jordan_bethの日記: Ready Player One 3
劇中のネタがいちいち懐かしくて、なかなか楽しい時間でした。
シャイニングのシーケンス(結構長め)ではずーっとニヤニヤしっぱなしだったし、ギャラクティカなんかの小ネタもチョイチョイ挟んでくる。なにしろ、僕たちが昔夢中になった日本の特撮・アニメのネタが、当時のアメリカのオタクの中でもかなり大きな存在だったってことを具体的に形として見れて何故か誇らしげな気持ちにもなって。ガンダム出たとこは実際鳥肌もので、その相手も「ソコ来たか!」って驚きもあった(最初ゾイドかと思ったのはヒミツ)。
が…。
公開前の期待が大きすぎて(80'sって少年期真っ只中だったので)、半分肩透かし食らった感も。
こういうネタを題材に作る以上、メインのターゲットは40過ぎたオサーン(の懐古心)だと思うのだけど、メインとなるストーリーがそういう大人の鑑賞に耐えうるかというと、う~ん、どうなんだろう。
劇中のイベントは行き当たりばったりで伏線を張ることもなく、ハリデーの鍵の謎も何故か主人公のチームだけが難なく解いていって…。なにしろ、主人公は学校にも行かず、仕事もせずに OASIS に入り浸っているように見えるんだけど、「貧乏暇なし」という現実世界の枷を身をもって体験しているオサーンからすると、どうにも感情移入しづらいと言うか。
原作読んでないので、ここらへん劇場版では描ききれなかったシーケンスもあるのだとは思うけど、(劇中での)現実世界が「リアル」に感じられず、VR ゲームの中がもう「なんでもあり」の世界なので、どうしても「ご都合展開」が気になり始めたり。
鑑賞中にふと、「グーニーズ」が頭をよぎる。いや、グーニーズのストーリもはるか忘却の彼方だし、どこに関連性があるのか自分でもよくわからないんだけど、「これはハイテク版グーニーズだ」ということで自分の中で決着をつけることに。そう、細かいことを気にしちゃいけない映画なのね。「ゲーム」っていうファンタジーな世界観を映像で思う存分楽しめ!っていう。で、オサーンに向けてのヌキどころとしてのデロリアンだったりアキラバイクだったりガンダムだったり。(アキラのバイクってこんなスマートだったっけ?)
個人的にはガンダムシーケンスだけで☆☆☆。正味1分あるかないかの尺なので物足りなさも感じるけど、トレイラー公開から誰もが思っているであろう、「ハリウッド版ガンダム」(一部悪夢を思い出す)が見れるだけでも。
どうしても (スコア:0)
Real Player Oneに空目してしまう(懐)
Re: (スコア:0)
動画再生ソフトのDLリンクを探すアドベンチャーゲームでしたっけ。
デロリアンでわかった (スコア:0)
なんとなーくモブの中にちらほら見たことのあるキャラがいるような気がしていたら、デロリアン見て、「なるほどこういうことができる映画ね」と理解しました。
米国特有の目が大きい CG キャラクターには違和感をおぼえつつも、敵方のキャラはカッコいいなぁと感心してました。
ストーリーは、言っちゃアレですけど全然大したことなくて、映画館で映像と音の迫力を楽しむイベントだと思いました。
そーいや、敵方の汚れ役の実働部隊の隊長の女性はオードリーヘップバーン風に見えたのが意識してたのかなぁと。
似てると言えば、別の映画紅雀のおじさん、プーチンを思い出した。(脱線失礼)