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kahoの日記: iPodを医療に

日記 by kaho

Science BlogにiPodは放射線科の画像処理を助けるという記事があった。
最近発売されたiPod photoの応用かと思ったが、実際にはOsiriXというフリーウェアについての記事で、iPodは手軽なストレージとして使われていただけだった。
放射線科ではたくさんの画像を使わなければならないし、安易な不可逆圧縮するわけにもいかないから画像データが大量にディスクスペースを占めてしまい、その解決方法としてiPodが使えるよ、ということ。

しかしこのOsiriX(日本人的には名前が・・・だが)はRSNA2004のinfoRadでCum Laudeを受賞した優れたソフトウェアで、OS Xの環境をフルに活用した高機能なものだ。
ちょっとセキュリティ的には気になるが画像をiChatで送信するようなことも簡単にできるようにサポートされているらしい。
これまでに1000以上のダウンロードがあり、おそらくその数倍のユーザーがいるだろうと考えられているそうだが、41%のユーザーが毎日使用し、46%は毎週使っているとアンケートで答えているそうだ。

医学系の研究者や医者の間ではOS Xへの移行期でずいぶんとMacからWindowsに移ってしまったのだが、こういう優れたソフトウェアがでてMacユーザーが増えてくれればいいのにと思う。
そう思う大きい理由はMacだとハードウェアの選択肢が少なくて(人から相談されたとき)問題の切り分けが楽だという理由なのだが。

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