消費者庁、ソーシャルゲームの「コンプガチャ」中止要請 2
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
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読売新聞によると、消費者庁はソーシャルゲームで流行中の「コンプガチャ」が景品表示法に違反するとして中止を要請するとのこと。
中止要請に応じない場合、景表法の措置命令(旧公正取引委員会の排除命令と同じもの)を出す方針だそうだ。
ソーシャルゲームにおける「ガチャ」とは、ゲームセンターにおけるカプセル自動販売機からの連想で、ゲーム内通貨を投入するとランダムでアイテムなどの景品が手に入るミニゲームを指す。
今回焦点となっている「コンプガチャ」とは、「ガチャ」で手に入る特定の景品の組み合わせでさらに強力な景品が手に入るというものである。
Web版では詳しく記述されていないが、5日付けの朝刊の紙面によると、この「コンプガチャ」は景表法において禁止されている「カード合わせ」に該当すると判断されたようだ。
容易に想像できるとおり、「カード合わせ」は主催者がカードの配分を調整することで当選者を不当に出しにくくできる。
「コンプガチャ」のようなプログラムならなおさらである。
なお、今回の件では「ガチャ」そのものが禁止されるわけではない。
「ガチャ」そのものに関しても、子どもが大金を使ってしまったなどの苦情が後を絶たず、批判にさらされている。
しかし、ソーシャルゲーム提供側の会社としては、収益の柱である「ガチャ」を簡単に手放すわけにはいかないだろう。
「コンプガチャ」が禁止されたとしても、第二第三の新形式「ガチャ」が生まれ、いたちごっこが続きそうだ。
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消費者庁が問題視したのはいつからか? (スコア:2)
仮想通貨というのが本当にゲームの中で仮想的につかわれるものであって購入する必要のあるアイテムだとはおもわなかったという中学一年生の下りは、表示の必要性が感じられる。
この2月の会合を受けて、ソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会が3月の準備会合を経て4月に開催されたhttp://mixi.co.jp/press/2012/0423/10823/ [mixi.co.jp]
読売の報道は、福嶋消費者庁長官記者会見要旨 (平成24年4月24)の内容からするに先走りしているようにも思われる。http://www.caa.go.jp/action/kaiken/c/120424c_kaiken.html [caa.go.jp]
問題提起をしたが、企業側の枠組み作りを待つ段階だろう。
第四回の時点では出会い系など青少年保護の質問を想定していた、SNS2社にとって、中核の課金に切り込む問題が持ち上がったのは大変なのは、変わりないが、「無料」のはずが高額請求というのは昔からの話題であるhttp://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20091216_2.html [kokusen.go.jp]
SNS以外の取り組み (スコア:2)
http://www.japanonlinegame.org/press_view.php?id=175 [japanonlinegame.org]