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別に相反しているわけではなく、企業の採用側もたぶん学生の研究を妨げたくはないと考えています。
でも 「自分のところで欲しい学生を他の企業に先に採用されてしまうのは困る。」 「あそこは○月から採用活動してるらしい。じゃあうちも。」 という形でどんどん採用活動開始が早くなってしまっているようです。それを防ぐために経団連の倫理憲章なんかがあるのですが、やはり徐々に...
修士で行っている研究内容を直接活用できる職場などというのは企業側もほとんど用意できません。一部の研究部門くらいでは可能性がありますが。つまり、研究の成果は採用する際には特に求めていません。 ある程度(大学入試を通るレベルの学力)とやる気があれば、十分というところです。あとは集団に入って周りとうまくやっていけることが求められるかな。
ただ一言言わせていただきたい。 学生の皆さん、まず将来仕事としてやりたいことを見つけましょう!! 就職活動はそれからだ。
採用に関わっているのでAC
逆に、大学での研究が就職の役に立つなんてのは、かけっこが速いから飛脚になるくらいのレアケースだと思う。
独自のテーマを開拓できない科学的・論理的展開能力なんてあるの? (無意味なツッコミ)
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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
大学院のバブル女子短大化 (スコア:5, すばらしい洞察)
はなはだ失礼な表現ではありますが,
院に入ったら1年前期で単位を揃え,夏休みにインターン,
秋に就職活動してM2の春から初夏には就職が決まっています.
あとはなんだかんだと言い訳をしながら研究から逃げるだけ.
内定があったらいい加減な研究でも卒業させてもらえるものだと思っています.
バブル期の女子短大生のようです.
もちろん皆ではなく,研究を楽しみよい成果を出してくれる優秀な学生さんも
多いのですが,一部にそういうのが必ずいて,腐臭を放つのが困る.
極端な言い方をすると,世界標準からしても,2月に修士論文を出してから
就職活動してもいいぐらいです.企業もたいして人を能力や成果を見ることもせずに
適当な共通試験と面接だけで採用するからおかしなことになる.
有能な人材を渇望している企業の研究開発者が修士論文の発表会を
聞きに来て学生を採用するようにすれば専門分野のミスマッチもないし,
学生も真剣に研究するし,大学の先生も修士論文の指導に手を抜けなくなるし,
悪いことは何もないと思います.
現在の制度によって,最終的に一番被害を被っているのは
大学院生らしい大学院生を採用できなくなっている企業なのですが.
現在のような無駄に長く非効率的な就職・採用活動はリクルートをはじめとする
就職情報企業にとってはおいしいのだろうとは思いますけれどね.
だからこそ彼らが盛んにFUD戦略をとるわけですが.
それに乗せられた学生は学生で,あちこちから案内される就職セミナーに熱心に出席することが,
新聞といっしょに毎日届けられる折り込みチラシを片っ端から読むかのように
情報企業への協力になるだけでほとんど時間の無駄だということに気づかないのが
おかしいというか,世の中の仕組みをわかってないなと痛感させられます.
就職担当者のきれい事を聞いてもなんの参考にもならないのに.
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:3, すばらしい洞察)
修士がある分野をマスターした人だとは見なしていませんし、専門家を雇い入れるという感覚は皆無です。現在の能力でなく将来性を期待するのが日本の新卒採用です。
経験が足りないだけで学問は修めた人、なんてのは教授とのコネで試験を受けにきてもらえるように頼みます。
ハッキリ言って高専より悪い大学が多すぎます。
修士の方は社内でその分野の講座が即持てる、博士の方はその分野なら社内の専門家と即議論できる、そのレベルを全く期待できません。
大多数の大学が、優秀な人が学んだり才能を伸ばしたりする所になっていないのが残念です。
(10年採用活動中なのでチキンなAC)
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:2, すばらしい洞察)
企業側:大学側の供給する人材の能力が低いので、研究成果なんて見ても仕方ない。一次試験の代わり。
こりゃ話にならないですよね。
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:3, すばらしい洞察)
企業側:大学での教育(研究等含め)を仕事に直接活かせることはほとんどない。一次試験の代わり。
別に相反しているわけではなく、企業の採用側もたぶん学生の研究を妨げたくはないと考えています。
でも
「自分のところで欲しい学生を他の企業に先に採用されてしまうのは困る。」
「あそこは○月から採用活動してるらしい。じゃあうちも。」
という形でどんどん採用活動開始が早くなってしまっているようです。それを防ぐために経団連の倫理憲章なんかがあるのですが、やはり徐々に...
