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日記

blueflowの日記: FOSDEM 2023 対人での開催が迫る

日記 by blueflow

https://fosdem.org/2023/
drewの日記で書かれていたが、
Hare言語と、その言語で書かれたHeliosカーネルをプレゼンしてくれるみたいだ。
sourcehutのメンバー,ddrewとemersionはlinuxでのopen-sourceデスクトップに貢献し、
興味深い記事を多く発信してくれている。

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日記

blueflowの日記: Linux-Phoneを使っての感想 1

日記 by blueflow

中古のpoco-f1(6GB)を手に入れたので、postmarket-osを入れて遊んでみた。
過去にも古くなったスマホなどにpostmarket-osを入れたことがあるが、
gpuドライバがなかったりして、画面にguiを表示できるものの、フレームバッファの書き換えをcpuで行うため
とても遅く、あまり実用的でなかった。
その後、割と新しいandroid端末(auから3g回線終了で配られた)を手にしたが、ブートローダがロックされており、
linuxを入れて遊ぶことはできなかった。
pine-phoneやlibrem-phone,fair-phone,volla-phoneなど、linuxのサポートを念頭においた、
オープンソースのブートローダを使用する、オープンソースファーストなハードウェアも見たが、
(amlogicやrockchipの少数のチップを除いて、ファームウェアはnon-freeであったが)
性能面で最近のスマホと比べられるものではなく、不満になりそうだった。(あと入手性も)
drew-devaultのブログにも、似たようなことが書いてあり、そこでpoco-f1をレビューしてたので、
手に入れたいと思っていたが、新品がもう手に入らなくなってきていたので、画面に少し傷があるが、
中古で手に入れたのである。

実際、poco-f1のpostmarket-os,phosh-shell(wlroots)はかなりうまく動き、感激した。
まず、socであるsnapdragon845(sdm845)のオープンソースカーネルドライバサポートがかなりよく、
モデムによる4g,lte通信と通話サポート、gpsの機能やディスプレイドライバなど、あと
adreno-630のgpuカーネルドライバも、ユーザースペースのmesaのドライバ,freedreno,turnipもよく動いていた。
実際,https://mesamatrix.net/を確認するとintel,amdのgpuについでよくサポートされてそうである。
あとはdrewのブログの繰り返しになるが、(https://drewdevault.com/2022/08/25/pmOS-on-xiaomi-poco-f1.html)
まだカメラのリバース・エンジニアリングは進んでなくおそらく動く見込みは薄い。
バッテリーの持ちは最新の機種に比べるとそれほどでもない、
中古で買ったのであまり比較できないが、それでもウェブブラウザをアグレッシブに使っても、5時間以上持ちそうである。
当然軽い処理やスタンバイ時はもっと低い消費電力なので、自分にとってかなり現実的である。
(あとauの回線はband18が主力でpoco-f1では対応してないので,softbank(band3)やdocomo(band1)系に乗り換えるつもりである)
postmarket-osはalpineベースで扱いやすく、またwikiが充実していて、
リバースエンジニアリングの作業とパッケージングの作業がスムーズそうなのでかなりおすすめである。
phosh-shellはwaylandデスクトップとして使っているswayと同じライブラリwlrootsを使っているので個人的に好きだし、
操作感もandroidと似ていて、必要なものが揃っているのでこれにも感銘をうけた。
デフォルトのfirefoxの設定だとwebrenderが無効になってたりするので(GLES3をサポートしない端末向けの設定らしい),
adreno-630はGLES3をサポートするのでwebrender,hardware-accel-widgetを有効にして、
あと、firefoxのページ表示の横幅になぜか最小値が設けられているので、それもuserChrome.cssで設定し直す必要があった。
それらの調整のあと、驚くほど使いやすく、なめらかにスクロールでき、大変満足した。

ゲームとして、gnome-chessやsupertuxkartなどもタッチ画面に対応し快適に遊べた、
supertuxkartでは追加のパイプラインを有効にして比較的重い、水中トンネルのマップでも2244×864解像度で50~60fps
であり、adreno-630とfreedrenoの性能に満足している。
wifiの設定さえ済ませれば、
ポケットにpoco-f1を入れたままデスクトップからsshで内部をいじれるので、まさに夢の環境である。

オープンハードウェアの夢としては、まだファームウェアがオープンでないとか、
ブートローダにpropなandroidのものを使う必要がある(ブートローダのロック解除はオープンソースの精神に反し苦痛であった)など、
まだまだ、望むところは多いが、poco-f1のオープンソースカーネルドライバはかなり充実しているので、
リバースエンジニアリングしたコミュニテイに感謝している。

長くなるがまだ言いたいことがある。
drew-devaultのブログにかなり共感したのでそちらを読んでほしいのだが引用すると.
https://drewdevault.com/2022/07/25/Open-hardware-graveyard.html
"What does open hardware need to succeed, and why have many projects failed? And why do the successful products often have non-free components and poor stock? "
CC-BY-SA
オープンハードウェアが成功するのには何が必要で、なぜ多くのプロジェクトが失敗したのですか?
成功したプロジェクトの多くがnon-freeなコンポーネントを使用し、在庫不足なのはなぜですか?

そして
"Part of this responsibility comes down to the consumer: spend your money on free projects, and don’t spend your money on non-free projects."
CC-BY-SA
この責任の一部は消費者にあります。freeなプロジェクトにお金を使い、non-freeなプロジェクトにお金を使わないでください。

まさにこれが言いたいことである、
poco-f1もその意味ではnon-freeなコンポーネントを多く持っているが、カーネルドライバレベルではリバースエンジニアリングのおかげもあって
オープンなドライバで動かせているが、もちろんfirmwareやブートローダまでオープンなデバイスで他の条件が似ているならそちらに投資したい。
しかし、現状多くのandroidデバイスはブートローダがロックされていて、他のosを起動することすらままならない。
そして、消費者がそれを手にするよう仕組まれた、資本主義の陰謀がある(日本における通信業者の現状を考えると言い過ぎではないと思う)
よりオープンな選択肢が増え、多くの消費者も、デバイスの選択にオープンソースでサポート可能な端末かどうか、
気にしてくれることを願う

typodupeerror

計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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