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12727365 journal
日記

kanepaの日記: 私が思う「違法コピーが全く無い世界」とは 1

日記 by kanepa

あまり想像できませんが、個人的にはこんな世界かなと思います。

・著作権法が全く無い世界。

・著作権法がガチガチに運用されていて、違法コピーの監視体制がトップクラスで、違法コピーしたら自分の命に関わるので、全ての人たちは怖くてそんなことしない、させないような恐ろしい世界。

・著作権法はあるが、著作者の権利保護がほぼ手薄(例: 著作者の名前を詐称させない権利しか著作権法で守られていない、など)で、利用者には権利者以上の権利が保障されている世界。(「名前を詐称しない限りすべての著作物を自由に利用できる権利」が与えられている、など)

なお、保護年数は考慮していません。年数がどうであれ、著作権法で保護されるのは変わりありませんから。

また、これはあくまでも自分の個人的な想像なので、真に受けないように。

12727309 journal
日記

kanepaの日記: ルールに従い著作物を利用している人が報われる世の中になってほしい

日記 by kanepa

タイトル通りだが、それについて言えるのは、著作物の違法コピー(以下、無許可複製)のことである。俗に言う「割れ」だ。(以下、無許可複製を行いまたはそれを使っている人を「非正規ユーザー」と書く)

それを作った著作権者や著作者はきっと無許可複製に甚だ迷惑し、激怒しているだろう。
しかし忘れてはならないのが、その著作物を正規の手段で手に入れたユーザー(以下、正規ユーザー)もまた同じ気持ちであるということである。

自分は正規の手段で手に入れ、ルールにしたがって使っているのに、一方で無許可複製を行って、違法なやり方で利用している人がいる。正規ユーザーからするとこんな馬鹿げた話はない。なぜならあまりにも不公平すぎるからだ。これでは正規ユーザーが報われない。著作物を使うには決められたルールに従うこという、ごく自然で当たり前のことをしなくなってしまう人が出てくる恐れがある。

つまり、非正規ユーザーが増える可能性があるのだ。これは著作権者や著作者からすれば脅威以外の何物でもない。

そして著作権者や著作者たちもそうさせまいと対策に乗り出すが、結果的に正規のユーザーが今まで以上に面倒なことをしないと著作物を利用できなくなる。ライセンス認証然り、コピーガード然り、ユーザー登録然り、だ。そしてそのコストが価格に上乗せされる。正規ユーザーからすれば、とんでもない話である。余計に正規ユーザーが報われなくなる。

そしてあるときに著作権者や著作者たちの思わぬミスやバグによって、正規ユーザーが非正規ユーザーであると誤って認識してしまう事態が起こりうることも、想像に難しくない。(そういうシステムは人間が作ったものだから、絶対ミスがつきものだからだ。)

すべては非正規ユーザーが悪態ついたせいである。非正規ユーザーさえいなければ、著作権者や著作者側も、ヘタすれば正規ユーザーまでもを減らす恐れがありそうなことをしなくても良いはずである。

この非正規ユーザーの悪態行為は、私の支持する反DRM運動や自由ソフトウェア運動にも、何かしらの悪影響を与えてしまうのではないかと、個人的に危惧している。

12522287 journal
日記

kanepaの日記: 表現規制に関するネットと現実の違い 1

日記 by kanepa

例えば表現規制の問題について、ネットと現実では大きく違う。ネットでは賛成意見が非常に少なく、反対意見ばかりが目立つ。

しかし(これは私の経験論なのだが)、現実世界では、そもそも表現規制の話題に触れることはあまりないし、リアルで表現規制に賛成、反対と言う人も周りにあまりいないように見えるし、そのような議論もマスメディアの中でしか見たことがない。

周囲からは、そのような政治や表現の自由とか、憲法や法律のことに興味関心を抱き、実際そのような会話をする人は珍しいと思われるくらいだ。(実際私がそうなので)

現実に表現規制に関する様々な法律が制定あるいは改正されても、周りは「あっそ」みたいな程度で思っているように私は見える。そもそもそれらについて興味関心すらわかないのかもしれない。流石に消費税アップ、光熱費値上げとか、食料品の値上げとか、生活に支障をきたすものだったら話題になるかもしれないが。

つまり、現実世界ではそれらについて、何も考えていないか、あったしても興味がない、または忙しくて暇すらないと私は思う。(あくまでも私の周りの話で、それを一般化する意図はもうとうありません。場所や状況が変わればそれらも大きく変わります。)

実際法律が変わったが、それで現実になにか起こったというと、私の周りでは全然起こっていない。それに未来のことまでは私も予測できない。考えても意味ないと思っているので。

さて、みなさんの周りではその法律の改正で、現実世界で何か発生した事例はありますか?

