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変なモノ

Ryo.Fの日記: 下流プログラマと無能販売員 4

日記 by Ryo.F

とあるデータをとある顧客に納入する仕事を請けた。

このデータは、定価が決まっており、見積項目にもこのデータそのものの金額のみ記載されている。

顧客は、開発部門でJavaのシステム開発を行っており、このデータをJavaで処理する必要があるのだが、顧客にそのノウハウはないようだった。なので、再三再四データ納入のみの契約であることを顧客に確認していた。

が、この顧客、実際にプログラミングする段階になってやっと、自分達の手に負えないことが判ったらしい。プログラミング支援を提供しろ、とゴリ押しして来た。なんとタチの悪い…。そんなことをさせられて、完全にただ働きだ。

ここで顧客に恩を売れるのなら、先行投資だと思えなくも無いのだが、弊社販売員(一般には「営業」と呼ばれている)は、早く検収を貰いたい、というだけのために、この要求を呑んだらしい。無能にも程がある。

ま、こんなこともあろうかと(c)真田志郎、先回りしてJavaのサンプルコードを作ってはいたのだが。

ちなみに、Ryo.Fは、Javaをできるだけ避けてきた。簡潔でない点が性に合わないからだ。なので、Javaで実用的なコードを組んだことは無い。せいぜいHello Worldくらいのもの。つまり、Javaにおいては初心者なのだ。
初心者にすら二三日で書けるコードを書けないってのは、開発部門なのにどんだけ低レベルなんだ…

準備していた百数十行(import文や空行等を除けば百行に満たない)のサンプルコードに、わざわざ数ページの解説書を付け、「無保証・無補償」ってことを解説書とメール本文に10回ほど書いて送ってやった。

「無保証・無補償」って言葉は一見強い否定の様だが、大抵のパッケージソフトウェアの利用許諾には、そう言った免責事項が書いてあるものだ。このソフトウェアを使用したことによる不利益を一切補償しません、云々。決して特別なものではない。
ましてや、こっちはただ働きなのだから、これ以上サポートさせられては堪らない。くどい程書いて当然だろう。

メールを送った翌日、データを処理するための製品の見積依頼が弊社無能販売員の元に届いたそうだ。
どんだけ下流プログラマなんだよ…

※風上にも置けないのに下流とはこれ如何に。

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