rutoのコメント: Re:類似手法との比較 (スコア 1) 23
IDの頻繁な変更が必要というのはその通りです。
Apple & Googleの手法の場合、陽性患者はIDの元となる鍵(1日ごとに変わる)を公開するので、1日の行動が追跡される可能性があります。
DP3Tの場合はIDの変更間隔は調整可能であり、パフォーマンスの見積りは1日100回変更した場合(約14分間隔)で計算しているようです(14日間、各epochに100人分の信号を受信して14万件受信すると見積もっているため)。そしてIDの元となる鍵ではなく各IDそのもの(のカッコーフィルタ)を公開するので、ID間の結び付けは防げます。
信号の発信間隔はデバイスに依るとしていますが、5分に1回送信とすると、同じIDが出力されるのは2, 3回程度となり、トラッキングはかなり限定されたものになります(「トラッキングされなくなる」はやや不正確でしたすいません)。