トヨタ、「完全無事故車」の研究開発に5000万ドルを投入へ 53
喋るAI搭載車の実現が待たれる 部門より
トヨタ自動車は米国時間9月4日、米国防高等研究計画局(DARPA)の防衛科学研究室(Defense Sciences Office)でプログラムディレクターを務めていたGill Pratt博士を社員として招聘したことを発表した。さらに5000万ドルを投じて、人工知能(AI)技術を道路や家庭にもたらすための共同研究施設をスタンフォード大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)に設立するという(TechCrunch、CNET Japan)。
Gill Pratt博士は別のイベントで「目標は事故を起こさない車を作ることだ」と抱負を語っていたそうだ。これは自動運転車に限らず、人間が運転する車においても技術を利用して事故を防止するという試みだという。例としてはドライバーを監視し、攻撃的になったり注意散漫になった際に通知やアシストを行うというものがあるようだ。