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yasuokaの日記: JIS S 5508『原稿用紙』とJIS P 3001『新聞巻取紙』

日記 by yasuoka

昨日一昨日の日記の読者から、#mayonezのさらに別の記事「B4サイズとは|B4サイズのもの・B4サイズのものを郵送する方法」(2017年2月22日)も読んでみてほしい、との御連絡をいただいた。

B4用紙を含む日本のBシリーズは「JIS P0138(日本工業規格)」で規定されています。
「ISO 216(国際規格)」でもBシリーズが定められています。(ISO B4 は 250×353 です。)

2月21日の記事がA4で、この22日の記事がB4で、25日がB5って、そもそもどういう記事構成なんだか、私(安岡孝一)には理解できない。

B4サイズのもの
新聞の折り込みとして入っているチラシはこのサイズです。
また、400文字詰めの一般的な原稿用紙などもB4サイズです。

JIS S 5508による限り、原稿用紙には色々なサイズが規定されていて、たとえば「B4特判」は252mm×358mmで、日本のB4より少し小さい(でもISOのB4より少し大きい)んだけど、本当にB4サイズが「一般的」なの?

B4はB0を4回半分にした物=1/16平米のルート長方形で縦横サイズがますます半端な数字なのは、このためです。

いや、B0の面積は1.5平米だから、それを4回半分にしたのなら、B4の面積は1.5/16平米のはずだよ。

新聞折込のサイズについて、もう少し補足いたしますと、折込料金は B5<A4・B4<A3・B3 と高くなってきます。

それ以前に、新聞折込の料金って地域ごとにかなり違ってるはずだけど、地域差よりもサイズ差の方が大きいの?

そもそもなぜ新聞紙がB2に近いサイズなのかは結局わからなかったですが、新聞のように昔からある媒体にB判サイズという規格が利用されているのは、昔の名残かもしれません。

新聞の基準寸法(813mm×546mm)は、JIS P 3001に規定されてた「D巻」を546mmで切ったもので、JIS P 3001における「連量」の基準にもなってたけど、今はJIS P 3001が廃止されてしまっている。ちなみに、新聞の基準寸法は、Hippolyte Auguste Marinoniが『Le Petit Journal』紙のために開発した印刷輪転機を、1890年に朝日新聞が導入した際の判型で、1929年決定(日本標準規格第92号)のB判とは直接の関係がない。というか、そもそも813mm×546mmは、√2:1ではない。

ですから、身近にある紙のサイズは、「どうしてこの大きさなんだろう?」と問いかけて自分で調べてみるのもいいかもしれませんね。

そう言うなら、原稿用紙や新聞のサイズくらい、ちゃんと調べてから記事にしろよ。一昨日昨日も感じたが、正直こんな記事、素で読んでる人いるんだろうか、とすら思えてくる。この#mayonezって、去年(2016年)の10月頃スタートしたサイトらしいけど、こんなガセだらけの記事バラまいて、どうするつもりなんだろ?

13171210 journal
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yasuokaの日記: JIS P 0138『紙加工仕上寸法』とJIS S 5502『封筒』とJIS S 5504『ノートブック』 1

日記 by yasuoka

私(安岡孝一)の昨日の日記の読者から、#mayonezの別の記事「B5サイズとは・B5 サイズのもの|b5サイズの半分はどれくらい?」(2017年2月25日)も読んでみてほしい、との御連絡をいただいた。

AサイズとBサイズとよく聞きますが、どんな違いがあるのでしょうか。A4やA3などのAシリーズは、ISO216で画定されている国際標準の用紙の規格なのです。それに対して、B5やB6などのBシリーズは、日本工業規格(JIS)で画定されている日本標準の規格になります。

「画定」って、境界画定でもするのかしら? JIS P 0138が「この規格は,筆記用紙及び各種印刷物の仕上寸法について規定する。」と書いてるとおり、「規定」っていう用語を使うべきだと思うよ。というか、JIS P 0138っていう規格番号がここに出てこないんだけど、JIS P 0138ちゃんと読んだ?

