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Linux

yasuokaの日記: 「メディアと社会」研究室の考えるQWERTY配列 2

日記 by yasuoka

キーボード配列 QWERTYの謎』の読者から、東京都市大学研究室ガイド2010中村雅子研究室のページを読んでほしい、と連絡があった。

どのような優れた技術でも、それだけで無条件に社会に受け入れられるものではありません。たとえば手動タイプライターの時代に開発されたキーボード配列(QWERTY)は、一説によれば印字のバーが交差するトラブルを防ぐため「打鍵速度が速くなりすぎないように」設計されたと言われますが、そうした問題を考慮する必要のないワープロ・パソコンにも受け継がれています。より合理的で能率的な配列はいくつも提案されてきたのですが、それらは今のところ、いずれも広く受け入れられていません。研究者がラボで考え、技術的な合理性だけで提案しても、そのまま受け入れられるわけではないといういい例でしょう。

あまり「いい例」だとは思えない。

むしろ、「一説によれば」と書きさえすれば、どんなガセネタを書いてもかまわない、という「いい例」だろう。でも、東京都市大学のこの研究室では「アンチQWERTY説」がきっと定説なのだろうから、毎年、一定数の「アンチQWERTY説」支持研究者が輩出されることになるんだろうな…。

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  • by y2print (39336) on 2009年11月26日 10時05分 (#1678437)
    2009年10月中旬(日付失念)放送のざっくりマンデー(TBS)にてqwerty配列の由来について紹介されていました。ブラザーの社員のかたがVTRにて(番組の常套句として「ざっくり言うと,,,」という前置きのもと)「タイプライターを早く打鍵したとき,活字のバーがjamるのを防ぐため」という趣旨の解説をしておられました。
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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