sakaki101の日記: Slax 6 の言語対応について
slax 6 の言語対応について、本家blogの方でいろいろ書かれていたので、少し書いておく。
まずは、簡単に当該エントリの意訳をしてみる。超意訳でところどころ間違ってるかもしれないので、注意すべし。
『Slaxの言語対応について(ウェブサイトとOS)』
気がついたと思うけど、現在、Slax は27ヶ国語に対応している。けど、"俺の言語に対応してない"とか"ウェブサイトが俺の言語に翻訳されない"とかいうメールがいろんな国から約10通も送られてきた。なんでこの27ヶ国語に対応して他の言語に対応しないのかというと、おしなべて、僕が外国語にあまり詳しくないからなんだ。僕は /usr/share/local/locale.alias というファイルを見つけたんだけど、こいつには alias/encoding/charset といった、ある特定の言語に必要なものはなんでも載ってる。これの重複する項目を整理して、日本語や中国語といった(僕にはさっぱり分からない)アジアの言語を除いたら、aliasの分かってる27の言語が残ったってわけ。
alias は Slax を正しくセットアップするのに必要だから、alias が分かる言語しかサポートできないんだよ。ある理由から、主には繁雑にならないからって理由なんだけど、公式サイトもこの27ヶ国語だけをサポートすることにした。
じゃあ、どうしたら Slax が自分の言語に対応するようになるかって?答えは単純だけど、やるのは難しいと思うよ。local.alias 書かれてるように、君の言語と alias を gribcbug script を使って bugs@gnu.org に送ってくれ。けど、このスクリプトがどこにあるかさえ僕には分からない。なんにせよ、僕は local.alias に載ってない言語はサポートできないんだ、ごめん。
公式発表としてはこれだけ。日本語版については、おそらくはとちゃん氏が翻訳なさるだろうから、あんまり気にする必要はないかも。(はとちゃん氏曰く多少問題があるみたいだけど。)
ただ、他の言語はいろいろ大変みたい。それについてコメント欄で少しいさかいが起こってる。
とりあえず、ブルガリア人こわい。軽く雰囲気だけ伝えてみよう。
Victor:冗談だろ?なぜブルガリア語をサポートしないのさ? KDEやGnomeとかのWMも、UbuntuとかDebianとかのディストリだって対応してるじゃん。ブルガリア語はキリル語で他の言語よりも歴史があるし、ブルガリアはヨーロッパ圏の国なんだよ?それに、僕はいくつもの翻訳をこなして来てるんだぜ。
Tomas(Slax作者):ブルガリア語が別に嫌いとかじゃなくて、ブルガリア語のaliasが分かんないからできないんだよ。
Victor:local.alias のせいでできないって?別に、DebianとかUbuntuは翻訳できてるじゃん。kde-i18n-bg-3.5.8-noarch-1.tgz もある。Ubuntu見てみろよ、インストーラーまで翻訳されてるぜ。それに、僕等の愛すべきトモダチ、マイクロソフトもlocal.aliasなんてファイルが無くともXPやVistaを翻訳してるよ。
Tomas:何度も言うんだけど、僕は外国語知らないんだって。だから、そのkde-i18n-bg-3.5.8-noarch-1.tgzを正しくセットアップするには、aliasが必要なんだよ。
Pavel:ブルガリア語のaliasはbg_BGで、charsetはcp1251だよ。vector、尋ねてみたら?
Victor:Slaxはブルガリア人向けじゃないってことかい?そのご大層な local.alias に名前が載ってないから、ブルガリアは世界地図にも載っていないわけだ。ブルガリアが載ってないなら ブルガリアなんて国も、ブルガリア語という言語も、ブルガリア人向けのSlaxも無いってことか!すばらしいことだ。ありがとう!
Hugh:"愛すべきトモダチのマイクロソフト"は金払って人を雇ってるんだよ。金を払えば、どんな言語にでも翻訳できると思うよ。もしブルガリア人みんなが君みたいに無礼だったら、僕ならサポートしやしないけどね。
amp:文句言うのはやめろよ。Pavelが君が必要としてるものを言ってくれたのに、君は文句たれるのに忙しくて気づいてすらいないんだ…
はたしてVictor氏は典型的なブルガリア人なのだろうか? 他のブルガリア人を知らない私には判断できない。
暫定的教訓。軽視されたブルガリア人ほど怒りに満ちたものはない。
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