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繊維状の食感のある世界初の模造ステーキ肉が完成。3Dプリンタで生成

タレコミ by taraiok
taraiok 曰く、
バイオエンジニアであるGiuseppe Scionti氏は、野菜タンパク質から作られた世界初の3Dプリンタ肉「free steak(フリーステーキ)」を発明したという。フリーステーキの元となるのは、健康な食事に必要なアミノ酸を作り出す米、豆、海藻などを元に作られた食品ペースト。これを3Dプリンタによって生のステーキ状に生成することで完成する模様(DEZEENslashdot)。

動物肉に似た味の模造肉はすでに存在している。しかし、いずれの製品もステーキや鶏の胸肉のような「繊維質の肉」を再現できず、模造ハンバーガー、チキンナゲットまたはミートボールにしか使われてこなかった。Scionti氏は組織工学と3Dプリンタ技術、現代の調理法を合体させることにより、動物肉製品と同じ一貫性、外観、栄養特性を誇る模造肉を作り出した。

研究室で培養された動物細胞から人工肉を作っている企業も存在するが、この方法は製造に時間が必要でかつ高価だ。Scionti氏の方法であれば約30分で100グラムのステーキを印刷可能だという。また大量生産が可能になれば、現状の10分の1にまで製造コストを削減できるとしている。
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