
C0FFEEの日記: 不祥事隠蔽体質のGREEが業界に与える影響
「ゲーム業界が一体となって発展させたい」グリー田中社長・DeNA守安社長ががっちりと握手
呉越同舟の握手をした直後に、GREEの不祥事続報が舞い込んできました。
SNS「GREE」の未成年利用者への過剰請求、影響が拡大
【号外】GREE、課金ミスでユーザーにコイン発行されないトラブルが頻発か
特に、やまもと氏のブログを見ると既に明らかになっている過剰請求のほかに新たに不正課金の隠蔽が存在しているとのこと。
ここから見えてくるのは
「事件発生した時点で、即座に公開しない不祥事隠蔽体質」
「事件発生した事を、即座に察知できない技術力・監視体制不備」
「損失補填は、申し出があった人のみという不誠実対応」
という、上場企業としては致命的な問題点です。
見事な三拍子が揃った企業風土と言いますか…根っこから腐りきっていますね、久々に疑惑の総合商社とかいう単語が頭をよぎりました。
この一連の不正会計と言ったほうが適切(不正請求や不正課金は技術的問題であっても、その収益を業績として発表しているのだから不正会計があると言うべきですよね)と思われる案件以外にも、SNS的な部分で未成年買春の温床になっている等と言う話も囁かれてきました。
そういった黒い噂が絶えないGREEが他に隠蔽している案件は一体どれだけあるのでしょうか…想像もつかないというよりは想像するのが恐ろしくなるといったところです。
特に、プロ野球やマラソンなどのスポーツ振興に取り組み「健全」をアピールしている最中のDeNAにとって、GREEと協調することで同じ穴のムジナと見られかねないのは心外ではないでしょうか。
それどころか放置しておけば、「どっちもどっち、むしろ不祥事が明らかになったGREEの方こそ監視体制が構築されていくから安全」という、逆転した論理展開を撒き散らされる可能性さえあります。
不祥事隠蔽が業界全体の体質だと思われないように、正確な課金は出来て当たり前という信頼維持のために…業界全体としてGREEの不祥事には毅然とした対応が期待されます。
それが無理なら痛くも無い腹を探られ続けることになり、しかるべき当局の是正指導がソシャゲ業界全体に及ぶ事は避けられなくなるのではないかと思います。