fujimiの日記: 鉄分豊富なる隣人のこと 2
日記 by
fujimi
7月13日夜。
先週から異動して他の開発チームに編入された。まだ慣れないので、私より若いが私よりしっかり者の瀬戸口君(仮名)にいろいろと教えを乞うている。
その彼のパソコンのデスクトップを初めて拝見したのだがそちら方面の知識が皆無の私にも相当のものと知れるローカル線の画像であった。クリームと赤の頼もしい配色のボディだ。
当初の用件が済んでから「それは何線ですか」と問うや間髪を入れずに「山田線です」との答え。それからやや小さい声で「あの、ご存じですか」と訊ねられる。
「全然」と私。
「盛岡を走るローカル線で、今月で廃線の予定なんです」と瀬戸口君。
そうか今月で廃線か。廃線は辛いよな。今を遡ること10年前、北海道は十勝地方にて幸福駅の「残骸」を目にしたときにはこの私でさえ万感胸に迫り来るのを如何ともし難かったものだよ。
そこで少し調べてみた。
http://www.asahi-net.or.jp/~mt2j-okmt/yamadasen.htm
こういう沿線の風景が失われたとき、我々は何をよすがに「懐かしい」という感情を抱けば良いのだろうか。
ところで、ラストの画像「ハウマッチイクラ丼」が大変旨そうだ。
山田線廃止は何かの勘違いでは? (スコア:1)
ネットを調べてみましたがそのような情報は見かけませんし、もし廃止されると、さらに奥につながる路線である「岩泉線」が孤立してしまうので考えられないのですが・・・。
調べてみましたが「今走っている古い『キハ52系』『キハ58系』という車両を平成19年度中に全廃し、新車に置き換えする」のが正しいようです。
ソースがウィキペディア [wikipedia.org]しかないので正確性は不明ですが・・・。
Re:山田線廃止は何かの勘違いでは? (スコア:1)
先ほど瀬戸口君(仮名)に確認しましたところ、ご指摘のとおり、山田線そのものの廃止ではなくて二車輌の廃止と言うことだそうです。
私も、Googleの検索結果を眺めながら、廃線ということであればもっとその記事が目立ちそうなものだがな、と訝しく思ったのですが、もう一歩踏み込むことを忘れました。
お騒がせして済みませんでした。
キハ52、キハ58の両車輌は国鉄時代のカラーの謂わば「復刻版」だそうで、瀬戸口君いわく「私にとってこの車輌の廃止は廃線も同然です」なのだそうです。
# 天井にアスベストが使用されているのが、廃止の理由だとか。