12521502 journal
日記

kanepaの日記: ソフトウェア(ソースコード)の倫理団体

日記 by kanepa

倫理規定に、

・「Goto文を使ってはならない」

・「if文を多用してはならない」

・「コメントをはできるだけ詳細に書くこと」

・「get関数は使わないこと」

・「バイナリブロブは入れないこと」

などとか書いてあって、プロのプログラマーやギークたちで審査される。そのコードの読みやすさ、ドキュメントやコメントの充実性、セキュア性を総合的に判断される。審査が通れば、パッケージのウラ面に結果がはられる。もちろん審査が通られければ出荷できない。

あるわけないかそんな団体……。

12521450 journal
日記

kanepaの日記: 二次元の漫画、アニメと児童ポルノ法 9

日記 by kanepa

個人的に、リアル世界ならば確実に児童ポルノ法に抵触する描写が書かれている二次元のアニメや漫画の規制には賛成だ。児童ポルノの定義は曖昧だが、世の中曖昧な法律は運用で補っているので、問題ないのではと思う。(前の法改正でより明確になった)

理由:

・フィクション、二次元だからといってそのようなものや行為を全体的に肯定する、あるいは全体的に肯定する目的で表現されたものはヘイトスピーチやわいせつ物頒布の罪と同様、公共の福祉という観点で規制されるべきであるから。

・最初のようなものを流通させることで、そのような誤った道徳観や倫理観等を正当化したり、それらを肯定したり、煽ったり助長しないようにすることで、そのような表現をした描写を世の中に流通することは、全体としての児童の人権を侵害するのだということを広く国民に認識させることが必要だから。

・漫画だから、アニメだから、フィクションだからといって犯罪を肯定化してもいいという誤った価値観を助長すべきでないから。

注意: こはは児童ポルノだけの問題ではなく、あらゆる犯罪でも同じことが言える。つまり、その犯罪を全体として肯定している、あるいは肯定する目的で書かれているかどうかだ。しかしそのそのような犯罪を肯定していなくても、そのような描写を加えることについてはその作品の趣旨や目的や量等を踏まえて総合的に判断すべき問題で、一律に規制すべきでないということでもないし、一律に規制すべきということでもない。

問題点:

・現行法は、そのようなものが肯定される世の中や風潮にならないようにするために作った法ではなく、あくまでも児童の人権保護を目的とした法律なので、上記で挙げられた規制を行うには、定義だけでなく目的もしっかり変更して明文化しなければ辻褄が合わない。

・現行法は、18歳であろうがなかろうが、自然人(人間)以外の被写体は保護対象にならない。漫画やアニメではそのようなキャラの描写はよくあるが、人間のような姿をしている人間以外の生き物などは、法的はに自然人なのか、はたまた動産(物)なのか疑問。

・漫画やアニメのキャラクターの年齢の決定権は誰にあるのか?

最後に:

ネットの大多数を占める「児童ポルノ法反対」という世論に対して「児童の人権を守るために規制は必要」と反論することは、果たして悪なのだろうか? 世の中様々な意見を言う人がいてしかるべきだし、そういった人の意見を聞き取り入れつつ、自分の意見を主張することもまた必要なのではないかと思う。

レッテルを貼ったり、個人攻撃や誹謗中傷、揚げ足取りをすることは議論ではなく喧嘩である。私は喧嘩ではなく議論を求めたい。

12481412 journal
日記

kanepaの日記: 日本のネットの著作権意識と著作権法の尊法意識の欠如に虫唾が走る 7

日記 by kanepa

自分がネットをみていて「著作権意識ないなぁ」と感じること。

・ネットにアップされている許可無き二次創作な同人誌の存在そのもの

→著作権者のガイドラインや著作権者の明示的な許諾がなければ違法です。(複製権、翻案権の侵害)親告罪なので黙認されているだけで、法的には違法であることは変わりありません。それは以前にもお話したとおりです。