A4サイズだと少し大きいと感じる人もいて、ちょっと小さいB5サイズくらいがちょうど良いと考えている人も多いのです。Aサイズの規格は、もともとドイツで誕生したものを基準にしているので、実際日本人には大きいと感じるものが多いのかもしれません。

以前、「A判の起源」にも書いた通り、A2判やA3判は18世紀末のフランスで既に使われていた。ドイツで誕生したわけではない。そもそも、ドイツのB5判(176mm×250mm)は日本のB5判(182mm×257mm)より小さいんだけど、「実際日本人には大きいと感じるものが多い」ってどういう意味?

B5サイズの用紙を三つ折りにして、ちょうど入る封筒のサイズで「長形4号」というものがあります。90mm×205mmの大きさで、よく馴染みのある封筒だと思います。この「長形4号」はよく利用されている封筒サイズで、個人向けの手紙や履歴書を送るときにもよく使われている封筒なのです。
しかし、「長形4号」は、今や主流のA4サイズを入れるのには向いていません。A4サイズの用紙を入れようとすると、縦にも横にも折り目を入れないと入らないのです。A4サイズの用紙をよく見ますが、手紙などではB5サイズもまだまだ人気があるようです。封筒のサイズによっても送料が変わる為、コストの面においても「長形4号」は未だに利用されているようです。

言いたいことがサッパリ理解できない。A4サイズの用紙を三つ折りで入れたいのなら、長形4号じゃなくて長形3号(120mm×235mm)使えばいいじゃん。長形3号と長形4号は、50g以内ならどっちも「定形郵便物」にあたる(JIS S 5502参照)ので、郵便料金も同じだよ。

最近の主流はA4になってますが、手紙に関しては封筒のコスト面を考えてからか、B5サイズで送る人もいるようです。上記でも述べましたが、B5サイズを三つ折りにして、ちょうど入る封筒のサイズだと送料が安いのです。

いや、だから、長形3号と長形4号で郵便料金は同じだってば。「送料が安い」って、いったいどこの「送料」の話をしてるの?

冒頭で少し説明しましたが、Bサイズは日本独自の用紙規格で、日本工業規格(JIS)が規格しました。ノートなどを購入したときに、裏にJISマークがついてることがあると思いますが、JIS規格に基づいたサイズを利用していることの証になります。

ノートブックの規格はJIS S 5504であって、JIS P 0138じゃない。っていうか、JIS S 5504の「学用3号」や「6号」は179mm×252mmで、日本のB5判より少し小さい(でもドイツのB5判より少し大きい)んだけど、使ったことないの?

日本工業規格(JIS)は、工業標準化法に基づいて、日本工業標準調査会の答申を受けて、工業標準であり、日本の国家標準の一つなのです。

何が言いたいのかサッパリ理解できない。JISの話をしたいのなら、JIS P 0138やJIS S 5502やJIS S 5504などの規格票を、ちゃんと読んでから書くべきだと思う。昨日も感じたが、正直こんな記事、素で読んでる人いるんだろうか、とすら思えてくる。この#mayonezって、去年(2016年)の10月頃スタートしたサイトらしいけど、こんなガセだらけの記事バラまいて、どうするつもりなんだろ?

13170629 journal
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yasuokaの日記: A4インチサイズと物理学者オズワルドの謎 2

日記 by yasuoka

「物理学者オズワルド」とは誰なのかの読者から、#mayonezの「A4をインチ換算すると|A4サイズのパソコン・A4インチサイズのもの」(2017年2月21日)という記事をお教えいただいた。

こちらの記事では、a4インチサイズの大きさや身近なa4インチサイズのものを紹介しています。

「a4インチサイズ」って何? 私(安岡孝一)個人は、初めて聞く大きさなんだけど。

A4インチサイズとは
名称 A4
縦横の比率 約 1.414 (21*29.7センチメートル)
重量 用紙の坪量が g/m2 の場合、重さは 約 グラム。

「A4インチサイズ」=「A4」なの? でも、坪量のところに数字はいってなくて、重さもわからないんだけど、どうなってるの?

