kehiの日記: 男女に友情は成立するか? というよくありがちな問いに対し彼女は・・・ 10
いま、たまたま聞いていたラジオに大塚愛が出ていて、彼女の言葉を聴いていて、凄く驚き、そして妙に納得してしまったので思わずクリップ
ある女性リスナーからの手紙
「今私には親友と呼べる男友達がいます。でも私の彼氏はその親友と会って欲しくないと言います。なぜなら彼氏は「男女に友情は成立しない」と思っているからです。でも私はその親友は人間としてとても尊敬できる人なので成立すると思っているのですが、彼氏に悪いのでしばらく会わないことにしました。・・・(中略)・・・愛さんは男女の友情は成立すると思いますか?」
うーむ、今まで何度も聴いたことのあるこの問い。そして多くの女性は「成立する」といい、逆に多くの男性は「成立しない」と言うだろう、もはや食傷気味ですらあるこの問い。
この問いに対し大塚愛は「成立すると思う」と答えた。
私は「やれやれ、やっぱり・・・」とため息をつこうとした。
しかし彼女は「ただし・・・」といってこういい切った。
「でもね成立する条件はかなり限定されていると思う。それは、結婚して長い間一緒に生活したことのある、そんな2人にだけ許される関係で、それ以外は成立しない。まして結婚もしていない男女ならなおさら成立しない。そんな関係は、何かささいなひとつのことで、どうにでも変わってしまう危うい関係だから。なぜなら友情の前に、尊敬の前に、その二人は「オトコとオンナ」なんだよ」
私はこれを聞いて彼女は凄いと思ってしまった。
ラジオの向こう側ではきっと同意して欲しかったであろうリスナーの女性に対して、ここまで言い切れるのも凄いが、何にもまして結婚をしていない彼女がこの考えにどう至ったんだろうかと、そう思った。
シンガーソングライターとは思考実験でここまでの境地に至れるのか、はたまたそういった経験が自身にあるからなのか。。。
私自身、彼女の曲はヒット曲しか知らないし、普通のよくいる「いまどきの女の子」かと思っていたが、見る目が一瞬で変わってしまったそんな瞬間だった。今度彼女のアルバムを買って、ポップな曲ではなく、きちんと歌詞を味わってみようかと、そんなことを思った昼下がり、皆様いかがお過ごしですか?
納得いかない (スコア:1, 興味深い)
「友情が成立する」って、時間を考えないで未来永劫って思ってませんか?
実際には、ずっと友情、というのではなくてゆらゆら揺れ動いてると思いますが。
Re:納得いかない (スコア:1)
おっしゃるとおり友情は不変なものではありませんが、男女間のそれは同性間のそれと比較して、友情から恋愛または肉体関係に移る可能性がある分、非常に脆いものだと思います。
Re: (スコア:0)
「八神君の家庭の事情」って漫画があってですね、確かそれの最後のセリフが「男の子はだれでも一度は母親に恋をする」ってな感じのものだったと思うけど。
家族愛だろうがなんだろうが愛は愛でしょ?
恋人同士だったとしても、家族同士だったとしても、ある瞬間は恋に近いものになってある時は友情になるってもんだと思いますよ。
近所のドブさらいに行ったとき、一緒に作業したり冗談言い合ったりしておばさん達と意気投合しましたが、「男女に友情は成立しない」としたら、あれは恋愛感情だったんでしょうかね?
Re: (スコア:0)
その感情って持続してるんですか?
その場限りじゃないんですか?
おばさんは未婚でした?
Re: (スコア:0)
(何事も永遠に続くとでも思ってるの?)
っつか、世界の半分が異性だというのに、異性間では友情が成立しない、って考え自体が、なんか
「世界に存在する異性は、自分と同年代で、しかも魅力的な人しかいない」という、中二病的視野狭窄の産物に感じる。
(おばあさんに対して、そういう感情持てるのかい?)
Re: (スコア:0)
そんなにほいほい生まれるかよ
バイな私の場合 (スコア:1)
…というのは過去を振り返ってみるとなんか違う気がする。確かに友人少なめだがいなかったわけじゃないしなぁ。
多分、性的に好みの相手じゃないけど好意and/or敬意を抱ける相手なら自分から相手への友情は成立する気がする。
(相手にとってもそうであれば相手からの友情も成立。)
そうなると友情=好意軸と恋愛=性欲軸は独立でどっちが強いかだけのような気がするなぁ。
友情関係 (スコア:0)
それと友情と愛情もまた背反ではないし、独占的なものではない。
そこにこの手の命題の小難しさがあるし、独占的なことを望む人と望まない人が居る点が、事を複雑にしている。
友情と恋愛を区別することが無意味に感じる... (スコア:0)
同性間で成立した恋愛関係が友情だと思っていました。
#一部の人々(ホモセクシュアル)は同性間でも性的関係に至るわけですが。
そうでない関係はたんなる知人であって、友情が成立しているものではないと思います。
友情を成立させました (スコア:0)
しかし親友と呼べる関係になるまでに、恋愛関係になりそうになったこと有。
親友と知り合った当初は、互いに相手を異性として恋愛対象と見ていて、
きっかけがあればそういう関係になっても良いかなあという状況が数年。
私の方は「仲間うちで付き合って別れると、なんだか気まずいよなあ」とか
「大切な友人と恋人という関係のどちらをとるか」等という葛藤があり、
一時の恋愛よりも長く友人として付き合う道を取り、
友人の方は、私を口説こうとした時期に私が失恋の痛手etcで少々弱っており、
「相手が弱ってるのにつけこみたくない」という矜持で自分を抑え、
気付いたらお互いに恋愛感情が無くなり、友情だけが残ってました。
親友との出会いから数年後に今の彼氏と交際を始め、
最初は親友と2人で会うのを非常に嫌がりましたが、時間をかけて理解を得て、
その後、3人で一緒に呑んだり食事をしたりすることで信頼を勝ち得て、
今では親友と一緒に遊びに行くのに協力してくれています。
でも正直なところ、親友に彼女が出来るまで、
彼は少々不安だったのではないかと思います。
自分の経験からすると、
結婚だとか同棲だとかが男女間の友情成立に関係するとは思いませんが、
友情と恋情の違いを肌で理解する程度には恋愛経験が必要だと思います。
後、誰にでも当て嵌まるとは思いませんが、
恋愛関係になった後に何を得られて、何を失うかという計算も友情成立に必要かもしれません。