日銀支店の内部資料がWinnyで流出 35
懲りないねえ 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
朝日新聞の記事によると、日本銀行松江支店(島根県松江市)の内部資料の一部が、例によってWinny経由でネットに流出していたことが分かった。流出したうちには島根、鳥取両県の金融機関の検査計画、検査報告書や決算見込み分析資料なども含まれ、その中には「破綻懸念先」とした取引先の具体名を挙げている箇所もあったという。2ちゃんねるなど資料が公開されているサイトには削除依頼を出すなど、日銀は対応に追われているそうだ(日銀のプレスリリース)。
流出元は上司に無断で職場から資料を持ち出して私有パソコンに保存していたある職員とのことだが、情報の流出が本当の意味で始まったのはWinnyから流出した時ではなく、情報を持ち出したときと見たほうが良いだろう。組織内での情報管理の徹底が望まれる。