■ A4インチサイズパソコンの特徴
・A4サイズとモバイルサイズの中間的立場にあり、持ち運びしやすさ、使いやすさ、性能のバランスに優れている

「A4インチサイズ」が「A4サイズ」と「モバイルサイズ」の中間的立場にあるとすると、そもそも「モバイルサイズ」はどういう立場で、「A4サイズ」はどういう立場なの? それは本当に立場なの?

A判は、19世紀末ドイツの物理学者オズワルドによって提案されたドイツの規格で、面積が1平方メートルの「ルート長方形」をA0としました。

「物理学者オズワルド」って誰? どこのWWWサイトからコピペしてきたの?

JIS規格は制定後、幾度となく改定が繰り返され、現状のものに落ち着くわけですが、その過程で最も議論されてきたのが、サイズの問題でした。

JIS P 0138は1951年の制定後、1957年・1961年・1998年に改正されてるけど、A4判のサイズが変更されたことは無いし、そもそも「A4インチサイズ」なんて規定されてない。「最も議論されてきたのが、サイズの問題」って、どこのJISの話?

いや、その、正直ここまでヒドイと、こんな記事、素で読んでる人いるんだろうか、とすら思えてくる。この#mayonezって、去年(2016年)の10月頃スタートしたサイトらしいけど、こんなガセだらけの記事バラまいて、どうするつもりなんだろ?

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テレビ

yasuokaの日記: モールス符号とQWERTY配列 1

日記 by yasuoka

ネットサーフィンしていたところ、スペインABCの『Por qué se ordenaron así las letras y otras curiosidades del teclado QWERTY』(2017年2月8日)という記事が、私たち(安岡孝一・安岡素子)の論文『On the Prehistory of QWERTY』(ZINBUN, No.42 (2011年3月), pp.161-174)に言及しているのを見つけた。

Esta teoría del fallo mecánico fue cuestionada por los investigadores de la Universidad de Kyoto Koichi Yasuoka y Motoko Yasuoka en 2011. Ellos llegaron a la conclusión de que el teclado surgió por las sugerencias y críticas de operadores de código Morse que necesitaban escribir con rapidez.

いや、そんなことをconclusión(結論)にした覚えは無いのだけど。『On the Prehistory of QWERTY』のconclusionは、あくまで

The development of QWERTY was a winding road, first by Sholes and others, second by Harrington and Craig, then by Jenne and Clough, again by Sholes, and at last by Wyckoff, Seamans & Benedict. There was no consistent policy towards QWERTY.

ということであって、モールス符号との関係だけを結論にしたわけじゃない。というか、モールス符号のオペレータがらみで説明できるのは、「S」の移動と、せいぜい「T」と「I」の移動くらいであって、たとえば「M」の移動はモールス符号では説明がつかない。そのあたりを『On the Prehistory of QWERTY』でも、あるいは『「ECONOトリビア」QWERTY記事顚末記』(情報処理学会研究報告, Vol.2015-CH-106 人文科学とコンピュータ(2015年5月16日), No.2, pp.1-8)でも、ちゃんと書いたはずなんだけど、やっぱりスペイン語で論文かかなきゃダメなのかしら。

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日記

yasuokaの日記: メートル法より以前のA判 2

日記 by yasuoka

私(安岡孝一)の昨日の日記に関して、Georg Christoph Lichtenbergが1786年10月25日にJohann Beckmannへ宛てた手紙(Georg Christoph Lichtenberg: Briefwechsel, Band III (C. H. Beck, 1990), S.274-275)を、御教示いただいた。手紙の問題の部分を引用してみよう。