修士で行っている研究内容を直接活用できる職場などというのは企業側もほとんど用意できません。一部の研究部門くらいでは可能性がありますが。つまり、研究の成果は採用する際には特に求めていません。
ある程度(大学入試を通るレベルの学力)とやる気があれば、十分というところです。あとは集団に入って周りとうまくやっていけることが求められるかな。
ただ一言言わせていただきたい。
学生の皆さん、まず将来仕事としてやりたいことを見つけましょう!!
就職活動はそれからだ。
採用に関わっているのでAC
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:2, 興味深い)
それで学生を惑わせないでくれっていう大学側と、もともとあまり期待していないですって言ってしまう企業側との綱引きになってしまっているのはあまりにも相互不信というか非生産的だと思うのです。他のコメントに見られるような就職活動に注力して研究しない修士学生なんか企業の方もどの分野の学生でも採りたくないのではないかと思います。でもそんな学生を掴まされてしまっている原因の一つに今の就職市場の状態があるんでしょう。
お互いに現状で最適化しようとした結果、相互に好ましくない行動を取り合ってしまっている状態だと思います。
Re: (スコア:0)
昔は『就職協定』なんて言葉もあったんだよ。
公式には卒業年度の9月が就職活動のスタートだったかな?
でも実際にはその2~3ヶ月前には内々定が出ているものだった。
ちなみに当時で就職協定破りが最も酷かった業界の一つがマスゴミ。
卒業年度の前年の1月とかには終わっていたそうだ。
そいつらが「年々早くなる青田買いは問題だ」なんて白々しい報道を
してるんだから、そりゃあ青田買いは無くならんわなと。
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:1, すばらしい洞察)
今回の声明は、「博士になれば第一級の研究者になるのに何してくれんじゃ!」というトップレベルの頭脳流出を嘆いての事だと思っています。
凡百の我々には関係ないのでは?
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:2, すばらしい洞察)
モデレータはスバ洞やっとくれ。
工学系大学院は、研究室内では学生は基本的にただの労働力で、
優秀でやる気のある一部の学生にだけ教授たちは熱心に教えてるな。
一生懸命仕込んでる/仕込もうとしている学生を
就職活動で拘泥させるなとか
博士課程への進学の石が固まる前に企業がさらっていくなってことでしょう。
労働力としての学生は適当に働いたら
さっさと引き取って就職実績になって、
後のより優秀な学生の餌になってくれればいいんですよ。
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:2, 興味深い)
高専より大学が悪いと言うよりは,大学よりも高専の方が学生が真面目に勉強出来る・学生を真面目に指導
出来る環境に恵まれてるんだよね. 学校の敷地内の寮で暮らして,実験やロボコンなで実際に物を作る
ことを経験出来るのは今の日本ではとても貴重なことになってしまってるんだから.........
実際に不況期でも,そんじょそこらの大学よりは高専の方が就職率がずっと良いんじゃないかな?
