kawajiの日記: "Using tDiary's theme" is increasing
kawaji による Tuesday June 24, @09:57AM の投稿,
いつかは /. も? 部門より.
我曰く、"
ruby で開発されている日記コミュニケーションツールである
tDiary
の「テーマ」を利用したアプリケーションやサービスが増加している。
tDiary は ただただし氏が開発したもので、気軽にコメントを書き込める「ツッコミ機能」や、
アクティブなリンク元を追跡できる「本日のリンク元機能」、
様々な機能を気軽に追加できる「プラグイン機能」など、
特徴的な機能をいくつも兼ね備えている人気ツールであるが、
最近は特に「テーマ機能」に注目が集まっている。
この「テーマ機能」は、
- CSSのみで実現されている(テーマを変えてもHTML自体への変更は必要ない)
- 作成方法が公表されている
- 様々な人の作ったテーマが公表されている
- ほとんどのテーマのライセンスは GPL となっている
などの点が特徴的で、現在 200近くのテーマが登録されており、他のアプリケーションでも、
(そのテーマのライセンスに適合した利用方法である限り)
出力されるHTMLを調整するだけで、それらのテーマをすぐに扱えるようにすることが出来る。
元々は日記を表示するための「テーマ」であるが、
「同じもの(日記で言えば「一日分」)を繰り返して表示する」という点においては、
日記以外にも多くのWEBサイトでも共通の構造であることが多いために、
他のアプリケーションでも、利用しやすいようだ。
現在、tDiary テーマを利用している(利用可能となっている)
おもなアプリケーションやサービスは以下の通り(
以下は一例。
tDiaryのテーマが使えるプロダクトやWebサイト
にも詳しい)。
- はてなダイアリー(日記サービス)
- Hiki(Ruby製Wikiエンジン)
- FreeStyleWiki(Perl製Wikiエンジン)
- chalow(Perl製Web日記ツール)
- GalleryAdministrator(Ruby製画像ギャラリーツール)
かつては、一つのアプリケーションごとにテーマが固定されていたり、
その都度作成されていたりといったことも多かっただけに、
このような「良質な再利用」は今後も増えていくべきだろう。
あなたの作っているアプリケーションも、tDiaryテーマ対応にすれば、きっと
急にいいソフトのように見えて
くることだろう。
"
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