Ich gab einmal einem jungen Engländer, den ich in Algebra unterrichtete, die Aufgabe auf, einen Bogen Papier zu finden, bey dem alle Formate als forma patens, folio, 4to, 8, 16, einander ähnlich wären. Nach gefundenem Verhältniß wolte ich nun einem vorhandenen Bogen eines gewöhnlichen Schreib⹀Papiers mit der Scheere das verlangte Format geben, fand aber mit Vergnügen, daß er ihn würcklich schon hatte. Es ist nämlich das Papier worauf ich dieses Billet schreibe, dem ich aber, weil durch das beschneiden etwas von der eigentlichen Form verlohren gegangen seyn kan, noch einen unbeschnittenen beylege. Die kleine Seite des Rechtecks muß sich nämlich zu der großen verhalten wie 1:√2 oder wie die Seite des Quadrats zu seiner Diagonale.

確かに1:√2という比率が言及されているが、しかし、この手紙が「ドイツの物理学者LichtenbergがA判を考案した根拠」だと主張するのは無理がある。A判の辺の比率が1:√2になっているのは事実だが、それならB判だって同じだ。A判とB判の最大の違いは、A0の面積が1平方メートルであり、A1の面積がその半分、A2の面積がそのさらに半分、…となっている点にある。一方、この手紙が1786年10月25日に書かれたのなら、それはメートル法より以前だと考えられるし、そもそもこの手紙には紙の面積に関する言及は無い。

もちろん、メートル法の開始をいつに置くかという点で議論はあるが、1790年以前に置くのは、さすがに無理があるように思える。ただし、A判がドイツ由来なのかフランス由来なのか、あるいはそれ以外なのかは、18世紀末ギリギリのあたりをもう少し調べてみる必要があるだろう。

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日記

yasuokaの日記: 日本製紙連合会の考えるA判の起源 2

日記 by yasuoka

ネットサーフィンしていたところ、日本製紙連合会「紙のQ&A」の以下の記述が目にとまった。

紙のサイズはどのように決まっているのですか?
普段何気なく使っている「A4」、「B5」などの紙のサイズ。どのような基準で決められているのでしょうか。A判は19世紀末にオストワルドというドイツの物理学者によって提案され、もともとドイツ国内の規格でしたが、現在では国際規格サイズになっています。このドイツの規格で決まっているA判の基本A0判は、縦横の長さの比が「1:√2」で面積が1㎡となっています。このA0判の長い方の辺を半分にする度にA1、A2、A3、A4・・・となり、数字が大きくなっていくに従って面積は小さくなっていきます。

A判を考案したのは、Friedrich Wilhelm Ostwaldではない。「A判の起源」にも書いたが、Ostwaldが提案した紙のサイズは、1cm×1.41cmを基本として、1.41cm×2cm、2cm×2.83cm、2.83cm×4cm、…と倍々にしていくもので、A判とはサイズが全く異なる。実際にA3判のもととなったのは、フランスで18世紀末から使われてきた紙のサイズMoyen papier (0.2973m×0.4204m)である。ちなみに、ドイツのB3判(日本のB3判より少し小さい)のもととなったのは、フランスで18世紀末から使われてきた紙のサイズGrand papier (0.3536m×0.5000m)である。

日本製紙連合会がどのような調査をおこなったのかは不明だが、「19世紀末」と「18世紀末」では100年もの開きがあって、あまりにずさんなQ&Aだと言わざるを得ない。しかし、日本の製紙における公式サイトに載ってしまった以上、このガセネタが今後どんどん拡散されていくのだろう。私(安岡孝一)個人としては、できる限り早い訂正を日本製紙連合会に望むばかりである。

13135700 journal
ニュース

yasuokaの日記: 共同通信社がSuzieのニュース記事を削除

日記 by yasuoka

共同通信社の「ふむふむ」がSuzieの全記事を削除した、との御連絡をいただいた。理由は特にお教えいただけなかったのだが、Suzieはガセネタが多く(これとかこれとかこれとかこれとかこれとかこれとかこれ)、共同通信社としても無視できないレベルだったのだろう。その一方で、livedoor NewsマイナビニュースウーマンエキサイトアメーバニュースInfoseek NewsT-SITEYomerumoは、いまだにSuzieのガセ記事をバラマキ続けている。ちなみに、Suzieの記事更新は2016年10月31日を最後に途絶えており、今後はサイトそのものをどうしていくのか、私(安岡孝一)個人としても見守っていきたい。

