tsuka256の日記: プーシキンのために!
日記 by
tsuka256
ソ連抑留中の高杉一郎が学校のポスターを眺めていると二人のロシア人が話しかけてきた。
君は学生だろう?学校に行きたいのかとロシア人。
いや、もう学校はたくさん。
君、プーシキンを知ってる?
ええ、大尉の娘やエブゲーニー オネーギンなど。
すると二人のロシア人はポケットを探り、高杉一郎に渡した。
僕に?何のために?
プーシキンのために! それで煙草を買いたまえ。
スパシーバ、僕は何度も叫んだ。
高杉一郎著 スターリン体験より 記憶に頼って引用
プーシキンはロシアの国民的大詩人でロシアで知らない者はいないといわれている・
プーシキンのために! More ログイン