パスワードを忘れた? アカウント作成
620823 journal

F8の日記: WindowsでDvorak配列を使う

日記 by F8
Dvorak配列ではないキーボードを、Keyboard Layoutファイルを指定することでDvorak配列として使うためのメモです。
このメモの内容はWindows XP英語版で確認しました。
# 試してみる場合は自己責任でお願いします。

まず、Windowsの標準機能としてDvorak配列がサポートされていることを確認してみましょう。
  1. Control PanelからRegional and Language Optionsを開く
  2. Languages tabを選択
  3. Text services and input languagesのDetails...ボタンを押してText Services and Input Languagesダイアログボックスを開く
  4. Installed servicesのAdd...ボタンを押してAdd Input languageダイアログボックスを開く
  5. Keybard layout/IME:にUnited States-Dvorakがあるのを確認する

しかし、ここでUnited States-Dvorakを選択するとIMEが使えなくなります。
このUIからはKeyboard layoutとIMEを分けて選ぶことができないようです。
次に、レジストリエディタを開いて次のキーを開いてください。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layouts

このキーの下のE0010411というキーを見てみると・・・

"Ime File"="imjp81.ime"
"Layout File"="kbdjpn.dll"
"Layout Text"="Japanese Input System (MS-IME2002)"
"Layout Display Name"="@%SystemRoot%\\system32\\input.dll,-5062"

Ime FileとLayout Fileという値があります。この値を直接書き換えることで、Keyboard layoutとIMEを個別に指定することができます。
Dvorak用のLayout FileはKBDDV.DLLです。
E0010411キーのLayout FileをKBDDV.DLLに書き換えることで、MS-IME2002のKeybard layoutをDvorakにすることができます。

ちなみに、私は E0010411(MS-IME2002)と00010411(Japanese)の2つのキーのLayout FileをKBDDV.DLLにしています。
キーボードはHappy Hacking KeyboardのProの無刻印とLite2の英語配列です。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家

読み込み中...