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教育

yasuokaの日記: 「初等漢字300字の公表を中止せよ」韓国の教育大教授196人が声明 1

日記 by yasuoka

本日付の天地日報によれば、韓国の教育大学10校の教授196名が、『初等教科書漢字表記基準』300字の公表中止を求める声明書を、本日付で公表した。公表中止を求める声明書を公表するあたりが、何とも韓国的なのだが、この『初等教科書漢字表記基準』300字は、2019年の初等学校(小学校)5・6年教科書から適用される予定である。声明書の本文を、私(安岡孝一)なりに訳してみたので、韓国の漢字教育における一側面を、読者の皆さんも味わってみてほしい。

『初等漢字目録300字』公表を中止せよ

教育部は先日『初等教科書漢字表記目録300字』(教育部報道資料『初等5~6学年の学習に役立つ基本漢字(300字)』、以下『初等漢字目録300字』と略して呼ぶ)を公表すべく、関連報道資料を発表した。初等学校漢字教育に対する学界と社会の合意もなされていない状態で、教育部が一方的に初等漢字教育を義務化しようとするものである。ここでは教育部が、一部の団体の主張を受け入れ、漢字を国家公式の表記文字と認定し、教科書に漢字を表記して、初等漢字教育を制度化しようとする意図が含まれている。

1. 国家レベルで『初等漢字目録』を公表し、教科書に表記して教えるためには、その必要と妥当性を、国民の誰もが認めるべきである。1970年以来、ハングル専用の初等学校教科書とハングル専用教育とで、学生たちは、ほぼ世界トップレベルの識字力を持つようになった。それにもかかわらず、現政府が『初等教科書漢字表記目録』を公表し、教科書に難しい漢字を表記しようとするのは容認できない。

2. 廃止予定の2009年改正教育課程に沿った初等教科書での漢字語基礎調査をもとに、初等教科書漢字表記目録300字を指定するのは誤りである。初等学校教師や初等教育の専門家との協議の過程も経ずに、新たに作成される初等教科書とは直接関係のない研究者による教科書漢字表記方案研究をもとに、『初等教科書漢字表記目録300字』を指定し、初等学校課程の漢字表記政策を発表するのは、不当で無責任である。学習語彙を理解するための初等教科書漢字表記の研究結果を、『初等漢字目録300字』に変容させて公表するのは、初等漢字教育を公式化/義務化しようとする漢字教育強化団体の要求を、便法として受け入れるに等しい。

3. 国家レベルで教育部が『初等漢字目録300字』を公表した瞬間、初等私教育の膨張とともに、初等教育の歪曲現象が、手の施しようのないほど酷くなるだろう。国家が、国家のアイデンティティと国民の自尊心をもとにした基礎教育としての初等教育を施行する義務を捨て、初等学校から漢字教育を義務化し、漢字私教育を助長してはならない。発達レベルに合わない漢字を初等学生に強要することで、初等教科教育を阻害し、我々の学生の学習競争力を落とし、将来の情報社会に対する能力を弱体化させることは、絶対にしてはならない。漢字教育が必要ならば、『初等漢字目録300字』を公表する前に、現在の中等教育用漢字をまともに教える方案を先に探さねばならない。