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:1, 参考になる)
就職先にこだわらなければ学校にくる求人だけでも卒業生の人数は十分にまかなえるし、
90年代の不況でまわりの連中は就職に苦労してるんだろうなと傍目に見ながら活動してました。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
> 企業は大学や大学院に期待していません。入社一次試験の代わりです。
大学は職業訓練校ではありませんからしょうがないんですけどね。
一応、物事の研究を通じて課題発見と解決方法の探索の基本を
多少は経験しているだろう、程度ですね。あとはやる気とか性格とか。
入社直後の教育も、どうせ居眠りしてるか5時過ぎると忘れてしまうらしいので
早々に現場に送り込んで職場にあった訓練をするしかないのが現状。
# 一応全社的な各種教育システムはありますので、共通スキルの訓練は大丈夫ですが
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:2, 参考になる)
ですよねー。
ちょっと前に就職活動を終えましたが、
面接に持っていったのは4年の研究成果です。
まあ4年としてはそこそこの成果だったので自分にとっては有利な状況でしたが。
4年でデータが出てない人は、文系的な就活で戦うしかなくなる。
バイトがんばりました!とか、課外活動がんばりました!とか。
で、それで結構通るんだよなあw
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:3, すばらしい洞察)
4年や修士での知識や成果のほとんどは、企業では役に立たないですよ。つまり、そこに至るプロセスでどんなことを学んできたかのほうが重要。目的は違うかもしれませんが「課外活動がんばりました!」で得たことがあれば、それは戦力になる可能性があります。
結果を出すことができたのは、指導教官のおかげだったり、ラッキーだっただけかもしれませんが、そこで何かを学んできたということは、その人の価値です。
結果を出したという事実よりも、どうやって結果を出したかが重要なのです。
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:1)
バイトがんばりました!
では、なにも大卒、修卒である意味はありませんね。
高校卒業してから青年海外協力隊に行ったり、
フリーターのほうが有利になったり、するのでしょうか。
学部、修士で歴史的発見や発明をしている必要はないですが、
研究開発の基本技術とプロセスを身に付けていることが期待されているべきです。
Re: (スコア:0)
> 研究開発の基本技術とプロセスを身に付けていることが期待されているべきです。
問題は、採用する側(企業の人事部)がこのプロセスを身につけていない場合が多く、
話を聞いても見抜くことができないのです。
なので、課外活動がんばりました!、バイトがんばりました!、で通用してしまう。
それで採用されたのが、人事の気風と一致するもんだから、人事部に行ってしまう。
最悪の循環のできあがりです。
Re: (スコア:0)
社会的な評価を受けやすい、チャンスが大きい分野ですから専門外の方が課外活動的にでもいいので参加してほしいものです。
Re: (スコア:0)
嘘はやめようよ。
ちゃんと「企業が役立ててない」と言うべきだ。
こんなの努力と才能の無駄遣いでしかない。
そりゃあ『頑張ったら負け』になるよね。
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:1, 参考になる)
企業は研究テーマを買っているのではなく、その人と能力を買っているのです。
大学で研究してきた人が就職して研究するとは限りません。
たった2年か3年程度で学んできた狭い分野の専門技術に一生をかけるなんて人はほとんどいません。
企業に入ってから学んだいろいろな分野の技術や、広げた人脈や信頼のほうが圧倒的に有用です。
就職してからも、きちんと勉強して成果を出さないとそういうものはついてきません。
まともな人事であれば、そういうことをできる人かどうかを見ています。
面接では、やったことや何をやりたいかを聞いて、おしまいなんてことはなく、
どういう貢献をしたか、どういう苦労があって、どういう工夫をしたか、
それを通して何を学んだかなどを聞くはずです。
何も聞かれなかったとしたら、ダメ人事か、すでに(書類審査で)決まっているかのどちらかでしょう :-p
学会でのプレゼン回数は定めるべき。 (スコア:2)
学会の規模に応じて点数を割り振り、参加した学会の総点数が一定を超えていなかったら修了させない」
というローカルルールを作ってました。
最低でも4回、基本6回くらいは発表しないと修了出来ません。
そこで論文を書き、真っ赤になって帰ってきたのを再推敲して直し、
プレゼンを作って発表し、散々に突っ込まれて頭抱えながら再構成した経験は、今でも役に立っています。
思うに、大学院2年程度の研究が企業で役に立つとは思えないし、
逆に企業で出来ない、お金にはならなさそうな、
思いつきレベルの研究が出来るから大学の研究室に意味があると思うのです。
そう考えると、大学院生が学部生にたいして優位に立てるのは、そういった
「自分が行った研究をしっかりとりまとめてわかりやすく発表する」という経験じゃないんでしょうか。
学会参加すれば、その分野の他の研究などもある程度知ることが出来て、
同じ業界での認識のズレも減ってくると思うので、企業としても、修士を取る意味が出てきます。
もちろん、分野によってはそんなに頻繁に学会に発表できないところもあるんでしょうけど、
それにしても、最低半年に1回くらいは学会発表する、くらいの基準は持たせるべきだと思います。
Re:学会でのプレゼン回数は定めるべき。 (スコア:1, 興味深い)
うちの業界だとそれなりに多いように思います。
しかしながら、
ノルマとして課されている弊害か、
聞くに堪えない発表が散見されます。
人前に出せるレベルに無いのに、
卒業のために発表させる。
そんなことが横行するので、学会側としては、
あまり学生の発表を無闇に増やさないで欲しいと思う。
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:1)
まぁ、私は院卒じゃないけど。
「バイトがんばりました!とか、課外活動がんばりました!とか。」で通す能力は、割と多くの局面で求められると思います。そりゃ理系の院卒様はとてもお偉いのでしょうが、文系の人たちをあまりバカにしないでください。
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:2, すばらしい洞察)
それって、その大学の学生でなくてもできることじゃないですか?
