無償アップグレードキャンペーン終了後、停滞が続くWindows 10のシェア
タレコミ by headless
headless 曰く、
無償アップグレードキャンペーン終了から3か月間、Windows 10のシェアが停滞しているようだ。
Net Applicationsの10月分デスクトップOSシェアデータによると、Windows 10のシェアは前月から0.06ポイント増の22.59%にとどまる。9月は8月から0.46ポイント減少していたため、ピークの8月と比べると0.4ポイント低いシェアとなる。一方、Windows 7は0.11ポイント増の48.38%で、3か月連続の増加となった。Windows XPは0.84ポイント減で8.27%となり、0.57ポイント増で8.4%のWindows 8.1が3位に再び上昇した。Windows XPのシェアが8%台になるのは、Net Applicationsの記録上初めてだ(Desktop Top Operating System Versions Share Trend、 Desktop Operating System Market Share、 Desktop Top Operationg System Share Trend)。
Mac OS X 10.11は1.33ポイント減の2.74%になる一方、Mac OS X 10.12(macOS Sierra)が1.16ポイント増の1.37%となっている。Mac OS全体では0.49ポイント減の6.43%。Linuxは0.05ポイント減の2.18%で、5か月連続で2%台を維持している。Windows全体では0.54ポイント増の91.39%となった。
StatCounterのデータでは、Windows 10が0.39ポイント増の24.81%となり、8月を上回った。Windows 7は0.43ポイント減の38.97%、Windows 8.1は0.18ポイント減の8.32%。Windows XPのシェアは0.44ポイント減の5%まで低下している。OS Xは0.79ポイント増の10.88%、Linuxは0.05ポイント減の1.44%、9月に0.24ポイント(59%)増加して0.65%のシェアを獲得していたChrome OSは0.05ポイント増の0.7%となっている。
StatCounterの国別データをみると、オーストリアやスペインでWindows 10が再び1位に上昇しているほか、スイスで初めてWindows 10が1位になっている。欧州では8月をピークにWindows 10の減少が続いており、10月は0.21ポイント減の29.91%となっているが、Windows 10が1位の国ではノルウェーで2.89ポイント増の36.87%になっているほか、フィンランド、オランダ、英国、ベルギーなどで1ポイント以上増加している。また、米国ではWindows 10が1.62ポイント増の28.88%となり、1位のWindows 7に1.47ポイント差まで迫っている。一方、シンガポールではWindows 10が1.16ポイント減の29.92%となり、1.05ポイント増で30.86%のWindows 7が再び1位に上昇した。日本でもWindows 10は1.16ポイント減の30.4%となり、1位のWindows 7との差が広がっている。
SteamではWindows 10 64 bitが0.7ポイント増の47.98%となり、0.06ポイント減で1.35%のWindows 10との合計は49.33%。Steamのゲーミングプラットフォームとしては過去最高シェアだという。このほかのバージョンのWindowsでは0.07ポイント増の8.7%となったWindows 8.1 64 bitを除き、1ポイント未満の減少または変動なし。Windows全体のシェアは0.04ポイント増の95.46%となった。OS Xは0.02ポイント減の3.52%、Linuxは0.04ポイント減の0.89%となっている。
無償アップグレードキャンペーン終了後、停滞が続くWindows 10のシェア More ログイン