教育部は、根拠のない不合理な『初等教科書漢字表記目録300字』の公表を、ただちに中止せよ。

2017年1月24日

かなり一気に訳したので、あるいは訳し間違いや勇み足があるかもしれない。よければハングルの原文と読み比べた上で、コメントいただけると幸いである。

13127759 journal
中国

yasuokaの日記: 「《日本京都大学藏中国历代碑刻文字拓本》编委会」の謎

日記 by yasuoka

2016年11月21日の日記に関連して、問題の『日本京都大学蔵中国歴代碑刻文字拓本』の第1巻を見るチャンスがあった。見返しに書かれている情報は以下のとおり。

图书在版编目(CIP)数据
日本京都大学藏中国历代碑刻文字拓本/《日本京都大学藏中国历代碑刻文字拓本》编委会编著.― 乌鲁木齐: 新疆美术摄影出版社, 2015.7
ISBN 978-7-5469-6944-2
Ⅰ.①日… Ⅱ.①日… Ⅲ.①汉字―碑帖―中国―古代Ⅳ.①J292.21
中国版本图书馆CIP数据核字(2015)第182688号

选題策划: 文昊   责任复审: 吴晓霞
责任编辑: 夏阳   责任决审: 于文胜
书籍设计: 党红   责任印制: 刘伟煜

书名 日本京都大学藏中国历代碑刻文字拓本
本册书名 魏晋―汉代碑刻
出版 新疆美术摄影出版社 新疆电子音像出版社 (www.xjdzyx.com)
地址 乌鲁木齐市经济技术开发区科技园路5号 (邮编 830026)
发行 丝绸之路文献史料图书数据中心
网购 孔夫子旧书网、亚马逊(中国)网
印刷 北京京华虎彩印刷有限公司
开本 787mm×1092mm 1/8
印张 375
字数 45000千字
版次 2016年1月第1版
印次 2016年1月第1次印刷
印数 1-100
书号 ISBN 978-7-5469-6944-2
定价 9800(CNY) 1600(USD)

网络出版读读精品网 (www.dudu-book365.com)
网络书店淘宝网・新疆旅游书店 (http://shop67841187.taobao.com)

前文のようなものは全くなく、「《日本京都大学藏中国历代碑刻文字拓本》编委会」の構成員はおろか、出版経緯も全く書かれていない。p.4からいきなり拓本写真が貼られているが、どの写真にもキャプションが無く、どれが何の拓本なのかわからない。巻末のpp.122-126は附録であり、拓本の管理番号と標題と年代が載っているが、ウチの拓本文字データベースの標題リストのコピペである。しかし、pp.4-121の各写真には、管理番号も標題も付されていないので、全体として全く意味をなしていない。

私(安岡孝一)が睨んでみたところでは、p.4の上の写真は大將軍曹眞殘碑(碑陽)、下の写真は漢將軍張飛題名で、いずれもスケールの部分を切り取っている。p.5の上の写真は大將軍曹眞殘碑(碑陽)、下の写真は大將軍曹眞殘碑(碑陰)で、やはりスケールの部分を切り取っている。p.4とp.5に同じ写真が載っている理由はわからない。さて、このふざけた本、どう成敗すればいいかしら。

