higの日記: 博打につぎ込むような大学に私学助成金は必要か? 9
日記 by
hig
平成25年度私立大学等経常費補助金 学校別交付額一覧
文科省は私学助成の充実をすすめているが、リスクもよく考えずにデリバティブに手を出すような余裕のある大学に助成金を年間1億円近くも支出することはいかがなものであろうか?
平成25年度私立大学等経常費補助金 学校別交付額一覧
文科省は私学助成の充実をすすめているが、リスクもよく考えずにデリバティブに手を出すような余裕のある大学に助成金を年間1億円近くも支出することはいかがなものであろうか?
人生unstable -- あるハッカー
ピケティ教授によるとデリバティブ不可というわけでもない (スコア:1)
NHK ETVで放送していた『パリ白熱教室』でパリ経済学校の講義内容。
米合衆国のどの大学であれ資産を維持しかつ増やすために連邦国債を買うところなんかいない。
金融デリバティブを含む高度な金融商品までを視野に入れてを各大学がおのれの資金力と運用の実力に見合ったポートフォリオでそれぞれうまくやっているとの話。
つまり、高資産運用の実力も大してないのに金融デリバティブで資金を減らした南山大学はその点に関して非難に値するけど、
金融デリバティブゆえ禁止することは本旨ではない、ということになる。単純に無能のせいだと。
別途きついペナルティを課すのが相当の処分だと思いますけどね。
Re:ピケティ教授によるとデリバティブ不可というわけでもない (スコア:2)
何も自前のお金でデリバティブ自体をやるなとは言っていないのですよ。
アメリカの私大には国からの助成金(税金の投入)がないのでそこは勝手にやってもらっていいでしょう。
日本の場合、博打打つような余裕のあるお金持ちぼんくら(無能)私大には税金を投入する必要はないと思いますよ。国は大赤字ですし。
そんなに資金を貯めこめるのだから助成金が無くてもやっていけるはず。
与える前にもっとちゃんと審査すべきですし、返還請求してもらいたいぐらいだ。
毎年ただで一億円ももらえることがわかってれば博打も打ちたくなるでしょうが。
すってもまた次の年同じ一億円もらえるのではねぇ。
私立大学等経常費補助金(大学ごとの暦年含む) [shigaku.go.jp]
Re:ピケティ教授によるとデリバティブ不可というわけでもない (スコア:1)
短期大学部も一桁小さい金額だけ支給されてますね。
コン・ゲーム小説みたいに1億円を取り返すために文部科学省による秘密組織が暗躍という妄想…だけではすまなそうですね。
困った困ったというか類例はきっと他にも。うつな気分。
一匹見つけたらその30倍というのがありえると思えてならない。
南山大の補助金を懲罰目的で一年ストップしたらOBや地元財界の助力含めて自力でなんとかするかなあ?
Re:ピケティ教授によるとデリバティブ不可というわけでもない (スコア:2)
KOも南山も230億円もの損失出して倒産していないのだから一年一億円がストップしてもなんともないでしょう。
全くやになりますね。
担当には取引した時にキックバックがあったようですし。立派な背任です。
Re: (スコア:0)
一応学部には経済学部と経営学部、大学院には経済学研究科やビジネス研究科とかあるみたいですけどね。教えることと実践は別ってか?
Re:ピケティ教授によるとデリバティブ不可というわけでもない (スコア:1)
別なんでしょうねえ。
理事会管轄の一握りの(名ばかり)運用担当者が業者の甘言につられてほぼ言われるままに大損という絵に描いたようなくそたーけ
なことをやったんじゃないでしょうか。正規職員だとすれば所属は総務の誰かとか。
US(米国)の大学であればもっとましな運用担当の体制ができているのであろうけど、スペシャリストにそれなりの金払ってやらせているわけではないなら日本のあちらこちらの大会社や官公庁の厚生基金(だったかな?)みたいなちまちましたことをやっているのだろうと。
Re: (スコア:0)
私も資産運用と助成金は別の話だと思いますね。前者は経営の問題,後者は高等教育機会の提供の問題。
ついでに文科省は,国立大学でもハイリスク・ハイリターンの金融商品で資金運用ができるように,現在,政府・与党に要望中です。
今後も政府からの「自律」名目で,私立国立問わず,資産運用は拡大していくことと思われます。
# リーマンショックで含み損がやばかった駒沢,明治,早稲田や慶応など大手の大学は、アベノミクスで立て直しができたのだろうか。今回の事例と同じく運用に失敗した大阪産業大学は野村証券から一部賠償を勝ち得たみたいだけど。
助成金の使い道 (スコア:2)
何も助成金を直接的に博打に使い込んでいるとは思ってません。
でも、助成金は「経常費補助金」のその名前の通り直接的に経営の問題です。
念のため助成金の使い道のルール [shigaku.go.jp]を調べてみました。
(1) 専任教員等給与費
(2) 専任職員給与費
(3) 非常勤教員給与費
(4) 教職員福利厚生費
(5) 教育研究経常費
(6) 厚生補導費
(7) 研究旅費
教育研究の経費も含まれるものの、教職員の給料や福利厚生が主な使い道のようで、学費免除のような学生に対する「高等教育機会の提供の問題」を解消しようとするものではなさそうです。
給料や福利厚生は公務員じゃないんだから自前でどうにかするのが大学の経営の問題として当たり前でしょう。
Re:ピケティ教授によるとデリバティブ不可というわけでもない (スコア:1)
経営の問題だったら税金から助成金もらったりしないで自前の金でやってください