teltelの日記: 日本の軍事技術 3
日記 by
teltel
朝日新聞に、日本の軍事産業とその輸出、また技術交換についての特集があった。
一番だめだめだと思ったのは、戦車の車軸の話。なんでも職人が機械精度の上をいく公差3μm の精度で加工しているということだ。いや職人の技はいいんですヨ。すばらしい。でもなんか間違えてる。つーか戦車ってのは戦闘車両でしょ。競技車両じゃない。そういう精度の部品使っちゃいけません。交換もできない。戦場でどういう使いかたされるか解ってるのかしらん。
結局、日本人は日本人だと思ったヨ。
どうして「職人芸」必須にしてしまうんだか・・・ (スコア:1)
先の大戦中、アメリカが撃墜した零戦を調査してびっくりしたそうな。
「すごい! こんなに極限まで軽量化するなんて、なんて神業だ!!」
おなじく、撃墜したアメリカの戦闘機を調査した日本人いわく、
「すごい! ねじ山の向きが全部同じだ!」
どうも、技術的優位を求める(=資源のなさを技術でカバー)あまり、それに自己陶酔した挙句、どうやって維持するか(どのくらいコストと手間がかかるか)を忘れてしまうようで。
これで実戦がバンバン出来る体制になったら、どうするつもりなんだか・・・
# また負けたいんか?
## ↑ フレームの元スマソw
どう発音するのか、それが問題だ。
安物買いの銭失い (スコア:1)
>それに自己陶酔した挙句、どうやって維持するか(どのくらい
>コストと手間がかかるか)を忘れてしまうようで。
職人芸に頼ると目先のコストは劇的に下がるからですよ。
いわゆるサービス残業も根は同じことだと思っています。
Re:どうして「職人芸」必須にしてしまうんだか・・・ (スコア:1)