jonykatzの日記: iPS細胞作成と同じ手法で人間の肝臓の幹細胞ができてしまった 18
日記 by
jonykatz
朝日新聞の記事によれば、国立がん研究センター研究所のがん転移研究室長の石川哲也氏が24日まで大阪で開催されていた日本癌学会において、iPS細胞(人工多様性幹細胞)の作成と同様の手法で、人間の肝臓細胞のもとになる幹細胞を作ることに成功したとのことだ。培養が難しい肝臓の細胞だが、アルブミンなどのたんぱく質を作り出す肝臓細胞の特徴を備え、しかも無限に増殖する能力を持つ幹細胞ができたとのことで、
非常に画期的な成果なのだが、残念ながら何故幹細胞ができたのかという仕組みは分かっていないそうだ。
すごさはよくわからないが (スコア:5, おもしろおかしい)
朝、研究室に行ったらシャーレに生の肝臓が一個入っててビックリしたってイメージ?w
肝腎要 (スコア:0)
ついに肝腎要の一角が崩れましたか。
まあ細胞が出来たからって組織や器官レベルになると難しいんでしょうけど。
腎臓はさらに構造が複雑なのでまだまだ難関が控えてますね。
エロイ人頼む (スコア:0)
「iPS細胞」(人工多能性幹細胞。人工多能性幹細胞全ての体組織に成長できる)を作ろうとしたら
「肝臓の幹細胞」(人間の肝臓細胞のもとになる幹細胞:タレコミより)になったってどういう意味かよく分からん。
Re:エロイ人頼む (スコア:3, 興味深い)
例えば、神経幹細胞は神経系の細胞に分化し、造血幹細胞(骨髄に含まれます)は白血球・赤血球・血小板に分化するという感じです。
受精卵やiPS細胞は分化万能性(全ての細胞に分化できる能力)があり、造血幹細胞はいくつかの種類の血球になることが出来ますので多能性があるといいます。
今回は、iPSを作る手法を肝臓の細胞に適用してみたら、分化の程度がiPSまでは戻らずに、もうちょっと肝臓よりの肝臓に分化する能力のある幹細胞が出来たということですね。
実際に分化させることに成功とか? (スコア:2)
分化させるにはトリガになる物質が必要じゃないですか。その物質がうまく紛れ込んだらしい、これから特定するよってことじゃないでしょうか。
# IDで憶測を書く愚行
Re:実際に分化させることに成功とか? (スコア:2, 参考になる)
iPS細胞から高効率で肝細胞 医薬基盤研・阪大が作成に成功 [msn.com]なので、iPSから肝臓細胞作るのは既報のような・・・
ああ、この方法だとiPSを作っては肝細胞にし、iPSを作っては肝細胞にしを繰り返さないといけないけど、
今回の成果は一回肝臓の幹細胞作れば肝細胞が簡単にうじゃうじゃ作れるってことか?
独り言でやっと納得。
Re:実際に分化させることに成功とか? (スコア:1, おもしろおかしい)
# ぼけてみた
Re:実際に分化させることに成功とか? (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:実際に分化させることに成功とか? (スコア:1)
Re:実際に分化させることに成功とか? (スコア:1, おもしろおかしい)
つまり、分化のトリガという肝の部分が判らないと (スコア:1, すばらしい洞察)
Re: (スコア:0)
逆。
既に分化してる体細胞からなぜか肝幹細胞ができたよ、でもなぜかはまだわからないよ、って事でしょ?
理解 (スコア:2)
そうか、iPS細胞を作ろうとしたら「いったん万能化」を通りすぎて直接肝細胞になっちゃった、と。
ようやく理解。
Re: (スコア:0)
キモ幹細胞でしょうか、カンカン細胞でしょうか。
#音がおもしろいな、ってだけだったのが、「カンカンのイラ菅細胞」とか思いついてしまったのでAC
Re: (スコア:0)
それが (スコア:0)
>残念ながら何故幹細胞ができたのかという仕組みは分かっていない
それがシュタインズ・ゲートの選択なのだよ・・・フゥーハハハ!
つまり安くレバーを合成できるということですね (スコア:0)
研究者なら (スコア:0)
むしろ「未知の現象発見、超ラッキー!」でしょう。