TarZの日記: イギリス、国民保健サービスの対象からホメオパシー療法を除外 3
日記 by
TarZ
イギリス下院の科学技術特別委員会は、国民保健サービス(NHS, National Health Service, 日本の国民健康保険相当の国営事業)の対象から、ホメオパシー療法を除外することを決めたようだ。理由は、ホメオパシー療法は偽薬と同等の効果しか認められなかったという、まあ至極真っ当なもの。
本家 Britain To Stop Funding For Homeopathy
元ネタ Stop funding homeopathy, say British MPs
元ネタのNew Scientistの記事への読者コメントをみると、荒れそうな話題なためか利用規約違反で削除されたものも多いが、生き残っているコメントにいろいろと楽しいものがある。
ホメオパシー療法には、希釈した費用を払えばいいだろ。30C(100倍希釈を30回繰り返す)には、0.0000000000000000000000000000001ペンスとかさ。NHSのITシステム改修に費用がかかってしまうが。
ノープロブレム。希釈した後、近い整数に丸めればおk。
(まあ中には、そっち方面のニオイのするコメントもあるのだが)
… … … …
チャールズ皇太子も熱心なシンパといわれるくらいにホメオパシーが浸透している英国内の反応はどうなのか、Google news(uk)をざっと見てみたが、よく分からなかった。
[2010/03/15 追記] この件に関しては、「まだ確定ではない」というご指摘をいただいた。→ 詳細
下のリンクを見ると (スコア:1)
「ホメオパシー統合医療」なんて言葉が書かれてるけど、ホメオパシーに「医療」という言葉が使えるんだね。
the.ACount
一方日本は (スコア:0)
製薬会社と厚生官僚の陰謀(笑)を打破するためにホメオパシー療法の保険適用を検討していた。
Re:一方日本は (スコア:2)
マジで!? と思って検索してみたら、先日のストーリー「「瞑想」「断食」に健康保険適用へ ? [slashdot.jp]」の件なんですね。タイトルだけみて、「へえー、断食がねえ?」でスルーしてたですよ。(なんという情弱)