RKの日記: Chromium(Chrome)をRHEL5/CentOS5で使う
Bloggerの方でも書きましたが、多分こっちの人の方が役に立ちそうなのと、あちらは全部英語で書いてしまったのでこちらにも書きます。
gdgdいいからモノは!という人は→[こちら]。
発端
2-3週間前に、Twitterで、ChromeとHootSuiteの組み合わせが最強かも、というつぶやきがフォローアから流れてきました。HootSuiteは既に使っていたのですが、Chromeとは組み合わせたことがありません。そこで、私の環境であるCentOS5でもChrome betaを動かそうとしたのですが、動かない。rpm版はglibc 2.8の環境上でビルドしているっぽい。そうかRHEL5に対応していないのか、と。(最近はこういうの普通にありますが。Skypeとか。)
ではChromiumは、と思って、散々Googleで検索したのですが、どうもライブラリが古すぎてコード的に対応できない様子。では、ディストロ屋的やりかたで対応してやろうと思ったわけです。
対策
古すぎてだめ、と言われたライブラリ(expatやpango、glibなど)を別に用意してあげています。既存のものと共存できるようにパッケージングしています。で、chromiumを動かすときだけLD_LIBRARY_PATHとPATHをwrapしてそっちを見ている、それだけです。最近RHEL4のevolutionで似たようなことをやっていたので、そのspecをパクりました。
Chromiumのビルドについて
いちおうあらかじめ作ったバイナリも用意しているのですが、すごい勢いでアップデートがかかっているので、自分でビルドした方が良いと思います。やりかたは、後述の"Short instruction to build your browser"に書きましたが、現タイミングではtarball snapshotをそのままビルドしようとするとコケます。tarballの作成時のミスではないかと。なんで%enable_network 1でビルドした方が良いです。
で、こちらのページ
ちょーてきとうな英語でページを作りました。[こちら]からrpm一式ダウンロードできます。
日本ではCentOS/RHELを使わざるをえない人も大いと思うので、まあ役に立つかもと思います。
ああ、それからAsianuxでも動きますよ、もちろん...:-)
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