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478265 journal

nbsの日記: タイトルを当ててください

日記 by nbs
吸収し切れなかった重力震の余波が、脚付き椅子からダイレクトに伝わってくる。緊急出力が必要な場合に椅子なしになるのは勘弁願いたいと、快適な足なし椅子を遠慮したが、その決断を少し後悔してしまう。
重力震の発生源は「ゲート」。世間の奴らは別の呼び名で呼ぶが、俺たちにとっては「ゲート」で間違いない。
先行する船の連中からは、予定通り3時間ほど前から連絡が途絶した。今の重力震は、連中が境界面を超えた余波だろう。われわれももう少ししたら境界面を超える。

この航海のスポンサーは、例によってあの分からず屋の科学者共。奴らが信じるところによると、ゲートに「近づきたがる」俺たちは自殺志願者らしい。そんな俺たちから必要なデータだけは頂こうといところが奴らしい。
結局奴等は何も信じちゃいないんだ。

「ゲート」には、大小さまざまな種類がある。俺たちが使うのは、大型の「ゲート」だけだ。小さいと、船が「通らない」。
ゲート内側のどこら辺に着くことになるのかは運任せだ。近い場所に近い角度から近いタイミングで進入すれば、近い場所に着くだろうといわれているが、検証はできない。
俺たちはそう信じているというだけだ。
480509 journal
スラド

nbsの日記: 技術力のない上司

日記 by nbs
技術の会社って現場レベルでは技術ありきだから、入社してしばらくの間に技術を身につけられなかった人間は「お前はできないから」という理由で資料作りや連絡係みたいな仕事を押し付けられる。
彼らは冷や飯を食わされていると感じる。
彼らの一部は、資料作りや連絡係で頭角をあらわし折衝や進捗管理を任されるようになる。
そのうち営業力や政治力を身に着け、マネジメントに登っていく。

こういうシナリオは別に悪くない。
彼らが技術力という能力ファクターに敵意めいたコンプレックスを持っていなければ。
489261 journal

nbsの日記: 電子投票

日記 by nbs
今日は社員番号の下1桁が「7」の社員の投票日だ。
当社では、福利厚生の一環として、国政選挙のみならず、あらゆる選挙について、勤務時間中の投票が可能となっている。

利用者の集中を避けるため、社員番号で利用日が振り分けられている。
社員食堂の一角が臨時に投票用にエリアとなっている。
自席からの投票はできない。セキュリティ上の都合により、外部回線接続ができるマシンは限られているので、多くの同僚は自席からの投票はできない。自分は部門ネットワーク管理者なので物理的には可能だが、ルール上やってはいけないことになっている。会社の認める時間・認める場所での投票以外は私的利用になるそうだ。

いつもより15分早く社員食堂に行く。すでに臨時の投票用エリアには列ができている。
投票法は簡単だ。
まず横のカードリーダーに住基カードを通す。すると候補者の名前を書いたボタンが複数表示される。もちろん、投票取り消し・白票投票のボタンもある。その中から投票したいボタンをクリックする。すると確認画面が出る。良ければOK、だめならキャンセルしてやり直し。これだけだ。

総務のやつらが来ている。妙に多い。総務の一人から投票手順の説明がある。今言ったことを説明される。
「片付けに10分程度かかります。食堂が狭くなってしまうので、早めにお願いします。11時40分までには全員が投票を終えるようにご協力ください」
端末が3台しかないが、皆で息を合わされば問題ないだろう。

投票が始まる。先ほど手持ち無沙汰にしていた総務の職員がお手本として3名投票する。なるほど。
職業柄、お手本の作業を観察してその通りにやるのには皆慣れている。
カードリーダーに住基カードを通し、マウスをカチカチッとクリックしてその場を譲る。その間、次の人は左斜め後ろで作業の様子を見ている。終わると同時に、タイミングよく滑り込むように端末の正面に立ちつつカードを通す。だんだんとスピードが上がっていく様子が心地良い。

いよいよ自分の番だ。前の人も、会社の推薦する候補に投票したようだ。マウスカーソルの位置の関係で、この候補に投票する場合は「カチカチ」で良い。なるほど。投票システムのウィンドウの横幅が妙なサイズなのはこういうわけか。上手いこと考えたものだ。

