kobunの日記: 同位体の比率でしょ 1
日記 by
kobun
共同通信によると、
研究所によると、産地によってタケノコに含まれる酸素や水素、炭素、窒素の質量が原子レベルで異なることに着目。中国のほか、日本では静岡、和歌山、京都、福岡、熊本などの産地からタケノコ約420本を集め、タケノコが生えていた場所からは土を採取。「同位体比分析」といわれる方法で、産地ごとの元素の質量を分析した。
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009052701000032.html より引用
これは、
研究所によると、酸素や水素、炭素、窒素などの原子の質量は同位体ごとに異なり、産地によってタケノコに含まれる同位体の比率が異なることに着目。中国のほか、日本では静岡、和歌山、京都、福岡、熊本などの産地からタケノコ約420本を集め、タケノコが生えていた場所から土を採取。「同位体比分析」といわれる方法で、産地ごとの同位体の比率を分析した。
のように記述するべきものではないだろうか?
同位体については高校で知識として詰め込まれるはずなんだけどな。
一般記事レベルではOKでは? (スコア:0)
記者本人は同位体を知っていても、読者の大半が「同位体」を理解できるか怪しいところです。 文脈的には「炭素と水素では重さが違う」とも「同じ炭素原子でも重さが違う」とも読めます。
文字数制限がある中、(たぶん150文字の)苦渋の選択ではと考えます。
同位体を知っている人は「同位体比分析」で理解してくれるし、知らない人は、原子レベルの重さの違いを使うのだと理解してくれると願ったと解釈しました。 いかがでしょうか?
ちなみに、同位体が分からない人は安定同位体 [gas-tatsuoka.co.jp]とはが参考になります。これだけの説明をしても、どれだけの人が理解できるか疑問です。幅広い年齢層、学歴背景を考えて記事を書くのは難しいと思います。及第点をさしあげて良いかと思います。