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TarZの日記: 木星の南極付近に、小天体が衝突か

日記 by TarZ

NASAによれば、7/20午前3~9時(PDT、日本時間19~翌1時)にかけ、ハワイ・マウナケア山にある赤外線望遠鏡(IRTF)で、木星へのなんらかの小天体の衝突と思われる現象が観測されたようだ。衝突の場所は木星の南極付近。このときの赤外線撮影画像が、以下で公開されている。

NASA New NASA Images Indicate Object Hits Jupiter

木星への小天体の衝突というと、15年前のシューメーカー・レヴィ第9(SL9)彗星が思い出される。SL9彗星の木星への衝突は1994年7月16~22日にかけて起こったので、今回の衝突は(なんという偶然!)ちょうど15年目にあたる。また、アポロ月着陸から40周年記念でもある。観測を行った1人は、こんなことを述べている。

"It's been a whirlwind of a day, and this on the anniversary of the Shoemaker-Levy 9 and Apollo anniversaries is amazing."

なお、衝突した小天体は、SL9同様に彗星かもしれないが、現時点では詳細は解っていないとのこと。

岩塊にしろ氷塊にしろ、これだけの衝突現象を引き起こす小天体が、いまだに太陽系内をうろついている。こんな連中が、地球でセカンドインパクトを起こさないことを願うばかりだ。

[追記] ナショナルジオグラフィック ニュースに、最初に撮影されたカラー画像が紹介されているようだ。木星に地球サイズの衝突跡(この写真は倒立像のため南極が上のほうになっている)

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