アカウント名:
パスワード:
私もよくわかってないんですけど、
純粋に画面分のポリゴンを毎秒60回描画できればよいかというと、そういう訳ではありません。たとえば、金属の玉にまわりの景色がうつりこむような環境マッピングの効果を実現しようとした場合、まずはまわりの風景をレンダリングしておき、それを球体のテクスチャとして描画するという2段階になります。
また最近はFull Screen Anti Aliasing もハヤリなんじゃないでしょうか。640x480のグラフィックを描画するために、(x2の場合)1280x960のスクリーンにレンダリングしたものを縮小することでジャギーを押さえる方法です。これだとレンダリングに要するコストは4倍になります。x3になるとコストは9倍ですね。
あと最近のエンジンは一回でレンダリング済ませるほど単純なデキじゃないみたいです。たとえば海を描画するときに、海面の光の反射だけを別に描画し合成することでよりリアルな演出をしていたりします。
今時のゲームはキレイですがあくまでも3Dはフェイクです。マシンの性能が上がってリアルタイムレイトレーシングとか使い出したら、まだまだマシンの性能は求められるんでしょうね。(そこまでする必要があるのかとか、そういう議論はナシで)
ex) 進化するHalf-Life 2エンジン(後編) [mycom.co.jp]
Takeshi HASEGAWA
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
1ピクセル1ポリゴンで (スコア:2, 参考になる)
それ以上の性能って必要なんでしょうか?
教えて>エロイ人
# と思ったらRadeon9700で3億ポリゴン/sらしいので、描くだけなら1600x1200画面を156回/s埋められるのね。
# 無論描くだけじゃないんで実際はもっと遅いんだろうけど。
# 今って演算処理性能ばかりが取沙汰されるけど、要はもう埋めるだけの時代ではなくて
# 画質が追求されてるって事でしょうか?
Re:1ピクセル1ポリゴンで (スコア:3, 参考になる)
フォトショップのレイヤーを思い浮かべてもらえれば。
CGの質感というのはイロイロな効果があります。現在は汎用シェーダーという形で統合されていますが、たとえば肌を表現する場合、
・通常の陰影(デフューズ)
・光が強く当たっている(スペッキュラマップ)
・透過した光(サブサーフェイススキャッタリング)
・細かいでこぼこ(バンプマップ)
さらには光が強すぎる箇所には光学的なフレアを追加したりと。
肌一つとってもこれくらいシェーダー効果が必要と。
これらもできれば計算深度(ビット数)は増やしたいです。画面結果は24ビットでも荒れがでますし、暗いところでもよーくみればみえる、なんて表現もありえます。
さらには影を作る為には画面に映っていない部分から落ちることも想定されます。
ポリゴンを含むワールドを反射させるのだってホントはやりたい。
まあいずれは頭打ちするでしょうが、今のところはあればあっただけ使えるもんですね。
奥が深い。 (スコア:4, おもしろおかしい)
挙がったなかではバンプマップくらいしか知りませんでした。
最近の方向性をCPU側から見ると、やたら強力になったGPUを遊ばせておくのはもったいないから、
『3D計算してない時にはちょっと手伝ってもらえんやろか。』
ってな感じだとは思いますけどね。
# 逆にCPU側が手伝わされたりして。
## 「おい、暇だったら手伝ってくれ」
### 「暇に見えるなら眼科逝け!」
## 「おお、忙しそうだな。じゃ。」
### 「じゃ。じゃねぇ。手伝えコラ。」
## 「や、俺にも仕事が」
### 「じゃかまし!3.7m秒後までに残り1890万ステップ終えるまで帰さん。」
## 「マテ、3.7m秒も他のプロセス停める訳には」
# んなわけねぇ。
Re:1ピクセル1ポリゴンで (スコア:2)
私もよくわかってないんですけど、
純粋に画面分のポリゴンを毎秒60回描画できればよいかというと、そういう訳ではありません。たとえば、金属の玉にまわりの景色がうつりこむような環境マッピングの効果を実現しようとした場合、まずはまわりの風景をレンダリングしておき、それを球体のテクスチャとして描画するという2段階になります。
また最近はFull Screen Anti Aliasing もハヤリなんじゃないでしょうか。640x480のグラフィックを描画するために、(x2の場合)1280x960のスクリーンにレンダリングしたものを縮小することでジャギーを押さえる方法です。これだとレンダリングに要するコストは4倍になります。x3になるとコストは9倍ですね。
あと最近のエンジンは一回でレンダリング済ませるほど単純なデキじゃないみたいです。たとえば海を描画するときに、海面の光の反射だけを別に描画し合成することでよりリアルな演出をしていたりします。
今時のゲームはキレイですがあくまでも3Dはフェイクです。マシンの性能が上がってリアルタイムレイトレーシングとか使い出したら、まだまだマシンの性能は求められるんでしょうね。(そこまでする必要があるのかとか、そういう議論はナシで)
ex) 進化するHalf-Life 2エンジン(後編) [mycom.co.jp]
Takeshi HASEGAWA
Re:1ピクセル1ポリゴンで (スコア:1)
このレベルに達するまでは進化して欲しいなあ、と思います。
Re:1ピクセル1ポリゴンで (スコア:1)
Re: (スコア:0)
パストレーシングやフォトンマッピングをリアルタイムでやるのはまだまだ先じゃないでしょうか。
生きてるうちに本当の環境光や集光模様がリアルタイムで動くのを見られるようになるんだろうか?
