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日本

yasuokaの日記: U+2D583は「出」の別体なのか

日記 by yasuoka

文字情報基盤のMJ059222をボーっと眺めていたところ、「音読み」のところに書かれている「デ」が、実は「訓読み」の「で」なのではないか、と思えてきた。もし、そうだとすると、U+51FA→U+5C80→U+37AE→U+2D583、すなわち「出」→「岀」→「㞮」→「𭖃」と変化してきたんじゃないか、という妄想が湧く。うーん、とりあえずは、U+2D583「⿱山久」の実際の用例を見つけないとダメかな。

13579962 journal
政府

yasuokaの日記: 市区町村に対する保育士の犯歴照会を、都道府県に義務づける児童福祉法施行規則改正

日記 by yasuoka

私(安岡孝一)の元日の日記の読者から、3月20日に開催された全国児童福祉主管課長会議説明資料(2)を見てほしい、との御連絡をいただいた。見てみたところ、37ページに「犯歴情報の照会による保育士登録の取消しに関する事務について」という項目を見つけた。

今般、保育士登録に関する事務については、禁錮以上の刑に処せられたこと等により、児童福祉法第18条の5第2号及び第3号に規定する欠格事由(以下「欠格事由」という。)に該当することとなった者の保育士登録の取消しに関する事務の適正化を図るため、児童福祉法施行規則の一部を改正し、本日施行している。
各都道府県におかれては、
① 保育士が勤務する管内の施設等に対し、当該施設等に勤務する保育士が逮捕されるなど、欠格事由に該当するおそれが生じた場合において、当該保育士の氏名、住所、生年月日及び保育士登録番号その他の必要な情報の報告を求めるなど、積極的な把握に努めること
② 施設等から報告を受けた都道府県は、報告の対象となった保育士、当該保育士の家族、当該保育士の勤務する施設等を運営する事業者及び当該施設等の所在地の市町村等に対し、情報提供を求めること
③ 報告のあった事案の裁判の傍聴等により、その裁判等の状況の把握に努め、欠格事由に該当するおそれがあると認めた場合、当該保育士の本籍地の市町村に対する犯歴情報の照会を行うこと
により、保育士が欠格事由に該当するおそれがある事案について、適切に確認を行っていただきたい。

えっ、いつのまに? と思って、3月20日の官報(号外第56号)を見てみたところ、児童福祉法施行規則が改正されていて、第6条の34の2が新設されていた。

第六条の三十四の二 都道府県知事は、保育士が法第十八条の五各号のいずれかに該当するおそれがあると認めるときは、関係地方公共団体の長その他の者に書類の提示その他の必要な情報の提供を求める方法によって、当該保育士が同条各号のいずれかに該当するか否かを確認するものとする。

うーむ、この「関係地方公共団体の長」の中に、住所地の市区町村長と、本籍地の市区町村長と、両方が含まれているわけね。というのも、1月3日の日記に私が書いたような改正は、今回(3月20日)はおこなわれていない。つまり、都道府県知事は、まずは住所地の市区町村長に「当該保育士の本籍地」を尋ねて、それから本籍地の市区町村長に「欠格事由の有無」を尋ねることになるからだ。でも、結局、公職選挙法と児童福祉法との間の2年のズレは、どうなったんだろう? パブリックコメントの結果は、まだ公表されてないのかしら?

