kotaの日記: 住宅用太陽電池発電システムの寿命、意外と長い? 2
日記 by
kota
朝日新聞が25年前の中古太陽電池が80%以上の発電性能を保ったままリユースされる事例を
紹介している。
紹介されているのは、 ネクストエナジー・アンド・リソース社の
太陽光発電リユース事業。同社の運営する「太陽光発電リサイクルセンター」のプレスリリースによると、元々は通商産業省工業技術院のサンシャイン計画に用いられたものらしい。
工業製品で四半世紀性能を維持できるというのは、かなり素晴らしいと感じた。
一方で、近年普及が進みつつある家庭用太陽電池発電だが、その寿命はどうだろうか?
三洋、シャープ、京セラ3社のwebを参照したところ、システムとしての保証が10年、設計寿命が太陽電池モジュールが20年、
パワーコンディショナが10年〜15年程度とのこと。
設計どおりタイマーが作動してしまう場合もあるようだ。
10年保証というのは「10年でモトがとれるように」という政策上の理由や、住宅本体の保証にリンクするなどの理由もありそうだが、 それを差し引いても太陽電池モジュールの信頼性からすると、定期的なメンテナンスでかなりの寿命を実現できそうに素人目には見える。
個人的には、いままで「10年も過ぎたら効率が落ちすぎて、全交換が必要なんだろう」と思い込んでいたのを、 25年をかけた実例を前に見なおした次第だが、いかがだろうか?
設計寿命 (スコア:0)
製品の初期能力の n% になることを指すのが多いだろうし、
太陽電池モジュールの場合、
>公称最大出力の公差範囲内の最大許容値の10%以上低下した場合
らしいです。
Re:設計寿命 (スコア:1)
>製品の初期能力の n% になることを指すのが多いだろうし、
素子そのものについてはそうかもしれませんが、ユニットとしてみた場合は、
バスタブ曲線の後ろの立ち上がりが設計寿命内にこないようにする、という意味合いが強いかと思ってます。
# 電機業界は違うのかな?
そういった意味で、太陽電池モジュールについては、性能劣化意外の故障というのは、レアケース???
# といったあたり、中の人に聞いてみたいですね