じゃあ、大学に行く必要なかったんじゃないですか?
文系でも、大学できちんと研究をしてきたのならばアピールすべきことはあるでしょう。
芸術学とか考古学ですら、きちんと企業に評価される(研究結果自体ではなく、研究に
取り組み、その成果を出した能力)ものです。
大学できちんと研究をせず、「バイトとか課外活動」しかしていないのであれば、
馬鹿にされるのも当然です。
元コメントに反論すべきは、「文系もきちんと研究して成果を出している。
『バイトがんばりました!とか、課外活動がんばりました!』みたいな
就職活動をしている連中ばかりじゃない。文系をバカにするな」であるべきで、
>「バイトがんばりました!とか、課外活動がんばりました!とか。」で通す能力は、割と多くの局面で求められると思います。
なんて開き直るなんて、語るに落ちます。
そもそも、そういう活動って、具体的に評価できる成果がありますか?
自己申告で「バイト先で副店長をまかされました!」とか言うのは勝手かもしれませんが、
それがどの程度すごいことか、採用する側には判断つかなくないですか?
まあ、採用担当が研究や論文の質をある程度判断できない程度の会社にはお似合いって
ことなのでしょう。
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:1)
課外活動は特定の学校でなければならないのが沢山ある。
これを馬鹿にするのはオカシイ。
そもそも研究や論文の質は指導教授への評価では?
the.ACount
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:1)
理系の大学院生なのに文系理系を問わず誰にでも、学部生でも容易にできることしかできないのが恥ずかしいんじゃないでしょうか。
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:1)
...これで私は、本当に恥ずかしい人になりましたが。
誰にでも、ひょっとしたら高校生にでもできるような面接対応でパスした人なので orz
Re: (スコア:0)
それのどこが能力なの?
Re: (スコア:0)
当人たちは「コミュニケーション能力」とか呼んでいるけどね。
Re: (スコア:0)
研究からお金までが遠いか近いかで分類した方が健全に思える。
文学研究者をいかに餓死させないかというのも重要だけど、
企業維持に貢献するしないというのはどうしても分野によって違いが出る。
もっと端的に言えば、かけっこが速いからといって
クロネコヤマトで100%役に立つわけではなくて、
(本当にかけっこが役に立つのはラストワンマイルだ)
そうなるまでに要した過程が、今後も同様の成長を示すという傍証になるわけで。
そういうのが多分『文系的就活』。
逆に、大学での研究が就職の役に立つなんてのは、
かけっこが速いから飛脚になるくらいのレアケースだと思う。
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:1)
そうなってしまっているのが、今の日本社会の最大の問題。
特に日本の原動力である製造業では、目の前の問題に科学的・論理的に分析・調査・解決ができる人材をいつでも欲しているはず。
特に修士ぐらいの人に望んでいるのは、独自のテーマを開拓できる博士のような能力ではなく、科学的・論理的展開能力。
研究の「成果」自体は、教授から与えられた研究テーマの良し悪しという運に左右されるが、その成果に至る道筋に、その人の科学的・論理的展開能力が表れるのでは?