13574245 journal
バイオテック

yasuokaの日記: Re: O型はゼロ型なのか

日記 by yasuoka

私(安岡孝一)の古い日記「O型はゼロ型なのか」の読者から、矢端正克『知ってなっとくからだの疑問』(小学館、1998年8月)を読んでほしい、との連絡をいただいた。読んでみたところ、pp.22-23の『血液型が「ABC」でなく「ABO」なのはなぜ?』にガセネタが書かれており、かなり閉口した。

血液型を分類するのに、最もなじみのあるのが「ABO」方式です。最初に、この血液型を発見したのは、アメリカの病理学者カール・ランドシュタイナーです。一九〇一年のことでした。それまでは、人間の血液はだれでもみんな同じ成分で、個人的な違いはないと考えられていました。ランドシュタイナーは血液を三つのタイプに分類し、それぞれ「A型」「B型」「0型」としました。「0型」としたのは、血液の抗原反応がなかったという意味で、ゼロとしたのでした。

Karl Landsteinerの1901年の論文『Ueber Agglutinationserscheinungen normalen menschlichen Blutes』(Wiener klinische Wochenschrift, 14 Jg., Nr.46 (14. November 1901), S.1132-1134)では、ヒトの血液には3種類あることが述べられており、それぞれ「Gruppe A」「Gruppe B」「Gruppe C」と名づけられている。日本語に訳したとしても「A型」「B型」「C型」であり、「0型」などと名づけたりしていない。また、Karl Landsteinerは、この時点ではウィーン大学にいたので、「アメリカの病理学者」という表現は変だ。

その翌年、ウィーン大学のデカストロとストゥリルが「AB型」を発見し、現在の四分類方式の血液型になりました。ところが、その四分類型が文書として印刷される段階で、とんでもないミスが起きてしまったのです。本来「0型」であったはずのものが、ローマ字の「O」と見誤られ、「O型」として世界に広まってしまったのです。

全くのガセネタだ。Alfred von DecastelloとAdriano Sturliは、1902年の論文『Ueber die Isoagglutinine im Serum gesunder und kranker Menschen』(Münchener medicinische Wochenschrift, 49 Jg., No.26 (1. Juli 1902), S.1090-1095)で第4の型が存在することを示唆したが、それに対して命名はしておらず、「AB型」という名称も「O型」という名称も、この時点では世界に広まりようがない。

一九二七年の国際連盟の専門委員会でも、「A型」「B型」「O型」「AB型」の四分類が正式のものとして認められました。以後、ランドシュタイナーがゼロとしたものが、オーという命名で呼ばれるようになってしまったというわけです。

何度でも書くが、Karl Landsteinerは「C型」と名づけたのであって、「0型」とも「O型」とも名づけていない。また、国際連盟のComité d'Hygiène配下のCommission permanente de standardisation des sérums, réactions sérologiques et produits biologiquesが、議長Thorvald Johannes Marius Madsenの提案にしたがって、ヒトの血液型をO, A, B, ABで表記する決定をしたのは、1928年4月25~28日のフランクフルト会議のことだ(Klinische Wochenschrift, 7 Jg., Nr.35 (26. August 1928), p.1671)。1927年ではない。

ちなみに、ABO血液型を命名したのは、Emil Freiherr von DungernとLudwik Hirszfeldであり、それは1910年から1911年にかけて発表された3連作の論文でなされた。この点については、「O型はゼロ型なのか」に概要を記しておいたので、当該論文を読んで確認してほしい。

13573142 journal
日本

yasuokaの日記: 登記統一文字01054170を含む神社

日記 by yasuoka

一昨日の私(安岡孝一)の日記に続いて、法人番号公表サイトを見ていたところ、越前市帆山町の「⿰火几」山神社(ほやまじんじゃ、法人番号8210005007631)に行き当たった。この「⿰火几」は、『汎用電子情報交換環境整備プログラム成果報告書』別冊第11分冊p.5383に収録されていて、登記統一文字01054170となっている。うーん、「帆」の別体だとみなしていいのかしら?

13571765 journal
日本

yasuokaの日記: 登記統一文字01009170を含む会社法人

日記 by yasuoka

法人番号公表サイトを見ていたところ、「⿰冫賔」田橋鿄架設(はまだきょうりょうかせつ、法人番号1430002065559)という登別の会社に行き当たった。この「⿰冫賔」は、『汎用電子情報交換環境整備プログラム成果報告書』別冊第11分冊p.5095に収録されていて、登記統一文字01009170、読みは「ヒン」となっている。うーん、読みが違うということは、「⿰冫賔」を含む別の法人があるということかしら?