13119011 journal
日本

yasuokaの日記: 新たな元号は常用漢字に限るべきか 3

日記 by yasuoka

2016年8月10日の日記の読者から、新たな元号は常用漢字表の範囲に収めるべきだ、との御意見をいただいた。いや、それ、私(安岡孝一)に言われても困るのだが、だとすると可能性があるのは「日愛」「才屋」「才及」「日音」「木奇」「口因」「食欠」「音員」「口貝」「日央」「言永」「馬尺」「豊色」「日王」「木黄」「小意」「月意」「力口」「女家」「革化」「言果」「虫文」「食我」「小毎」「木戒」「糸会」「土鬼」「木皆」「言皆」「小既」「木既」「木市」「才広」「木各」「車交」「口赤赤」「才舌」「車害」「金兼」「月干」「甚力」「土甚」「木官」「小貫」「小感」「食官」「舟監」「金監」「王元」「山支」「糸己」「車九」「言己」「走己」「夫見」「才軍」「光軍」「木幾」「馬奇」「才支」「才疑」「牛義」「言義」「口契」「言吉」「月却」「口及」「糸及」「王求」「糸合」「才巨」「才処」「言牛」「足巨」「口今」「馬区」「才屈」「言川」「君羊」「言十」「言旨」「小景」「魚京」「木行」「糸吉」「車干」「女兼」「南犬」「言兼」「金建」「弓玄」「王見」「舟玄」「木古」「金固」「女呉」「言呉」「工力」「女子」「交力」「才句」「糸工」「木交」「才空」「木更」「口侯」「小荒」「石更」「糸交」「金広」「糸岡」「金岡」「才考」「馬句」「糸甘」「石少」「才采」「糸田」「土奇」「木才」「貝才」「山奇」「木冊」「金昔」「才最」「才察」「小参」「車斤」「女台」「女市」「木支」「月支」「才旨」「糸氏」「月旨」「言司」「言式」「言寺」「食司」「言志」「貝易」「才寺」「日寺」「舌辛」「食耳」「車由」「口七」「幸丸」「女疾」「身寸」「才舎」「余斗」「言射」「耳又」「王朱」「月重」「走取」「口兄」「才受」「才合」「糸冬」「足就」「金充」「糸従」「糸宿」「糸屯」「戸斤」「糸者」「言者」「女口」「且力」「余又」「才少」「才召」「木公」「日召」「糸召」「言公」「石肖」「言召」「言正」「言羊」「小童」「石焦」「金童」「土成」「小青」「金定」「木直」「角虫」「口属」「金十」「糸申」「火欠」「目垂」「木区」「才居」「女生」「小生」「牛生」「日青」「米青」「青争」「言青」「木斤」「小昔」「糸責」「七刀」「才斤」「才出」「糸色」「木全」「月泉」「言全」「糸泉」「魚羊」「月善」「糸善」「才昔」「米且」「糸且」「正束」「言斥」「又又」「木目」「木曹」「足宗」「土曽」「小曽」「貝曽」「月蔵」「才足」「糸売」「木寸」「子系」「才員」「才丁」「口垂」「馬太」「文寸」「月台」「才尺」「才石」「言若」「木月月」「才旦」「月旦」「矢豆」「糸定」「言延」「金段」「弓単」「言炎」「矢口」「耳心」「糸致」「才由」「木主」「馬主」「田丁」「才兆」「巾長」「弓長」「目兆」「貝占」「走召」「足兆」「口朝」「言周」「束力」「金真」「土平」「言丁」「土是」「舟廷」「糸帝」「言帝」「金失」「口土」「女石」「女又」「火丁」「木兆」「言寸」「小卓」「木東」「糸充」「米唐」「月同」「重力」「金同」「目童」「言売」「車欠」「虫工」「言忍」「才念」「米占」「火然」「糸内」「石皮」「木不」「月市」「才非」「木毎」「女某」「才白」「舟白」「火暴」「火田」「金本」「才友」「巾凡」「土反」「木反」「片反」「田半」「貝反」「王文王」「食反」「才般」「日免」「女己」「才比」「才皮」「石卑」「月寸」「女臣」「言平」「木票」「才苗」「才夫」「小布」「貝武」「言普」「米分」「糸分」「木丙」「免力」「才包」「月包」「石包」「言方」「食包」「小亡」「土方」「女方」「月方」「糸方」「巾冒」「木奉」「言某」「土屈」「番羽」「女未」「日未」「土里」「才末」「口未」「鬼未」「山甲」「女少」「目民」「女良」「日月」「金名」「口鳥」「麦面」「糸文」「里予」「言尺」「言秀」「月要」「谷欠」「才立」「糸各」「辛束」「王里」「田各」「米立」「米斗」「米量」「木木」「王留」「金令」「歯令」「糸東」「金東」「火戸」「貝各」「足各」「良月」「言舌」「貝有」「月宛」あたりだろう。ただ、どれも、あまり元号に向いていない気がする。また、万が一これらが元号になった場合に、「㍾」「㍽」「㍼」「㍻」のような組み文字が使いやすいかどうかは、かなりアヤシイ。さてさて。

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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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