・ゲームやソフトウェアの違法アップロードや違法ダウンロードは徹底的に非難するのに、アニメやテレビ番組の動画や漫画などの画像、音楽の違法アップロードや違法ダウンロードは非難せず、むしろ権利行使した著作権者を非難する。

→どちらも違法ですし(公衆送信権、複製権の侵害)どちらもやっていることは変わりありません。侵害された著作物が異なるだけです。

・正規品を正規の手段で手に入れたユーザーを非難する。

→正規品を正規の手段で手に入れたユーザーが特に何もしてないならば、正規品を買ったユーザーに何の罪もありません。

・著作権法は表現規制であるとか、違憲であるとか言う。

→全くの見当違い。著作権法の目的と著作物の定義をもう一度確認していただきたい。あと著作権の歴史も勉強しなおしてほしい。著作権は最初から表現を規制しようと思って作った法律ではありません。これは著作財産権と著作人格権(あわせて著作権)を保護するものです。憲法で財産権や人格権が認められるのと同じように。

もし本当に著作権法が表現規制であるというならば、例えば「何人も、政府の許可無く著作物を製造してはならない。著作物を取り扱い、または著作権を行使する者も同様とする。」(あくまでもたとえの話です。真に受けないように。)などと、著作物の取り扱いや権利行使を規制する文言を著作権法に書かれていないといけません。

しかし著作権法はそのような趣旨の法律ではありません。著作権法は著作権を最大限保護し、無断で他人の著作物を利用する、DRM破りをするなど、著作権法で守られている権利を侵害すること禁止するだけです。他人の表現を使用せず一から独自で著作物を作ったり、著作権法で保護されない領域(例えばアイディア)のものを利用して著作物を作る行為は規制していません。他人の権利を侵害する自由など憲法にはありません。

私は著作権法は歴史や趣旨から見て表現規制ではないと考えます。
よって違憲ではないと考えます。

本当にそういうユーザーを見ると虫唾が走る。
著作権者の気持ちも考えてほしいものだ。

12478189 journal
日記

kanepaの日記: 正規品の市販のブルーレイやDVDは「大切に」保管しましょう

日記 by kanepa

最初に警告します。DRM破り(DRMを回避して複製すること)は違法です。また、DRM回避ツールを配布すること、配布の目的で所持することも違法です。(著作権法と不正競争防止法に抵触します)絶対にやめましょう。

http://jva-net.or.jp/anti-ripping/
http://jva-net.or.jp/faq/qa_9.html
http://jva-net.or.jp/news/news_ripping/

私の考えるDVDやブルーレイの合法的な破損対策:

・正規品のDVDやブルーレイを家で見るため(家庭内用途)に買うときは、同じ用途限定でバックアップ用に同じものをもう一つ、計2セット買っておきましょう。(正規のDVDやブルーレイの購入枚数に法的な制限はありませんが、店によっては一人一枚という制限があるかもしれません)

気をつけたいのが、市販で売られているDVDやブルーレイは「家庭内用途」限定であるということです。

http://jva-net.or.jp/faq/qa_14.html
http://jva-net.or.jp/faq/qa_16.html
http://jva-net.or.jp/faq/qa_15.html
http://jva-net.or.jp/faq/qa_2.html

・正規品の市販DVDやブルーレイの物理媒体の保管場所はよく考えておきましょう。犬猫等のペットや子供の届かない場所に保存するのはもちろん、高温多湿もいけません。なるべく安全で涼しいところに保管しましょう。絶対に踏んづけないように!