13568271 journal
日本

yasuokaの日記: 変体漢文に形容詞は存在するのか

日記 by yasuoka

私(安岡孝一)の2月14日の日記の読者から、変体漢文に形容詞が存在したとして他の品詞とどうやって区別するのか、という趣旨の御質問をいただいた。簡単には答が出ないのだが、とりあえず宣命文については、形容詞を形態上「区別」できる場合が存在する気がする。たとえば、孝謙天皇の即位宣命に出てくる小書きの「久」のうち

天下者平治賜

の「平」と「安」は、たぶん形容詞なのだろうと推測される。もう少し突っ込んで考えるなら、天平勝宝元年頃の変体漢文における「平」や「安」には複数の用法があって、それらのうち形容詞的用法を明示するために、ここでは小書きの「久」を使うことになったのだろう、という「仮説」を提示できる気がする。

ただし、この「仮説」にはイキナリ弱点があって、同じ即位宣命にある

朕者拙劣雖在

の「拙」や「劣」は、形容詞なのかそうでないのか、という疑問に答えることができない。小書きの「久」が付いている場合は、ある程度の推測が可能だが、付いてない場合には、もっともっと用例を集めてきて考えるしかない気がする。変体漢文に形容詞が存在するのは、たぶん間違いないと思うのだが、さて、どれが形容詞でどれが形容詞でないかについては、結局、コーパスを作るしか無いのかなぁ。

13565965 journal
日本

yasuokaの日記: 日本漢字学会、始動

日記 by yasuoka

日本漢字学会のWWWサイトが無事公開された、との御連絡をいただいた。3月29日の設立総会がNHKニュースに流れた上に、私(安岡孝一)自身が評議員を拝命したこともあって、あちこちから問い合わせをいただいていたのだが、とりあえずURLを示せば良くなったので一安心。さて次は、12月1日(あるいは2日)の研究大会に向けて、募集要項とか学会誌投稿要領とか、どんどん作っていかなきゃ…。

13565096 journal
エイプリルフール

yasuokaの日記: 京都大学、Orario社を告発か。偽計業務妨害ないし威力業務妨害。

日記 by yasuoka

京都大学など複数の大学が、Orario社の告訴・告発を検討していることが、本日、明らかになった。罪状は、偽計業務妨害ないし威力業務妨害。京都大学は昨年5月、

ECS-ID及びパスワードを入力して学内情報システム内の情報を取得するアプリを使用する行為は、全学情報システム利用規則第8条(1)及び(4)に抵触します。

との告知をおこない、Orario社に対し非公式アプリ「Orario for 京大」の配布をやめるよう働きかけたが、同社がこれを無視したことから、告訴・告発を検討するに至った。新入生(特に未成年者)の無知に付け込んで、学内情報システムを安全運営する業務を恒常的に妨害しており、偽計業務妨害ないし威力業務妨害にあたるとしている。一方、Orario社の芳本大樹代表は『日経コンピュータ』のインタビューに対し、

「大学の規約に違反しているので、問題があると認識していた」

と罪状の一部を認めており、今後、同社の出方が注目される。

13562480 journal
日記

yasuokaの日記: NewScientistの考えるQWERTY配列の歴史

日記 by yasuoka

「ECONOトリビア」QWERTY記事顚末記の読者から、グレアム・ロートンの『NewScientist起源図鑑』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2017年12月)の「なぜ私たちはQWERTY配列のキーボードを使い続けるのか?」(pp.214-217)を読んでみてほしい、との御連絡をいただいた。読んでみたところ、歴史的経緯に微妙な間違いが散見されて、あちこち私(安岡孝一)には納得がいかなかった。

