okdtの日記: LA BOHEME(ラ・ボエム) - アボガドとずわい蟹のサラダ 1
富山の小学生に地元の漁協が児童に1匹ずつ「蟹のおいしさを知ってもらおう」ということでずわい蟹をプレゼントするんだそうだ。3000匹だってよ!なんにせよ、良さを知るというのはコストのかかるものだが、漁協も思いっきりのいいことをするものだ。ずわい蟹をたっぷり!と言えばこの話を書き留めておかなければね。
長く暮らした関西では穴場ばかり良く知っていたので自由きままにあちこちいけたのだが、東京ではまだまだそうはいかない。表参道、銀座、六本木などをふらふらしても、老舗?お洒落?美味?ガイジンシェフ?そんなものは関西人には特別でもなんでもない。はたして「東京ならでは」の「らしさ」ってなんだろうかと、つかみ兼ねて考え込んでいた時期があった。その頃、吉田氏の案内で、オープンな空間かつ感じの良いスタッフの揃ったレストランに行った。確か、ogochanとの打ち合わせだったかな。白金台の「ラボエム」。
そこで衝撃のメニュー、「アボガドとずわい蟹のサラダ」と出会った。大して難しいつくりのサラダではないのだが、これに盛り込まれるずわい蟹の量はかなり衝撃的で、アボガドとレタスと同時に口いっぱいに頬張った時の食感は最高。しかも、どさっ!と載せられてくるので最後の一口までちゃんと蟹満タン。メニューには、このサラダ以外にもシーザーズサラダなどあり、それもテーブルで好きなだけかけてもらえる(削ってもらえる、という感じかな)パルメザンチーズが満足度も十分なのだが、ひとたびこのアボガドとずわい蟹のサラダを食べてしまうと、これを注文せざるを得なくなるほどの惑溺性だ。他のハマりメニューとしては、きまぐれピッツァ、イカ墨のパスタ、なんと500円の「素」ペペロンチーノ、最後にアップルパイも挙げておこう。リーズナブルな価格で楽しめるし、深夜(朝?)まで営業しているので大変便利だ。
この店もモンスーンカフェなどで有名なグローバルダイニング社のチェーンで、都内、横浜など関東圏18ヶ所にチェーン展開している。社長の長谷川氏も有名な人だね。白金台の開放感とは対照的に、銀座店は穴倉感があるなど、各店舗の雰囲気はそれぞれ異なる。しかし、どの店でも同じメニューが食べられ、またよく訓練の行き届いたスタッフが気持ちのよいサービスを提供してくれる。それだけ精錬されたメニューや、スタッフ育成プログラムを開発してきたということだろう。それでいて実にスタッフの立ち振る舞いの自由度が高く、マニュアルっぽさを感じさせないだ。まさに「ラ・ボエム」“因習にとらわれない自由な生き方”。
ECジャパンのmick坂本氏によると、グローバルダイニングの株主優待(6末、12末記載)では、直営店全店で何人で行っても、何回行っても15%割引になるというチケットがもらえるとのこと、徹底したサービス精神ぶりにうならされるばかりだ。安定したメニューづくりとスタッフのサービスレベル向上を勉強がてら、一度行ってみては。テーブルまで案内してくれる間に、声高々に気持ちいい歓迎コールを浴びせてくれるよ。そうそう、少しばかりドレスコードがあるのでジャージなどではいかないように。なんにせよ、良さを知るというのはコストのかかるものだからね ;-P
グロ-バルダイニング社 http://www.global-dining.co.jp/
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といいますか、蟹嫌いの私としては
該当の学校にもし居たら泣いちゃいます。