それを武器にできず、文系的就活しか出来ないとすれば、学生にとっても企業にとっても不幸。
青田買いで得をしそうなのは、文系が牛耳っているけど、たまには理系の能力が欲しい非製造業とちゃうかなぁ。
企業の方も、修士の研究成果そのものが就職に直結することは
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:1)
the.ACount
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:1)
(無意味な突っ込みにまじレス)
別に、「科学的」や「論理的」に独自性は必要ない。
当たり前のことを当たり前に考えることができれば、「科学的」だし「論理的」。
でも、世の中、そんな当たり前のことが通用していない。
最近の金融危機もマスコミにかかると、
「このまま円高が進むと、石油や食糧が安くなって、一般家庭の家計には朗報ですね」って。
それ、円高が進んでも収入が下がらず将来不安もないごく一部の人だけ(もしかしてマスコミ関係者ってこういう部類?)の話。
一般には円高で景気が悪くなって、すぐに給料下がらない人たちでも、将来不安が増大する。
経済のど素人が考えたってわかるこの「論理」を、少なくともマスゴミは平然と無視する。
こんなアホな報道に引っ掛からない人が大半と信じたいが、
世の中、あまりそうでないらしい。
Re: (スコア:0)
> クロネコヤマトで100%役に立つわけではなくて、
そうですね。かけっこが役に立つのは佐川急便ですね。
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:1)
>極端な言い方をすると,世界標準からしても,2月に修士論文を出してから
>就職活動してもいいぐらいです.企業もたいして人を能力や成果を見ることもせずに
>適当な共通試験と面接だけで採用するからおかしなことになる.
分野にもよると思いますが、研究成果から企業が能力をどこまで把握・評価できるか
という問題になると思います。企業の研究開発者が修士論文の発表会を聴いて、
ほんとうに正確に判断できるのでしょうか。
自分の研究を100%生かした就職をする人ばかりではないですし、
企業も学生の実績だけではなく将来性の方を重視するというのもあるでしょう。
展開されている論のうち、「就職時期や研究意欲への配慮」と「企業が学生を評価すること」は
直接的な因果関係がないと思います。
Re: (スコア:0)
それに研究能力は突き詰めれば知的生産の基礎体力を養うものであって、それこそが大学卒が他の教育課程を終えた人に対して持つ優位なんだが、仰るとおり研究意欲を殺ぎ続ける圧力が就職市場からかかるのが現状。
大学に入るだけの基礎学力があることが重要なんなら、企業側で大学入試と同じ時期に大学入試と同じ体裁で就職試験をすればよいだけなのに。
大学なんかに興味ないけど就職のために行こうと思ってる人にはむしろありがたいでしょう。学費と在学中の生活費の負担は結構なものだよ。企業側も早いうちから実務での教育をできるからよいはず。
Re: (スコア:0)
それと同じくらい、人間の多いところに4年間通い続けることも重要だと思います。
要するに試験できない人格テストを4年間かけてできる。
Re: (スコア:0)
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:1)
自由度の高い大学では簡単に脱落できるから、判定に使える。
the.ACount
Re: (スコア:0)
もっとも義務教育以後と考えると、高校と大学では倍違うから
そこで精度も違ってくるだろうけど。
Re: (スコア:0)
どうしてなんでしょう?
企業が大学に専門教育を求めないので、大学(院)も専門教育を放棄する
大学(院)レベルの勉強をがんばろうがサボろうがほぼAで送り出されるとあっては、努力するだけバカを見ます
学生は現実を見て、あわせているだけです
うろ覚えですが何かのアンケートで、企業が新入社員に求めるものは「社会人としての常識」(!)
企業も企業で社会人教育はやりたくないと
おもしろいですね
大学も企業も、育成はやりたくない
でも、大学(院)卒の格は欲しい、
そこらへんが、日本の指導者層の姿勢ではないかと
Re:大学院のバブル女子短大化 (スコア:1)
へー、今の大学はそうなんだ!
オレの頃は優・良・可がモロに付いてたから、必要以上の講義を取って「確実に優だと思わなかった単位は取らない」なんて事して優をそろえてたよ。(優ばかりの中に1つだけ可があったのは愛嬌。マンガに優の数がどうとかいうのがあったなー)
the.ACount