Re:1ピクセル1ポリゴンで (スコア:1)
現在GPUでパストレーシングのような重い処理を肩代わりしてもらう研究が盛んで、リアルタイムとまではいかなくても、かなりの部分まで遜色のないレベルで処理できています。
Siggraphの論文が読めます。Light Transportのところを適当に探してみて下さい。
#私自身全然追えてないんですが(汗
http://kesen.huang.googlepages.com/sig2007.html [googlepages.com]
nVidiaも、GelatoというGPUを利用したレンダラをフリーで配布しています。
http://www.nvidia.com/page/gz_learn.html [nvidia.com]
おっしゃるような本当のレベルがどれぐらいかは分からないのですが(上記を踏まえて、あえて本当と書かれたのでしたらすみません)、数年先には素人目にはわからないレベルでリアルタイムになっててもおかしくないと思います。すでにゲーム機では間接光を動かない地形などに焼付けることにより、ある程度グローバルイルミネーションによるリアルな画像が表現できていると思います。
#少しだけ息抜きさせて下さい>関係者の方々
Re:1ピクセル1ポリゴンで (スコア:1, 参考になる)
(また、Zバッファを用いた描画では、よほどレンダリング呼び出し側が頭が良い=計算の手間が掛かることをしてレンダリングしないと、不透明物体を書いた上に不透明物体を上書きする無駄が生じます。計算の手間が掛かると、その分AIその他の処理ができなくなるわけで。)
さらに、影生成用のシャドウマップ(光源一つに最低一つ、いろんな手法を使っても画面解像度よりも細かいくらいの解像度がのぞましい)、被写界深度用などのぼかし画像など、一枚の絵をレンダリングするのに、オフスクリーンではその数倍のレンダリングがされていることもあたりまえなわけで。
Re:1ピクセル1ポリゴンで (スコア:1, 参考になる)
ゲーム機だが、痛車で有名なあのゲームでも、表示は60fpsだが内部ではその6倍で処理してるそうな。
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20070326/fm2.htm [impress.co.jp]
Re: (スコア:0)
PCゲーム(特にFPS系)の場合、秒間90コマぐらい出ないとマニアの首を
縦に振らせるのは現状では難しいようです。
Re: (スコア:0)
しまうことがあるけど、1/90秒だと敵の上に1回は表示されるという
感じなんでしょうか?
他の理由ってありますか?
Re:1ピクセル1ポリゴンで (スコア:1, 興味深い)
Re:1ピクセル1ポリゴンで (スコア:1)
Re: (スコア:0)
インタレース表示テレビが画像として認識できないというギャグが昔あったですが、
そういう人は現代社会で生きていき辛いんでしょうね。
Re: (スコア:0)
そんなだったらしい。
車(ラジコン)の動きが「線」ではなく「点の連なり」と認識できるので、
意外な動きが出来る、らしい。
#他にもスピンターンでカマイタチとか、いろんなネタがあったな。
Re:1ピクセル1ポリゴンで (スコア:1)
同時にデータが送られてきたときに相手よりも1/60秒早く描画結果を得ることができます。
その結果、中の人の性能が同じなら1/60秒だけ常に有利になります。
本格的に対戦をやる人なら120FPSくらい欲しいんじゃないかな。
Re: (スコア:0)
単純に1600x1200x60ピクセル/秒書ければいいってわけでもないようです。
#いかに見えないポリゴンを書く必要をなくせるかが、凄腕プログラマーの腕の見せ所らしいです