・HuluやdTVといった正規の定額動画配信サービスを利用しましょう。これなら、保管場所も気にする必要はないし、わざわざコピーする必要性すらありません。(いつでも見られるし、マルチデバイスなところも多いし)それに月額料金そんな高くはありません。むしろあれだけのコンテンツ見放題であの値段は安いです。大手の有料レンタルサーバー利用料金と同額程度です。

これぐらいでしょうか。

個人的に私はDRMは嫌いだし反対ですが、法制化してしまった以上は、国民から悪法とか言われようが従わなくてはいけません。それが法律ですから。悪法もまた法なりです。

自分のオリジナル作品はDRMを付けずに配布し、CC-BY-SAややGFDL等の自由なライセンスで他者にDRMを付けることを禁止することが、私のできる唯一の合法的な抵抗であると思っています。そういったライセンスの下で公開する作品が増えることを私は期待します。

12277082 journal
日記

kanepaの日記: 障害者を普通学級や普通学校に通わせることは果たして本人のためになるか 2

日記 by kanepa

普通学級及び普通学校へ行かせるには、本人や家族の意見だけでなく、医学的見地から見た担当医師の意見、教育関係者の見地から見た、入学先または在学している学校の意見、福祉的見地から見た公的支援機関や社会福祉士など、第三者の意見を聞いて総合的に判断するべきだ。

例えば医者や教育関係者などのが通わせることはできないといっても、それでも親が通わせようとするのは、ある意味ひどい話だ。また、医者は医療のプロだし、学校は教育のプロだ。少なからず、親より専門知識がある。総合的に考えるというのは、そういった人の意見を参考にして「学校選び」しようということである。その候補の中に「特別支援学校」と「普通学校」があるだけである。

あと本人は本音ではどう思っているのだろう? 意思疎通できるのならばまだしも、まともに意思疎通ができないならば、本人の声が、最悪勝手に親が都合のいいふうに解釈してしまうことも容易に想定できる。仮に意思疎通できたとしても、親が子に圧力をかけて何も言えない状況にしてしまうことも考えられる。

本人の本音の意見は、第三者しかわからないというケースはたくさんある。
そもそも、まともに親と本音でぶつかり合う人は少ないのではないかと思う。

そもそも一番大切にすべきなのは、特別支援学校だからとか、普通学校だからとかではなく、障害者の本人の人生である。どのようにしたら、本人が幸せに過ごせるか、自立できるかである。親のメンツや世間体ではない。

障害の理解というものは、子供の障害の存在を親が認め、本人がどう普通の人間として幸せに生きていくか、自立するかを考えることにある。もちろんそれには、他人に迷惑をかけないこと、「私を支援するのは当然、当たり前」と思うのではなく「私を支援してくださって本当にありがとう」という感謝の気持ちを忘れないということも含まれるだろう。

親のエゴや怠慢やワガママはすべて本人に振りかかるということを忘れないで欲しい。

12276930 journal
日記

kanepaの日記: 発達障害は「免責特権」ではない

日記 by kanepa

明らかになにか人に迷惑をかけた時に、すぐ発達障害を持ち出す発達障害の当事者がいる。
私もアスペルガー症候群という発達障害の当事者だが、そういう人を見るとついつい「言い訳すんな」と言いたくなってくる。

障害の有無にかかわらず、人に迷惑をかけた時は普通は「ごめんなさい」「申し訳ありません」だろう? なんで最初の一言が「発達障害だから云々」なんだ? 

発達障害だから仕方ない、許せとでも言いたいのか? 迷惑を被った側の気持ちを考えるべきだ。

発達障害だから何でも許されるほど、社会は甘くない。
そういう人が一人いるだけで、さらなる誤解や偏見を生み、真面目に障害克服に取り組んでいる発達障害の当事者の足を引っ張ることになる。

今後の再発防止という意味で当事者なりの意見や提案をいうのは良い。しかしそれは当事者ががちゃんと謝って、相手が謝罪を受け入れた後にいうべきだ。

直接または間接的に「障害を言い訳にする」指導をしている障害者団体が存在するならば、すぐに考えを改めるべきだ。

発達障害の克服には「双方向の努力」が不可欠なのだ。健常者側だけに障害者の支援を直接的・間接的に押し付けるのは、障害当事者のためにならない。逆に、障害者だけが克服に向けて努力しても、健常者の理解がなければ、障害者は疲弊するだろう。

参考URI:

http://www.k4.dion.ne.jp/~canon21y/freedom_feather_ph.html

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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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