QWERTY配列のキーボードが世界に飛び出すきっかけになった場所は、1866年にアメリカのミルウォーキーにあった小さな作業場だ。そこでは、クリストファー・レイサム・ショールズという編集者が一山当てることを狙って、ある発明の研究を始めていた。それは、本のページ番号を自動でふる機械である。

ショールズが、Paging-Machine (U.S.Patent No.44488)の特許を取得したのは、1864年9月27日だ。1866年に始めたわけじゃない。

ショールズの計画に発明家仲間のカルロス・グリデンが加わった。1867年7月に、彼はたまたまScientific American誌で「タイプライティング・マシン」という短い記事を読んだ。彼らはこの記事からインスピレーションを得て、研究の方向性を変えたとみえ、最終的には「書くよりも2倍速く、考えたことを文字にする……ための機械」を作った。

U.S.Patent No.79868の特許出願は1867年10月11日であり、当時の雑誌流通事情を考えると、Scientific American 1867年7月6日号から「インスピレーションを得て、研究の方向性を変えた」とは、私には全く思えない。『キーボード配列 QWERTYの謎』にも書いたとおり、U.S.Patent No.57182にインスピレーションを得た、という可能性の方が高いと思われる。

1年後、彼らは3つの特許を取っていた。ただ、彼らの発明品がタイプライターだと認識するのはかなり難しい。見たところピアノのように白鍵と黒鍵が並んでいて、その一つ一つに文字がついているというものだ。この機械は紙詰まりしやすく、印字の行はいつの間にかずれがちだった。しかしショールズはそれを使って、出資してくれそうな人に手紙を書き続けた。その一人、ジェームズ・デンズモアは、現物を見もせず、ただちに特許の4分の1の権利を買い取った。

時間の順番が無茶苦茶だ。1868年成立の特許のうちの1つ、U.S.Patent No.79265には、図版のWITNESSESの一人としてJames Densmoreの名があるのだが、ロートンが「現物を見もせず」と主張する根拠は何なんだろう?

デンズモアはE.レミントン&サンズという会社の技術者たちの前で、タイプライターの実演を行った。その会社はニューヨークに本社がある銃製造業者で、家電製品にも手を広げたところだった。

E.レミントン&サンズの本社は、当時はニューヨーク州イリオンにあったはずだけど、それより「家電製品」って何だろう? 「家庭用品」(home appliances)の誤訳かしら?

レミントンが1874年に第1号のタイプライターを売り出すと、この機械はたちまち人気を得て、世界で初めて商業的に成功した執筆用機械になった。

この「大文字しか打てないタイプライター」が、当時の人気を得たとは、私には到底思えない。もし、本当に人気を得ていたのなら、もっと多くの「Sholes & Glidden Type-Writer」が生産されていたはずだし、その後のショールズは開発費に苦しまなかったはずだし、E.レミントン&サンズはタイプライター生産部門を手放さなかっただろう。

これらの疑問点に加え、「完全なQWERTY配列」(MがNのすぐ右)の登場が1878年になっている点(p.217)が、私個人としては全く納得できなかった。私の調べた限り、1878年時点のQWERTY配列は、MがLのすぐ右にあったようなのだが、ロートンは、いったい当時の何を根拠としているのだろう?

13559434 journal
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yasuokaの日記: 「京大2018年度新入生用情報アカウント」の中の人は京大生なのか

日記 by yasuoka

ネットサーフィンしていたところ、「京大2018年度新入生用情報アカウント」というtwiiterアカウントに出くわした。Orarioのことをつぶやいていた、というのもあるのだが、それよりヘッダ画像が京都大学ではなく帝京大学のものだったのが、気になったのだ。そこで、このヘッダ画像が他に使われていないか探してみたところ、このblogこのblogに使われているだけで、私(安岡孝一)の探しようが悪いのか、他には見つけることができなかった。これらのblogを書いているのは、立命館大学の学生、という設定になっているらしい。うーん、どこかの脳内大学生なのかしら?

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物事のやり方は一つではない -- Perlな人

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