      航続距離も10000km行かないくらいなのでB-1、B-2より短いですね。

      https://ja.m.wikipedia.org/wiki/B-21_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)#:~:... [wikipedia.org]

      ステルス爆撃機の使用目的って敵地への隠密攻撃だろうから
      B-52みたいな搭載量は要らないけれど航続距離が短いと途中

      • by Anonymous Coward

        空中給油機…。

        それとコレ、無人運転も可能にするそうなので、爆撃ドローン機にもなるね。
        10トン運べる見えない無人爆撃機ってーのも怖いもんがあるな。

        • by Anonymous Coward

          一機6億ドルの無人機ってのも豪気ですね。

          • by Anonymous Coward

            つーても、MQ-9リーパー程度でも1333万ドルだとよ。ペイロードは1.4トン。
            B-21は10トンだからリーパー7機ぶんで1億ドルぐらい。
            まぁリーパーはステルスではないから用途が違うので、人も乗れると考えれば6倍の値段ぐらいなら安いんかもなー?

            将来的に、コストダウンされた無人専用機とか出るかもしれんね。

            • by Anonymous Coward

              そこはレシプロの安っぽい機種と比べなくてもRQ-4グローバルホーク(2億ドル)と比べようよ。攻撃能力はないが。

              • by Anonymous Coward

                MQ-9リーパーはターボプロップ単軸単発712kW、ベースになったRQ-1プレデターのピストン四気筒単発86kWより、一桁近くパワーが上なんだけど。

                # 丁度、Tu-95(二重反転ターボプロップ11033kW四発)と、そのベースになったB-29(ピストン離床出力1641kW四発)を、同一視する様な話。

              • by 90 (35300) on 2023年11月17日 14時45分 (#4565652) 日記

                MQ-9とRQ-4はMiG-29とSu-27みたいに管轄が違うんですよ。この場合はRQ-4の方が比較として適切です。まぁ、B-21は初手の巡航ミサイルとか核キャリアなわけですが、それはともかく…

                親コメント
              • by Anonymous Coward

                無人爆撃機の話してるのに、攻撃能力の無い純粋な無人偵察機出してきても比較にならんと思うけどなー。
                管轄の話なんぞしてないのであって。

                そもそもで言うのなら、MQ-9リーパーですら1333万ドルもするんだよー、って話なわけであるし。
                でもまぁ、高性能な無人機作ると億ドル超えます。って例としては適切かもね、グローバルホーク。センサー類の値段がそうとう入って層ではあるが。

        • by Anonymous Coward

          F-35もネットワーク化して自動運転ができるようにして「多数の無人F-35を有人のF-35が率いる」みたいな用法を考えてるらしく軍隊は省力化がキーワードになってますね

      • by Anonymous Coward

        隠密と言ってもさすがに空港にいることすら知られてはならないような用途とは思えんけど

        • by Anonymous Coward

          TDF UH001的な運用を想定してるんでしょ。知らんけど。

    • by Anonymous Coward

      B-2がバカみたいに高くなってしまったので、安くするのが主目的らしいです。搭載量はB-2実戦運用して過剰と判断されたのでしょう。
      あと私は確認できなかったのですが、静止画をよく観察した人によると機体下部には中央のメインウェポンベイの他に両側にもウェポンベイらしきモノもあるらしく、最低限の自衛用に対空ミサイルも搭載可能なのではと分析してました。

  • by Anonymous Coward on 2023年11月16日 19時24分 (#4565218)

    B-1 (わかる)→B-2 (わかる) →B-21 (???)
    F-19のような違和感がある。

    • Re:なぜB-3にしなかった (スコア:2, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward on 2023年11月16日 20時48分 (#4565262)

      どうせ次のバージョンは B-21 Special になるんでしょ? 知ってるんだから。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      21世紀後半にはB-29が登場しそうだな

    • by Anonymous Coward

      B-2改とか、B-2update1 とか、そんな名前で無理矢理予算取ってたUS-1A改メソッド。
      あるいはB-3だと何作ってんのか一発でバレるからコードネーム割り当ててて、それが正式名にスライドしたパターン。

      とかじゃないかなー。
      最初、桁が違うから無人ドローンの無人大型ステルス爆撃機(というか爆弾キャリアー)だと思ってた。
      ステルス戦闘機の後ろにオプションよろしくひっついてくるようなの想像してたのよ…w

    • by Anonymous Coward

      F-117「僕もF-19だと思ってました」

      • by Anonymous Coward

        そっちは秘匿名がYF-117Aだったからね
        既に終了したセンチュリーシリーズの古い試作機が時々飛んでるような風を装ってた

    • by Anonymous Coward

      21世紀に入って最初に開発された爆撃機なのでB-21だそうです。

      • by Anonymous Coward

        スペシャルな名前だ。

        • by Anonymous Coward

          推進力はロケット花火なんですね。

  • by Anonymous Coward on 2023年11月16日 23時57分 (#4565365)

    いくら同盟国とはいえ、B-29がまた日本の空を飛ぶようなことになったらいろいろと複雑やろな。
    まぁ、日本からは遺憾の意くらいしか発射されないだろうが。

    • by Anonymous Coward

      B-21名の「レイダー」って、第二次世界大戦中にドーリットル空襲で日本を爆撃した部隊の通称「Doolittle Raiders」に因む、既に遺憾対象。

  • by Anonymous Coward on 2023年11月17日 0時33分 (#4565376)

    B-1は可変翼の超音速機だろ
    どんな運用してるかは知らんけど

    • by Anonymous Coward

      超音速で、敵領空に侵入して爆撃するって、運用が通用しなくなって久しいので、
      普通の爆撃機と同じ運用よ。

    • by Anonymous Coward

      それは原型のB-1Aで、量産型のB-1Bは翼面荷重を上げて亜音速超低空飛行を容易にするために可変翼を利用しています。
      (超音速性能はオマケ程度に低下)
      先輩のF-111と同じ。
      B-2やこのB-21が低翼面荷重設計に戻したのはステルスの助けを借りて中高高度侵攻に戻ったからですね。

      • by Anonymous Coward

        元々B-1の可変後退翼採用は、敵の第一撃で滑走路が多少短くなっても離陸し得る性能を確保し、或いは滑走路の短い空港も含めて分散配備を可能とする為と聞いているが。

    • by Anonymous Coward

      超音速飛行は5分ぐらいしかできない。
      アフガンでは敵上空を通過するときに超音速で飛んで、クラスター爆弾をバラまくという運用をしてた。
      敵の対空火器は機関砲ぐらいしかないので、一瞬で通り過ぎると対空射撃を行う暇が無いそうな。

  • by Anonymous Coward on 2023年11月17日 18時59分 (#4565827)

    無差別絨毯爆撃とか国際世論的に許されなくなってる時代で、過去に爆撃機が担当していた地上目標への攻撃はミサイルが担ってるのに何に使うのだ?と。

    # まぁ、積載量以外に特筆すべき能がないB-52が暴れ回ってるってことは必要なんやろな。
    # 人道って何?

    • by Anonymous Coward

      ロシアだってウクライナ戦争の前から、Tu-160(ベールイレーベチ:白鳥・ブラックジャック:NATOコードネーム・B-1ランサーもどき)の量産再開・既存機近代化改修し始めてるのだから、無差別絨毯爆撃機を必要とする事たるや切なんでしょ。
      実際ウクライナ戦争でも、空対地ミサイル無差別攻撃キャリアーとして、酷使されている様だし。

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