Tellur52の日記: 「○○職人の朝は早い」テンプレの原典探訪 3
日記 by
Tellur52
虹裏のしょうもない有名ネタを始めとして、数多のネタに使われているテンプレだが、
これほど原典が不明確なネタもない。
軽く調べると、プロジェクトXで2000年、魔方陣グルグルでも1993~94年であり、
そこから遡ろうとすると、「NHKのドキュメンタリーでありそうな」といった感じで、
はぐらかされてしまう。
さて、城山三郎の「粗にして野だが卑ではない」(文春文庫 1992年初版、ISBN978-4-16-713918-6)の十章は、こんな文章で始まる・・・
石田禮助の朝は早い。
五時前に起き、雨戸を繰る。…
以下、竹を割った性格の農夫による、
俄には信じがたい話が秋名峠の九十九折りのように連なる。
石田禮助という人物の事を、この本を読んで初めて知ったが、
財界出身の一風変わった国鉄総裁だったりする。
この十章「座頭市がいい」は、最初から最後まで、破天荒な傑物の与太話が、
キレのいい例のテンプレの調子で続くのだが、
それにしても、この本の他の章とは異質な感じで、文章が躍っている。
ひょっとすると、このテンプレはもう少し原典を遡れるのかもしれない。
大橋巨泉 (スコア:1)
アムステルダムの朝は早い (スコア:1)
ネスカフェのテレビCM で盛んに流れていたフレーズ
今調べたら 1972年 とのこと
http://blog.livedoor.jp/radio_99/archives/51597791.html [livedoor.jp]
違いがわかる男の・・・ も、ネスカフェのCMから。
Re:アムステルダムの朝は早い (スコア:1)