pnp0a03_pcの日記: 「接続」とわ。 1
PocketLOOX、だいぶん使い慣れてきました。
PPC2002を使う上でのクセっつーかなんつうかを飲み込めば
それなりに使えると。Bluetooth便利だし。
それにつけてもわからんのが設定→接続、にある「接続」ですよ。
あれって結局何がしたいの?
「インターネット」と「社内ネットワーク」って何よ。
そもそもどうやって見分けるの?
よく判らないのでSDKを読んでみる。
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コネクションマネージャによってユーザーはオプションとプロパティを一元的に扱い、接続を行うことができまつ。この情報はインターネット又は社内ネットワークに接続するアプリケーションから利用することができまつ。ネットワーク情報を一元的に管理するこの方法により、ユーザーにとっては接続に至るまでのプロセスが簡略されましゅ。ユーザーは接続の度に情報を入力する代わりに、予め設定しておいた接続を選択するだけでいいのです。この、ユーザーの果たす役割の簡略化こそがコネクションマネージャの本質を表していまつ。
開発者から見ると、コネクションマネージャの利点はネットワーク情報をコード内で特定する重荷をユーザーに肩代わりさせることにあります。PPC2002向けに書かれたアプリケーションは接続を自分で扱う必要はありまへん。単にコネクションマネージャに接続と切断を要求するだけで済むのでつ。
PPC2002における接続の有り方はそりゃぁ沢山あるのでつ。PPC2002ではワイヤレスやDUN接続によって、インターネットや社内ネットワークに接続することができまつ。下図に、PPC2002においてユーザさんが行う二つの代表的な接続の例を示しまつ:ユーザーが契約するISPを経由するインターネット接続と、社内ネットワークを用いるイントラネットアクセスでつ。
アプリケーションが接続要求を行った場合、コネクションマネージャはユーザが予め設定しておいた接続情報のなかから正しいものを選び出します。アプリケーションから単にRasAPI(訳厨 ダイヤルアップ接続する際使うAPI)を呼ぶだけではPPC2002が必要とするフレキシブルな接続を提供することはできまへん。
例として、PPC2002に刺したワイヤレスLANのカードでインターネットに接続する場合を考えようぢゃないか。PIEを起動してWebサイトにアクセスしようとすると、コネクションマネージャはインターネットへの接続を確立しまつ。Webサイトの内容を閲覧しまつ。んでも、ファイアウォールの設置されたイントラネットの中からそのWebサイトを見たいときにはどうなるでせう?社内ネットワークに適したプロキシの設定を行わない限り、インターネットへのアクセスはファイアウォールにブロックされてしまいまつ。
コネクションマネージャはプロキシサーバが必要であることを検知し、以前ユーザが設定しておいたプロキシ情報を自動的に適用しまつ。以下の図は、PPC2002が社内ネットワークに接続された状況でインターネットへのアクセスを行う様子を表しています。
ISPを介して直接インターネットに接続するかわりに、HTTPリクエストは社内ネットワークを経由して行われます。この動作により社内ネットワーク内での接続はそのまま維持され、社内ネットワークからの切断・ISPへの接続という動作をせずに済みます。コネクションマネージャは、この一連のプロセスをユーザーから見てさらっとやってのけるでせう。
同様の自動プロキシ設定はVPN接続でも提供されまつ。例えばISP経由でインターネット接続を行う際、コネクションマネージャはVPNを利用した社内ネットワークへの接続を可能にしまつ。以下の図にこの接続を示します。
この場合、接続前に、VPN接続に必要な情報が既に設定されているならば、コネクションマネージャは社内ネットワークへの接続にこの情報を利用します。社内ネットワークに改めて繋ぎなおす必要はありません。
VPN接続が行われている間、いつでもHTTPでインターネットへアクセスすることができます(下図参照)。
標準のRAS接続だけでは多くのPPC2002ユーザの接続要求を満足できないことを、これらの図は示しています。単一の接続で必要とされる、このような本質的に異なる複数のコネクションはより安定した接続の検知を必要としており、コネクションマネージャこそがその機能を提供するものなのです。
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・・・・さらに混迷を深めるだけでありますた。鬱。
ポケルー (スコア:0)
# 関係者なのでACで