BSDの日記： NetBSD が dreamcast 上で GCC 3.3 コンパイラを構築

BSD による Monday June 16, @11:01PM の投稿，
湯川専務、出番です 部門より．

我曰く、" Marcus Comstedtが 関係者にあてたメールによると、 dreamcastプラットフォーム上でNetBSD用のGCC 3.3を構築したとのことだ。 この構築には最新のbinutils(2.13.2.1)を使用し、新しいコンパイラで このbinutilsを改めて再構築した。またこれらを用いて作られたgdb 5.3も 含んだ tarファイルが公開されている。 これを使用するには、これを/usr/localの下にインストールし、path変数の先頭に/usr/local/binが 指定されていることを確認し、ccにgccというリンクを作らなければならない。 GCC は FSF の配布しているものをパッチなしの状態で `configure --enable-languages=c,c++ --disable-shared'を指定して コンパイルする。binutils と gdb の構築には多少の修正が必要である。 最近、世間の話題に上がらないdreamcastであるが、これで何か面白い使い方ができる のかもしれない。さすが、NetBSDだと思う。"