MJの日記: モデレータ
日記 by
MJ
うひーん、油断してたらいきなりモデレータ。久しぶりだからまたガイドライン読まなきゃ。
こちらは、MJさんのユーザページですよ。 アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
すでに前から周知の事実のように語られていたことではあるが、ITmediaの記事よると、ついにマイクロソフト自身がLonghornのリリース時期を2006年と発表した。 他にもasahi.comやMainichi MSNでも取り上げられている。本家でも話題になっているが、リリース時期よりも今回のニュースの中ではLonghornで実装予定だったファイルシステム:WinFSが落ちたことが大きい。先般RTM (Release to Manufacturing)したWindows XP SP2の開発の影響を受けて、スケジュールの大幅な遅れが心配されていたが、影響力が大きいクライアントOSのこと、さすがにリリース時期の優先を決断したと見られる。 デベロッパー向けにはあわせてWindows XPとWindows Server 2003でAvalon、Indigoの利用を可能にするWindows WinFX developer technologiesも発表された。/.諸兄はWindowsを商売道具にされている方も多いかと思うが、こちらの方に興味を持たれる方も多いかと思う。
さて、マイクロソフトはNEWS.comの記事中で"Don't call it "Shorthorn"などと言っているが、スケジュールに遅れが出ているのは否めないところだ。月並みで恐縮だが、/.諸兄は今回の発表を如何受け取られているだろうか?
ところで上記のMainichi MSNのニュースは、タレコミ人が見たときにはまだWinFSがウインSFになったまま。わざとか?
マイクロソフトが今月からGotDotNet(GDN)の学生向けバージョンであるGotDotNet Japan Studentをオープンした。GDNは米国では依然から存在していたが、日本では今年から始まった、.NETに関する開発者のコミュニティーだ。GDNJapan Studentはその学生版で、なんでも初心者から経験者まで、情報交換したり課題を解決しながらプログラミングやコンピュータを学ぶことができるという。しかし当然のことながら学べるのは.NETを中心としたWindowsプラットフォームのことである。
最近この手のサイトやプログラムはRedHatやSunも行っていて、依然本家でもネタになっていた。ビジネス市場で熾烈なシェア争いをしている陣営同士、将来の開発者となる学生に対してそれぞれのプラットフォームの優位性をPRしているとも言える。
プログラミングを学びやすい環境が整備されることはいいことかもしれないが、果たしてプラットフォームに依存したプログラミングを学ぶことが本当によいことかどうかは、意見が分かれる所だと思う。学生時代にプログラミングを学ばれた経験をお持ちの方も多いと思われる/.読者諸兄はどう思われるだろうか。
Microsoftのプレスリリースによると、WindowsCEの次期バージョンである「Talisker」のベータ2がリリースされた。
WindowsCEはソース・コードを2001年7月から閲覧できるようにしたことでも話題になったが、公開後15000にも及ぶFeedBackがあったとか。
それらをも生かした(はずの)今度のベータ2では無線通信ネットワークをシームレスに切り替えるメディア・センスと呼ぶ機能などが中心的に強化されているとか。メディア・センスは利用可能なネットワークを検出し,そのネットワークの1つに自動的に接続できるようにするもので、IEEE802.11/11b/11a/11e/11g,Bluetoothなどに対応する。また、対応ソフトウェアの開発のために、開発したソフトウエアの動作をパソコン上で確認する開発ツールも用意され、こちらはMSDNのサイトからDL可能である。
国内のPDA市場ではSHARPのZAURUSが依然として優位にあるが、COMPAQのiPAQやSONYのCLIEなどのCE勢も売れ行き好調とのこと、今後のPDA市場の争いに影響しそうだ。PDA市場もいよいよ本格的にハードの戦いからソフトの戦いにシフトしてきた感がありますな。
UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア