相互運用性を強化したVirtualBox 2.2リリース 11
タレコミ by tuneo
tuneo 曰く、
Sun Microsystemsが仮想化ソフトウェアの最新版「VirtualBox 2.2」をリリースしました。Changelog — VirtualBoxによると今回のリリースでは下記の新機能が追加されている模様です。
- OVF (Open Virtualization Format)での仮想マシンのインポート/エクスポートをサポート
- 従来のNAT/ブリッジ/内部ネットワークに加えてホスト内仮想ネットワークをサポート
- ハイパーバイザを最適化し、コンテキストスイッチが高頻度で行われる場合に有意に性能が向上
- 64bitホストにおいて仮想マシンに割り当てられるメモリが16GBに増加
- 新規作成された仮想マシンではデフォルトでAMD-V/VT-xが有効
- 新規作成された仮想マシンではデフォルトでUSBが有効(Qt GUIのみ)
- OpenSolarisホストでUSBを実験的にサポート
- Solaris/OpenSolarisホストで共有フォルダをサポート
- Solaris/Linuxホストにおいて仮想マシンのOpenGLアクセラレーションをサポート
- 従来のC++/Java/Python/Web Serviceに加えてC APIをサポート
地味なところでは、AMD-V/VT-xを利用する仮想マシンとソフトウェア仮想化のみの仮想マシンを同時に実行できない問題も解消されている模様です。これで64bit guest on 32bit hostの人も安心ですね。
かそうかそうか (スコア:1, おもしろおかしい)
って、それはSunじゃなくてSGIやがな。
DnDによるguest-host間のファイル転送 (スコア:1, 興味深い)
さっそく感想 (スコア:1, 参考になる)
OpenGLがサポートされたのは、Solaris/Linuxのホストじゃなくてゲストですね。
仮想化でCompizが動いたのはおぉと思ったけど、結局パフォーマンスがVMWare Fusionにはいつまでも届かないので、今回も試してさよならしました・・・
無料だし、インターフェースがすっきりしてて、更新がそれなりに頻繁なので新しいゲストOSへの対応も早いし、クロスプラットフォームなところは特に特筆すべきとこで好きなのですが、(Linuxサーバーとか自分用開発環境を仮想化上で作って、それを大抵のホスト上で持ち運べるのはすごいと思う。)、Firefoxでスクロールし続けたりすると断然使い勝手がだめですね。今回は試しませんでしたが、以前のバージョンだと共有フォルダーもパフォーマンスがひどくて、共有フォルダー上で'svn co'かますと、ほとんど凍りかけたり。操作してない待機状態のゲストだとホスト上では最近は10%くらいしかCPUもとらないので、許せる範囲内ですが。(VMWareは5%未満)
あと、gnomeでシームレスモードしてみましたが、なんかかなり微妙でウインドウマネージャーが表示されたりされなかったりで窓の移動ができない(!)とかで、あまりLinuxゲスト上では利用価値が無いかも。
パフォーマンスさえしっかりすれば、いつでも乗り換えるけどなー(他人事モード)
Re:さっそく感想 (スコア:1)
タレコミ人です。
> OpenGLがサポートされたのは、Solaris/Linuxのホストじゃなくてゲストですね。
ご指摘の通りですorz。共有フォルダもゲストです。
OSEも出ていますね。 (スコア:0)
でもビルドする人は、あんまり居ないか...
ネットワークまわりトラブル中 (スコア:0)
Re:ネットワークまわりトラブル中 (スコア:1)
確かに、ブリッジ接続のためのネットワークアダプタが選択できませんね。
やれやれ、一難去ってまた一難か……orz。
Re:ネットワークまわりトラブル中 (スコア:2, 参考になる)
Mac だったら英語環境で選び直せました。
※ 他ホストはまだ
Re:ネットワークまわりトラブル中 (スコア:1, 参考になる)
Re: (スコア:0)
4/27にVirtualBox 2.2.2 が出てるみたいだから、これでだいぶ安定したのかな?
Kaspersky (スコア:0)
KasperskyをVirtualBoxに導入してからBSODが出まくっていたのですが、
今回のものからBSODが出なくなりました。ただ、スキャン中に一部の
ファイルでだんまり状態になりました。一応中止などはすることは出
来ましたがまだまだ不安でいっぱいです。