左手で自分の住基カードを通す。ピピッと心地よい音がする。次は右手でマウスを握ってカチカチだ。と、ここで手が滑る。マズイ。マウスカーソルの位置を合わせないと流れを乱してしまう……と思ったら、マウスは動かなかった。固定されている。なるほど。これがポカヨケだな。
491641 journal

nbsの日記: 毎日風呂に

日記 by nbs

10月もまだ半ばだというのに、手がかじかむ。
自分には、基本的にバスに乗るという習慣がない。(バスに乗るのは年寄りと子供と銀行員だけだ。)
近所のバス停でバスを待つという行動は、都会の人間には自然な行動かも知れないが……。

11年前、東京の大学に入っていた◇◇の下宿に遊びに行ったときの事を思い起こす。自分は聞いたこともないような私鉄の駅の、これまた聞いたこともないような私鉄の駅。
そこにみすぼらしいバス乗降場があって、そこから◇◇に導かれてバスに乗った。あれもこんなハッキリしない雨の日だったような気がする。
そういえば、あの時バーに入ったのはバスに乗る前だったかあとだったか……。

……しかし、東京ではなく自分の住むマチでは、この行動は異常(とまでは言わないが、珍しい部類)に分類される。普通は車に乗る。
そんな待ち時間の手持ち無沙汰感は、新幹線の来るのを待つ時間の手持無沙汰感とは根本的に異なる何かがある。とにかく、この待ち時間にいたたまれない気持ちになってしまう。

ケータイを見る。もう4分過ぎている。

『環境保護のため、毎日風呂に入るのはやめよう』なーんて言われても、誰も耳を貸さないだろうなあと「のだめカンタービレ」を読んで思ったわけだが、それを小咄風に書き起こそうと思った冒頭のシーンがこれ。疲れた。

492467 journal

nbsの日記: 優秀な製品のジレンマ

日記 by nbs
ああ、トヨタのセールスマンの方ですか。
どうぞどうぞ。コーヒーで良いですか?

どうも、トヨタさんはほんとに良い車を作ってくれて感謝しています。
いくら乗ってもガタが来なく快適に走るし、デザインも飽きが来ない。
乗る度に新鮮な驚きと感動があります。毎日が楽しくて仕方がないです。
苦楽をともにした古女房のようなもので、もはや離れられません。
あと何年でもこの車でやっていけます。
492468 journal

nbsの日記: コンピュータ様

日記 by nbs
……先週コンピュータ様に生活資材申告した自転車は、4/28に65.38Cr/0.2%perDayで調達予約されたそうだ。
今月は口座に余裕があるので、今この瞬間61.20Crで決済する。
ん?受取場所はSZOセクタ?
確かに月間行動計画では、4/28にSZOセクタに向かう旨を入力した。でも、SZOセクタへはチューブトレインで行くんだよ。自転車の運搬は無理だ。
セクタ内供給Grに経緯を延べ、苦情を申し立てる。
『生活資材申告は自分自身の能力で確実に運搬できる品物しか申告できないんです』
だったらなぜHMTセクタじゃなくてSZOセクタでの受取になるんだよ。
『生活資材申告では適切な距離の範囲内での最適な供給所が受取場所に指定されるのです』
生活資材がそんな遠くじゃ困るじゃないか。どこが適切なんだ。
『適切な計算式で計算された結果です。この場合は93.531kmが適切と判断されました』
根拠を教えろ。
『あなたの4/28の仮想行動計画のダウンロードを申請するのですか?』
ああ。概要で。
『0900時に貴方の標準自家用車でSZOセクタに向かい、1130時から1400まで貴方の個人時間をSZOセクタで過ごし、1415時SZOセクタの生活資材供給所で自転車を受取り、1650時にHMTセクタに到着』
ちょっと待て。俺は自家用車を持っていない。
『貴方の余剰流動性資金と中期職業計画と債権債務状況から、貴方は3月中に標準自家用車の資産取得申請を行うだろうとコンピュータは判断した』
それは予測なのだろうか。なぜ自転車を買うために自家用車を買うのだ。
『市民が、市民の現在状況から判断して、重量・体積等から判断し適切でない物品を生活資材申請した場合、市民が自身の現在状況に何らかの合理的変更を加える予定を織り込んでいるとコンピュータ様は判断します』
要はあれか。自転車を資産取得申請せずに生活資材申請した俺が悪いということか。
『むしろ、今から標準自家用車を資産取得申請すべきでしょうね』
しかし、自家用車を入手するなら自転車は不要だ。
『不要なら、今からその自転車を余剰資産登録しておきましょうか?』
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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