F8の日記: WindowsでDvorak配列を使う
このメモの内容はWindows XP英語版で確認しました。
# 試してみる場合は自己責任でお願いします。
まず、Windowsの標準機能としてDvorak配列がサポートされていることを確認してみましょう。
- Control PanelからRegional and Language Optionsを開く
- Languages tabを選択
- Text services and input languagesのDetails...ボタンを押してText Services and Input Languagesダイアログボックスを開く
- Installed servicesのAdd...ボタンを押してAdd Input languageダイアログボックスを開く
- Keybard layout/IME:にUnited States-Dvorakがあるのを確認する
しかし、ここでUnited States-Dvorakを選択するとIMEが使えなくなります。
このUIからはKeyboard layoutとIMEを分けて選ぶことができないようです。
次に、レジストリエディタを開いて次のキーを開いてください。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layouts
このキーの下のE0010411というキーを見てみると・・・
"Ime File"="imjp81.ime"
"Layout File"="kbdjpn.dll"
"Layout Text"="Japanese Input System (MS-IME2002)"
"Layout Display Name"="@%SystemRoot%\\system32\\input.dll,-5062"
Ime FileとLayout Fileという値があります。この値を直接書き換えることで、Keyboard layoutとIMEを個別に指定することができます。
Dvorak用のLayout FileはKBDDV.DLLです。
E0010411キーのLayout FileをKBDDV.DLLに書き換えることで、MS-IME2002のKeybard layoutをDvorakにすることができます。
ちなみに、私は
E0010411(MS-IME2002)と00010411(Japanese)の2つのキーのLayout FileをKBDDV.DLLにしています。
キーボードはHappy Hacking KeyboardのProの無刻印とLite2の英語配列です。
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