maiaの日記: 産業技術総合研究所「調光ミラーフィルム」開発 2
日記 by
maia
産業技術総合研究所で、電気的に鏡状態と透明状態を切り替えられる「調光ミラーフィルム」が開発された(プレスリリース)。ガラス板のみならずフレキシブルなプラスチック基材上にも作製可能。透明への変化は15秒程度、鏡への変化は10秒程度。数ボルトの電圧で切り替えられて、変化した状態は通電を切っても保たれる。フィルムだと生産性や経済性にも優れ、既存の窓ガラスに貼り付けるという事ができる。透明状態では可視光および赤外光を40%程度通し、鏡状態では赤外光を含めて殆ど光を通さない。可視光を通す熱線カットフィルムより効果は劇的だが、可視光も通らないから(ほんの僅かな青味が残る程度)、真っ暗になってしまうのが難点?
全固体が嬉しい (スコア:1)
ブラインドの代わりに取り付ければ、埃もたまらないしよさそう。
# 鏡OFF時の透明度がもうちょい上がれば…。
液晶のように、複数の調光ミラーをマトリックス状に制御できるならまた別の用途も面白そうです。
…うーん、すぐには思い浮かびませんが。
電気暗幕 (スコア:1)
鏡か半分透過のどちらかしかないので、プロジェクター使用時には良いかも。車だと、真夏の駐車時(というのは、以前の産総研プレスリリースにありました)。まあ、鏡状態時の透過率は(実用化の時には)調整するかもしんないですけど。