bugbirdの日記: パスワードを「生」で管理してたんだ… 1
日記 by
bugbird
結局、某ブログシステムにおける excel ファイルの拡散騒動は、認証が「生」のパスワードであったがために、便乗犯を呼ぶ事になったらしい。しかもアカウント/パスワードを共用もしていたらしい(それ故にそんな excel ファイルが存在していたわけだ)。
つーことで、一応は被害者なんだろうけど、設計・運用要件的には完全にアウトだよね。これ。玄関のマットとか植木鉢の下に玄関の鍵を隠しているようなものなんだから。
まともな設計・運用要件なら、アカウントの共有なんて論外だし、パスワードも本人以外には察知できないようにするべき
で、excel ファイルには所属プロダクションの寸評(かなり赤裸裸であからさま)なんかも含まれていたようで、こうしたセンシティブな情報が運用管理情報とごった煮状態で取り扱われていたのも、コンプライアンスの点から実にお粗末。まぁ、広告屋ってのはどこもこんなものかね?
まぁ、運用管理情報には与信が必要ではあるわけだが。。。 (スコア:1)
それなら、事務所の講評を A+++ から C--- までとか、グレードわけしておけば良かったわけ。そのプロセスと抽象化をサボってダイレクトに excel ファイルに記録していたのがイタタタということだよね? ということ。もちろん、このプロセスと抽象化には管理責任が発生する訳だけど、事故が起きた時のダメージを考えれば、それくらいのコストは投資するべきだだったんだろうね。
あ、いまどきのタレント(と事務所)って、その程度のリスクを受容するのを前提で仕事しているのかな?
--- Toshiboumi bugbird Ohta